フランスアート界底辺日記//パリの某現代美術ギャラリーでハタラクune petite japonaise(ちっちゃい日本人の女の子)が、ピラミッドの底辺から垣間見るフランスアート界。
2008/05/23 (Fri) Sigalit Landau @ MOMA

ニューヨークではコンテンポラリーアート三昧でございました。
そんなニューヨークレポート、第一弾はMOMAの小さな空間で2008年3月19日から6月28日まで開催されているSigalit Landau/シガリット ランダウの個展。Projects87と題されたところ。この87が一体どこから来るのか、ニューヨーク住人でない私には知る由もありません。87人目ってことかな?

彼女は1969年生まれのイスラエル人女性アーティスト。最近ではフランスでも作品を見る機会がたまーにあります。ちなみに私の働いてるギャラリーに彼女の作品もあるので、実はMOMAでこんな企画が行われているとは全く知らなかったのですが、「勉強勉強!」と思い、ゆっくり堪能させてもらいました。

このMOMAでの企画は彼女がこれまでに制作した三点のヴィデオ作品を元に構成されています。これらのヴィデオ作品は、くるくると円を描く動きを見せるCycle Spunと名付けられた三部作。

まず一点目は2000年に制作されたBarbed Hula。
この作品は、パリのメゾン ルージュでも展示されたことがあり、かなりの反響を呼びました。私のつつましいデジカメでヴィデオを撮ったんですが、ある日の夜にブログの動画としてアップして、朝起きたらもう既に削除されていました。コンテンポラリーアートとしては、世の中にもっと見るに耐えない作品なんていっぱい存在しますが、さすがにブログの動画としてインターネットに載せるにはハードすぎたんでしょうか。説明もなく削除されていたので、そのへんは私にもわかりません。

schulte07-08-05-20.jpg

この画像を見ていただければ予想できると思いますが、死海を背景に、裸のアーティストが、とげのある鉄線でできたフラフープで遊んでいるをしている様子が撮影されています。フラフープが彼女の腹部に触れるたびに、傷がつき血が流れ出ます。それがループで永遠に繰り返されます。
この作品は既に見たことがあったんですが、何度見ても、やはり感情を強く揺り動かされる作品です。

ここから映像が見れます。


二点目はこの展示室の壁一面に映し出される2005年のDead Seeという作品。
Dead See1 Dead See2 Dead See3
塩度が非常に高く地球上で最も水面の低い死海に浮かぶ500個ものすいかと、それに沿ってうかぶアーティスト。まずその色と構成の美しさに息を呑みます。アーティストの頭部近くには、いくつかの割れたすいかが、まるで血を流しているかのように、またその内臓を見せるかのように、真っ赤な内部を見せています。
ランドアートの代表作品である、ロバート スミッソンの「スパイラル ジェッティー」を思い起こさせる、スパイラルを描くすいか。
SPIRALJ-1.gif


画面左下からつながれたスイカが、なんの抵抗力もないかのように、ゆっくりと、でも確実に、裸のアーティストと傷ついたスイカたちをも伴って引っ張られ、最後には画面上には死海の美しい青色だけが残るのです。
こちらは映像を削除されずに残りました。
だんだん腕が痛くなって最後のほう画面がやけにぶれますが、どうぞ見てってくださーい。



三部作の最後の作品は2007年に制作されたDay Done。
Day Done1 Day Done2
写真では少しわかりにくいかなーと思うんですが、廃墟のような建物のひとつの窓から、日中は黒いペンキで、その窓の周りを円状に塗り、そして夜には白いペンキで同じ行為を繰り返すというもの。
説明によると、これはユダヤ教の風習で、新しく立てられた家に、破壊の記憶を残すため、わざとペンキを塗っていないところや完成していないところを残す、というものの逆に利用した作品です。


そしてそしてこれらの三点のビデオ作品が展示されている空間にもうひとつ、彼女の彫刻というのかな?インスタレーションというのかな?とても美しい作品群が素晴らしい詩的な空間を作り出していました。
それはBarbed Salt Lampsと題された、鉄条網を様々な模様に展開させ、死海に沈めたあと、砂漠の太陽の元にさらした作品たち。
これらは効果的なライティングの元、まるでシャンデリアのような様相を見せながらも、ヴィジターの目線の少し下に位置するように展示されていました。
Barbed Salt Lamps detail Lamps


彼女の作品って、今回見て思ったんですが、ハードな主題を取り扱っているのに、哀し気で詩的で、でもどこまでも美しいところが、私の大好きでいつ見ても感動させられるMona Hatoumの作品たちと同じ感情を呼び起こすなあっていうところです。まあMona Hatoumの作品たちはなんだかもっとおもしろおかしいところもありますがね。

