久しぶりの更新。っていってもお知らせです。
3月前半に行ってきたロッテルダムにあるコンテンポラリーアートセンターWitte de Withの記事を、SHIFTに書きました。2ヶ月も待っていただいて、SHIFTには申し訳ないです。
っていうか、大した情報は得られませんのであしからず。
それでも読もうという方は、こちらからどうぞ。
ニューヨークから帰ってきて、ブルターニュに行ったりもしましたが、実はここ最近風邪なのかなんなのか、体調がめちゃくちゃ狂っていて、ブログに書きたいネタはいっぱいあるのに、実行に移す暇と気力がありません。明日のヴェルニサージュまではどたばた。そしてまた6月最初のバーゼルまでもどたばた。いつになったら終わるんでしょうか、、、。
前から見たかったLever Houseどどーん。
多い多いとは知っていたけど、どこを撮っても星条旗が入ってくるのが気に入らない。ありえへん。
ニューヨークレポートいつになったらできるんでしょうかね。
クリックお願いいたしますー。
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ここ最近のフランス現代アート界の話題といえばこれかな?
フランス人映画監督であり、「現代美術作品のコレクションをするために映画作ってる。」なんてまで言われている有名現代アートコレクターのクロード ベリがパリのマレ地区、ポンピドゥーセンターの裏側にEspace Claude Berri/エスパス クロード ベリをオープンする(した?)こと。
日本でも有名な映画だったら、愛人/ラマン のプロデューサーだった人ですね。
今日はそこのヴェルニサージュ(オープニング)だったので、仕事帰りに行ってきました。
19時半頃に到着すると、招待状を持った人たちの山がランビュトー通りにできていました。
もうすぐ春だというのにとっても寒い今夜、「待つのいややな。」と言いながら、「じゃタバコ一本吸い終わるまで待って、それで入れへんかったら帰ろか。」と言っていたら、タバコを吸い終わる直前にクロード ベリさんといつもギャラリーに来る人が入り口付近に来たので、問題なく入らせてもらうことができました。
8 rue Rambuteau(ランビュトー通り8番地)に位置するpassage Saint-Avoye(パッサージュ サンタヴォワ)の4番地。元はモード界御用達のショールームだったところをジャン ヌーヴェルが改築してこの展覧会スペースが作られたわけですが、パッサージュの中にもこれまた多くの人があふれかえっていました。問題のスペースは思ったよりも小さくて、まあいわば一般的なギャラリースペースくらいの大きさ。

Gilles Barbier/ジル バルビエの「Le cockpit, le vaisseau, ce qu’on voit depuis le hublot」展が 3月21日から5月10日まで開催されています。
ジル バルビエはパリ6区の現代アートギャラリー、Georges Philippe et Nathalie Valloisのお抱えアーティストさんで、今回の展覧会もそのギャラリーとのコラボレーションという形で行われています。それでもエスパス クロード ベリという名前だし、彼はコレクターだし、ということで、私の頭の中では「まあ言ったら、ある財団が展示スペースを持ってるみたいなもんかな。」という想像が勝手に固まっていたわけですが、実際にジョルジュ フィリップ ヴァロワもシャンパングラス片手に真っ赤な顔をしながらスペース内で仕事をしていたし、受付カウンターのようなところには、しっかり作品の価格表もあって、「ばりばりの商業スペースやん!」と驚きました。
このスペースはアートセンターとギャラリーの中間のような役割を持ち、クロード ベリお気に入りのアーティストたちが作品を発表できる場として機能していくようです。そしてその売り上げはコラボレーションをしたギャラリーとクロード ベリで山分けというわけ。ほー。ちょっと微妙かも。
インド人アーティストたちの展覧会も企画中とのこと。
クロード ベリのコレクションなら、ロバート ライマンやダニエル ビュレン、ポール マッカーシーなんかの作品も将来的にここで見ることができるでしょうか。
まあどちらにしても、マレ地区でギャラリー巡りをするなら、この空間も通り道のひとつになるでしょう。
映画界のかっこいい俳優さんとか美しい人たちをたくさん見れるかも!?なんていう期待もあって行ったのに、全然普通でした。まあ重要な人物たちは前日に行われた晩餐会のほうに招待されていたんでしょうね。