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2008/04/24 (Thu) Karen Knorr

この間の日曜日に、前から同僚たちに「ここの美術館いいよー。是非行ってみて!」と言われていた、マレ地区にあるMusee de la chasse et de la nature (自然と狩猟美術館)に行ってきました。
家の近所にあるのに、なぜ今まで足を踏み入れることがなかったかと言うと、私はここにもよく書いているように、何が待っているかわからない知らない空間が真っ暗なときと、きっと動物の剥製があるであろう空間が苦手。日本でも、温泉旅館ででかい熊の剥製があったり、剥製が突如に現れる居酒屋とか、ほんまに無理!生きてる動物は問題ないのに、剥製だと余計に宿ってる魂が何十倍にもなってるような気がして怖いので。だから、信頼のできる(「なんにもないよー。大丈夫だよー。」なんて嘘つかれて実は剥製がどどーんとあった。とかも無理やから。)夫が一緒に行ってくれるまで我慢していたのです。そんなわけでここで開催されていたエリック ポワットヴァンの展覧会にも行けませんでした。

2008年1月15日から5月11日までこの美術館で行われているのは、ドイツ人写真家、Karen Knorr/カレン クノールの「fables(ファーブル)」展。
彼女は、動物を、美術館や宮殿などの、本来なら動物がそこにいることが考えられない、人間たちがその知識と権力を見せつけるために建造してきた空間に配置し、文化遺産と動物たちを全く同レベルで写真の中に収めます。

karen-550.jpg DSCN0296.jpg DSCN0297.jpg
左の写真は、今回の展覧会のために美術館から注文された作品の一つ。美術館内で撮影が行われました。その撮影の様子もヴィデオで見ることができるようになっていました。他にはシャンボール城やシャンティイー城で撮影されたものもありました。右側の写真はシャンボール城です。

じーっと見ていると、そこに動物がいることが全く不思議でなくなってくるような気がします。これらの空間にいる動物たちがまるで人間のように見えてきます。動物と豪華絢爛な内装以外に、今回の展覧会で見られたいくつかの作品には人間も登場します。人間は動物たちと同じように裸で、肌色をした裸身像のよう。いや、他の動物のように毛に覆われていない分、そして内装のように隙間なく飾られていない分、逆に「動物的」に見えます。
(ちなみに合成写真の場合もあります。)

DSCN0295.jpg
ジェフ ウォールの写真のように、後ろからの光でドラマティックな効果が与えられるライトボックスを利用してました。


せっかく来たんだから、ということで美術館も見てみることにしました。
廊下のライトも素敵。
DSCN0302.jpg

DSCN0303.jpg DSCN0304.jpg


こんなライトやイスもありました。
私はヴェジタリアンでもないし、お肉大好きだけれど、角のための狩猟の結果を見ると、美しくて素晴らしい調度品ですが、やっぱり、うー、胸が痛い。
DSCN0313.jpg DSCN0305.jpg


こちらは以前にもこのブログで紹介したベルギー人アーティストで現在ルーブルで個展が行われているヤン ファーブルの作品。ルーベンスとブリューゲルの絵画のある小さな部屋です。
DSCN0307.jpg
これが天井いっぱいにはりめぐらされてあります。入り口から写真を撮っただけです。怖すぎて入れなかった。

正面奥に展示されているのは、このブログでも紹介したエリック ポワットヴァンの作品。
DSCN0301.jpg


こちらの鳥の間の真ん中にどどーんと展示されているのはVincent Dubourgの作品。
DSCN0314.jpg


こちらは、ベルギー人アーティストPatrick Van Caeckenberghの作品。
DSCN0300.jpg


牡鹿と狼の間の天井から垂れ下がっているのはFranck Evennouの作品。
DSCN0308.jpg



そして最後のこの部屋。一番迫力がありました。大して大きくない空間に、動物の剥製の頭像が所狭しと並んでいます。怖い怖い、胸が痛いと言いながら、もう一方で「なんってきれいなんやろう。」って思わずにはいられず、とても長い時間、ここにいました。
DSCN0321.jpg DSCN0320.jpg DSCN0319.jpg DSCN0318.jpg

天井はBernard Lorjouによって描かれています。これらの頭像たちを眺めていると、豚のようなイノシシのようななんだか不思議な生き物が。出で立ちが他の頭像たちと違うので、ふと目に留まるんですが、なんとなんとウォー、ムオー、と吠えだしました!(動画を撮ったんですが、デジカメを縦にして撮ってしまったので、載せれませーん。「動画は横で撮ること。」メモ。)Nicolas Darrotの作品。

ここ何年か、現代アートの世界ではやけに「動物と人間」という内容を扱った展覧会があとを立たないし、このテーマで作品作りをしている良い現代アーティストも大勢いるし、この美術館はなかなかうまく集客できるでしょうねー。そのうえきれいな美術館やし。

ここで紹介した現代アーティストによる作品はほんの一部です。狩猟の武器や道具や、昔の動物研究のプロセスや、立派な調度品や内装に隠れて、現代アートの作品満載のこの美術館。そんなに大きくないので、一時間もあればかなりじっくり見て回れるし、つかれないし、マレ地区散策の機会に是非どうぞ!