展示スペースをさーっと一周して、とりあえずシャンパン一杯だけ頂いてさっさと帰ってきました。滞在時間は多分30分もなかったかな。
でも私の行動範囲にばっちり入ってくる地区にあるので、買い物帰りにまた寄って、人がもっと少ないときにじっくりバルビエの世界を堪能しようと思います。
クリック再開してみました。お願いしますねー。
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アート本で有名な出版社、Jrp/RingierのGilles Barbierの本。
フランスはニームにある現代アートセンター、Carre d'Art de Nimesの有名キュレーター、フランソワーズ コーエンの編集ですね。これチェックだな。
あとやっぱりNinety Magazineははずせません。
クロード ベリ監督の映画作品たちはこちら。
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明日、あさってとオランダはロッテルダムに出張に行ってきまーす。
出張って言っても、ロッテルダム映画フェスティバル関連で開催された展覧会の後始末に行くわけですが、パリからロッテルダムまでの電車代プラス一泊の宿代まで出して、わざわざ私が行く理由がいまいちわかりません。まあでもロッテルダム行ったことないし、電車代とホテル代はフェスティバル持ちなので、まあいいか。
そしてロッテルダムは私が前から行きたかった街。
だってどうしても見たいものがあるから。
それは、これ。
マウリツィオ カテランの作品。これ大好き。
でもねー、この作品は存在を知らなくて、ふと展示室に入ったらこれがあった!っていうほうが効果大だと思うんですよね。私はもう調べすぎてしまって、新鮮な驚きはないかも。と心配です。
そしてブリューゲルのバベルの塔。 (調べてみたら、この作品、3月中旬から何ヶ月かパリのルーブル美術館に貸し出されるようです。なーんや。)
それとロッテルダム映画フェスティバルが予約してくれたホテルがふざけ過ぎ。
こんな真っ赤かとか真っ黄きの部屋でちゃんと寝れるんかな。
そんなわけで、月曜日に到着してすぐちゃっちゃと働いて、火曜日は美術館巡りに集中したいと思います。ギャラリーも行きたかったけど、ロッテルダムで見たかったギャラリーは現在どこも大して興味を引かれる展覧会をしていないうえ、営業が水曜日から土曜日のとこばっかりなので、今回はやめときます。
行こうと思ってる美術館はもちろん!
伝説的現代アートセンター、Witte de With。(っていうかここで働きに行くのです。)
超有名美術館で、上の写真の作品もある、Boijmans van Beuningen美術館
あとはKunsthal。
元気があれば有名なロッテルダム現代建築もじっくり見てきたいと思います。
楽しみー!ここで土産話もできるかな。
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ピエール ユベール第2弾。
2007年9月に書いたままで放ったらかしでした。ではどうぞ。
今週の月曜日にギャラリーに到着した私が言った最初のフレーズは
「昨日のストリップティーズ見た??」
ストリップティーズとは、いわゆるお姉ちゃんないしお兄ちゃんがエッチに服を脱いでいく行為のことではなくて、france3というチャンネルで毎週日曜日の夜に放映されている伝説的ドキュメンタリー番組のことです。この番組はフランスやヨーロッパに住む人たちを密着する番組。インタビューなんかの質問や家族や友人たちのコメントもなく、ひたすら一人の人物あるいはカップルなんかに、まさに「密着」しまくる番組です。
なぜそんなことを私が聞いたかと言うと、週末にオレロン島へ友人の結婚式に行っていて、6時間の旅程のあと、やっとお家にたどり着いてつけたテレビ番組で、「うん?この人見たことあるなー。誰やったっけ?ああ!ピエール ユベ−ルや!何してはるんやろ!」とPierre Huberというスイスの超有名ギャラリストであり、超有名コレクターであり、Art BaselのディレクターであったLorenzo A. Rudolf と共にバーゼルのフェアをあんなに大きくした人であり、そして彼と共にまた先週に上海で開催されたShcontemporaryという上海の現代アートフェアの創設者でもある、現代アート界をまさに動かしている人物です。