Musee de la Chasse et de la Nature
62, rue des Archives - 75003 Paris
Tel : 01.53.01.92.40 / Fax : 01.42.77.45.70
musee@chassenature.org

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2008/04/19 (Sat) Gerda Steiner & Jorg Lenzlinger 「The 4 vegetative sleeping rooms」

ロッテルダムへの2日間の出張の際に見たものについて全く書いてませんでした。
仕事がさっさと済んだのでいろんなものが見れたわけですが、狙って行ったわけではないけれど、なんだか気持ちのいい完成された展示があったので載せておきます。

1967年生まれのGerda Steiner/ゲルダ シュタイナーと1964年生まれのJörg Lenzlinger/ユルグ レンツリンガーのアーティストデュオ、っていうかまあ、カップルですね。1997年から共同で作品を発表しているようです。

私は彼らのことを知らなかったんですが、2004年にはワタリウムで、2006年には日本の三菱地所アルティアムというところでも展示をしているようだし、2003年のヴェネチアビエンナーレでは、いつも素敵な展示が行われているサンスタエ教会を利用してインスタレーションを行ったようです。その模様はこことかここからどうぞ。

彼らの公式サイトはこちら

Museum Boijmans van Beuningenをふらふらしていたら、デザイン部門の展示室へ向かう途中の廊下(?)のような空間で、彼らの4つのインスタレーションに出会いました。

Bone Tree, 2006
「どうぞ中に入ってベッドで寝転んでください。」なんて書いてあります。
P1010401.jpg

なんだこりゃ?と思いながら、もちろん寝転んでみました。
P1010395.jpg

ベッドに寝転んで上を見上げると、なんだか骨とシルバーのアクセサリーでできたような木。
P1010399.jpg

寝転んでいるときに、一緒にこの美術館に行ったけど、単独で探索していた同僚に見つかってしまいました。「かな、何してるん!」って。
思わず作品を前に寝そうになりましたが、あと3つも見逃せない!とがんばって起き上がります。


お次ぎはこの部屋。My aunt from Borneo, 2006
P1010405.jpg

さあ、入ってみましょう。
P1010402.jpg

このブログ始まって以来の初の動画を試みてみました。
インスタレーションに囲まれているような気分になってもらえるかなー?



三つ目は不思議がドピンクの木の部屋。Crystal Forest, 2006
P1010406.jpg  P1010407.jpg



最後は真っ暗な部屋。Sleeping Seeds, 2006
以前にも書きましたが、閉じられた空間や自分の知らない真っ暗な空間が苦手な私。
これだけは中に入ることがどうしてもできませんでした。
でもカーテンを少し開けてちらりと中を覗き見ると、座っていいソファがあったり、真っ白の不可思議なオブジェがたくさんありました。
むりー!こわすぎー!
そんなわけでこんな写真しかありません。
P1010410.jpg

せっかく勇気を出して、「せめて写真一枚だけでも!」と思った割には、写真がぼけまくってすいません。びびりすぎ。

インターネットで調べていてわかりましたが、この展覧会はThe 4 vegetative sleeping roomsと名付けられていました。それも彼らのサイトによると、2006年11月から2007年10月までの展示予定だったよう。ってことは、私が行ったときは本当は展示されていなかったことになります。延長だったんですね。わー知らなかった。ラッキー!