そんな彼、「ストリプティーズ」という番組を知らなくてこの企画を受けたんでしょうか。
もう恥ずかしいくらい。
例えば、
彼氏といちゃいちゃするピエール ユベール
彼氏と真っ裸でサウナに入るピエール ユベール
彼氏とテレビ見ながらベッドに横たわってるピエール ユベール
中国人アーティストWang Guangyiのアトリエに行って、アトリエ中の作品を買い占めたあと、彼の名前すら覚えてないピエール ユベール
それが中国人スタッフやアーティストにもばれていて、通訳やスタッフが「ピエールに君の名前を聞いてみなよ。どうせ知らないから。」なんてバカにされている横で、すっかり上機嫌のピエール ユベール
中国の田舎で、その辺を通りかかった地元の人たちに「なんやこの匂い?」「フランスの香水か?」「くっさー」「彼どうせ中国語わかってないから、言いたい放題やな」なんてこれまた思いっきりバカにされているのに、横で「中国人はみんなやさしくて、素晴らしい国だ!」なんて上機嫌のピエール ユベール
っていうか、そういった中国語の会話が字幕で出てるんです!
だから理解してないのはピエール ユベールだけ!という状況が出来上がってしまってるんですねー。
その他にはニューヨークのレストランで、彼氏と、パリのギャラリストであるエンリコ ナヴァラと、顔は隠されていましたが丸わかりのフィガロ紙のアート市場記事担当ジャーナリストであるヴァレリー デュポンシェルとのランチのシーン。ちなみにこの密着は今年3月にクリスティーズ ニューヨークで、ピエール ユベールが自身のコレクションの一部をオークションにかけたときに取材されたものでした。
このオークションはこれまた現代アート界をひっくり返したような大騒ぎと非難囂々な出来事だったので(それに関してはまた書きます)、ヴァレリーにピエール ユベールがひたすら非難されまくってるんです。それに言い返すんだけれど、なんだか説得力のないピエール ユベール。横で見てるだけで何も言わないナヴァラ。
ピエール ユベールのしょうもない話を必死の形相で聞いているKader Attia。
そんな話を唯一ギャラリーのメンバーのなかで、番組を見ていたオーナーと私とでしていたら、オーナーが、「それやばかったのよー。私もあのランチに呼ばれてて、でも偶然他に用事があったから行かなかったの!ストリップティーズの取材が来てるなんて一言も言わなかったのに!大恥かかなくてすんで、良かったー!」とびびりまくっていました。
パリの別のギャラリーで働くめちゃくちゃ面白いスイス人の女性がいるんですが、彼女はピエール ユベールのことも個人的に知っていて、彼女が転職のために仕事探しをするたんびに「僕のところにいつでもおいで。」とピエール ユベールが言ってくれるらしいです。この番組までは「えーいーやーん!」と言っていた私。でも「こないだのストリップティーズ見たわ。ありゃ大変やな。あそこで働くの。」と彼女に言うと、「そうやねーん!妙な家族経営みたいになってて、ロベール(ピエール ユベールの彼氏の名前、こんな感じやったかな?ロジェやったかな?もう忘れました。)もなんかやたらしゃしゃり出てくるしー!無理やわ。」と言ってました。納得。
クリスティーズでのオークション最中に、世界最高オークション額がたたき出されるたびに、ガッツポーズをする彼氏、ロベール。インタビューで「このオークションを、そんなスキャンダル扱いされたって困るよ。僕だって家族のことを考えなきゃならない。僕に何かあったときロベールは一体どうするんだい??」とピエールユベールが言ってましたが、まあ、そんなに大金持ちじゃなくても世の中生きていけるし、ロベールなら他に金持ちのパパをさっさと見つけそうだけど、、、だから大丈夫だよ。今の自分の心配したほうがいいんじゃあ、、、と心で思ってしまった下っ端の私でした。
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ピエール ユベールのギャラリーがアートバーゼル参加を却下されました!彼はスイス、ジュネーブのギャラリストで、彼が今日のアートバーゼルを世界一の現代アートフェアと呼ばれるようにまでしたとも言える人物。巨大コレクターでもあり、今日の現代アート界で最も注目を集める人物のひとり。だから当たり前のようにバーゼル常連だった彼のギャラリー、Art&Publicが今年のバーゼル、そして去年に彼が始めた上海の現代アートフェア、ShContemporaryからも追放されたようです!
そんな噂は前からあったけれど、やっと彼自身も認めたようです。
去年あたりからスキャンダルつづきだったPierre Huber。とうとうですねー。
まず最初のスキャンダルは2007年2月26日にニューヨークのChristie's/クリスティーズ(フラソワ ピノーのオークションハウス。Sotheby'sと共にアートオークション市場最大。)で、彼自身のコレクションを74点、出品しました。それだけなら別に問題ないわけですが、いけなかったのが、ピエール
ユベールが今まで集めたコレクションは、「今度ピエール ユベール財団を創設するんだよ。その財団からローザンヌ美術館でコレクション展もするんだよ。」という建前で作品を購入していたこと。財団というと、まあいわば美術館や基金のような扱いで、アーティストやギャラリストとしては、作品の一般価格からかなりの値引きをして売るのです。
ピエール ユベール本人は、本当に財団を創るつもりではいたけれど、ローザンヌ美術館からのその後の音沙汰もないので売却することにした、って言ってます。このクリスティーズでのオークション騒動は別に書きます。
そうこうしてアメリカのギャラリストたちを中心に、既に去年2007年のアートバーゼルからの彼のギャラリー追放が求められていました。そんなわけで去年創設された上海のアートフェアでも、世界の多くの主要ギャラリーが参加ボイコットをしていたんです。(そのうえこのShContemporary、オーガナイズが全然できてなくて、問題だらけでものすんごい大変なフェアでした。これ以上書くと愚痴&文句になるのでやめときます。)
そのうえフランスのあるテレビ局が、ニューヨークでのオークション、中国でのフェア企画とアーティストのアトリエ訪問、ジュネーブでの日常生活と、ピエール ユベールに密着し、ShContemporaryオープニング前に放映されたのです。これについても別の記事で書きます。
ShContemporaryでのスキャンダルはというと、このフェアのカタログの表紙に選ばれたのが、Lu Haoという中国人アーティストの作品。
このShContemporaryの開催された会場を象ったお花のさしてある花瓶の作品は、ピエール ユベール自身がフェアに出品していたものであり、参加ギャラリストでありオーガナイザーの一人として、あるまじき行為。そのうえこのフェア期間に行われた賞でも、自分のギャラリーのお抱えアーティストの作品に賞を取らせたのです。そんなのは公正じゃないし、世界中から集まるコレクターも、これらの作品をこぞって購入するという構造ができあがったわけです。まあこの話はフランス人の画商、Enrico Navarra/エンリコ ナヴァラが中心に怒っていますが、彼とピエール ユベールはよく一緒に働いているし、彼も相当腹黒そうなので、もうそのへんはなんだか痴話げんかに見えなくもないですけどね。
そんなル モンド紙の記事をインターネットで読んでいた直後に、多分世界中のギャラリーやアート界関係者に発信されたであろう、ピエール ユベールからのメールがギャラリーに届きました。まあとにかく自己弁護というか、ライバルであるナヴァラにしてやられただとか、自分が創ったShContemporaryのコンセプトを使うな!ということで現在訴訟を起こすつもりでいるだとか、書いてありました。ってことは、今年のShContemporaryはどうなるんだろ?
Artiviでのピエール ユベール。おととしだったかのFIACでのこの作品の売り方も話題になりましたねー。
そんな彼のコレクションが垣間みれるカタログはこちら。でかいカタログです。再び引っ張りだしてきて見てます。
彼の名字をユベールとカタカナで書きましたが、美術手帖には、「ピエール フーバー」と載っていました。英語読みではそうなるのかな。
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