コンセプトだとかなんだとかっていうのが先に来て、「私は現代アートがよくわからないから。知らないから。」なんてことをよく聞きますが、もうそんなことおかまいなしで、まるでディズニーランドのアトラクションを体験する(良い意味でね。悪い意味での「アートのディズニーランド化もたーーーーっくさん存在しますので。)ようなワクワクドキドキ感を味わえて、それでいてグロテスクで、いわゆる「夢の世界を演出」するのではなく、妙に現実的な作品たち。少しピピロッティ リストの世界を連想させて、なかなか興味深かったです。

来週はブリュッセルへ2日出張、5月最初はニューヨーク出張(!生まれて初めてのアメリカ大陸です!)そして6月はバーゼル出張が待ち構えています!毎回少しでもレポートできればいいんですが、、、。ゆっくり待っていてくださいねー。

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2008/02/25 (Mon) Passage du Temps フランソワ ピノー コレクション展 for SHIFT

わざわざリールまで電車に乗って見に行ったのに、もう2ヶ月近くほったらかしにしてしまっていたPassage du Temps フランソワ ピノー コレクション展の記事がShiftに載りました。

PASSAGE DU TEMPS_ VIOLA Bill-GFBD_first light KP

こちらからどうぞ。


フランソワ ピノーさん、たまに私の働いているギャラリーにもいらっしゃいます。こちらとしては、この財団を美術館、経済的な余裕と投資方法としては、それ以上の存在として捉えていますから、ポンピドゥーセンターなどの重要な現代アートコレクションを持つ美術館のディレクターと同じように迎えます。でもそこは比べ物になりませんねー。ポンピドゥーセンターなんかの公立の美術館は「この作品をポンピドゥーセンターに売りたい。」とギャラリーが動き出してから、何ヶ月もその作品を誰にも売らずにリザーブし、コミッションに向けて学芸員やキュレーター一人一人に売り込んで、何週間、何ヶ月もコミッションで作品購入が決定されるまで準備するわけです。やっとコミッションに通ったのはいいけど、それからまた支払いまでが時間がかかる!ピノーさんがフランスの行政の遅さに愛想をつかすのもわかりますね。だって彼は美術館に売るのと同じような規模の作品を、パッとギャラリーに10分ほど来て、パッと買ってしまわはるんですもんねー。まあ、彼ほどの忙しい人がギャラリーにわざわざ来るということは、買いにくるというのと同意語だと思うので、当たり前かもしれませんが、それにしても買うか買わないかを決めるのがいつも早いなーと感心します。

フランソワ ピノーコレクションのカタログ。ベネチアでのコレクション展のカタログです。
 
リールでのコレクション展のカタログはまだAmazon.jpでは扱われていないようですね。

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2008/02/24 (Sun) Gregor Schneider@maison rouge

先日maison rougeで始まった展覧会のヴェルニサージュ(オープニング)に行ってきました。

Gregor SchneiderとPilar Albarracinを筆頭に、 Marie MaillardとJohn Cornuの作品も展示されている4つの展覧会のヴェルニサージュでした。そのなかで、私が「うっひゃー!すごーい!」となったのが、Gregor Schneider/グレゴール シュナイダーのインスタレーション。

グレゴール シュナイダーは1969年生まれのドイツ人アーティスト。
gregor schneider

私は恥ずかしながらこのアーティストを知らなかったので、まったくなんの予備知識もないまま、インスタレーションの中に飛び込みました。と言いたいところですが、インスタレーションの空間に入るためには列に並ばなければけませんでした。それも「一人ずつ」との注意書きが貼ってあります。ヴェルニサージュで人が殺到することもあり、その日は「二人ずつ」。そのうえこのインスタレーション作品に入る前に、「空間内には監視員もいませんので、セキュリティー面でのトラブルがあった場合、maison rougeは責任を持ちません。」という紙に、「了解しました。」という意味でサインをさせられます。こわすぎ。「私一人でインスタレーション入れっていうの大嫌いやねん。」と言いながら、仲良しの友達と一緒に行っていたので安心して入りました。

うーん、いろいろとインスタレーションの様子を書きたいのですが、それではこの展覧会のネタバレになってしまう。困った。
とにかく、私、これは一人ではぜーーーったいに体験できない作品でした。なぜなら私はこわがりすぎるから。とにかく自分の知らない空間というか、一体何が待っているのか、視覚で瞬時に判断できない空間に入るということに恐怖を覚えるのです。お化け屋敷とか絶対無理。たとえお化けに扮したお兄ちゃんがおどろおどろしく出てこなかったとしても、入り口付近でもう既に後戻りしています。
まあ、こんなことを書いていますが、この作品はお化け屋敷でもなければ、普通の人にとっては怖くもなんともない空間なんでしょう。

とにかく、友達と大騒ぎしながら(って言ってもぎゃーぎゃー騒いでたのは私のほう。)、「カナ、手を握ってあげてるから心配しないで!」なんて年下の女の子に先導されながら進みます。最初のほうは、「なんやこれ?」とキョトンとした顔をしながら進んで行くのですが、ドアをいくつも開けて新しい空間に入るたびに、「うわー!なんやこれー!」となります。そしてこわいのが、「こ、このドアたち、逆戻りできなくなってる!」と気づくとき。そしてときには次のドアがどこにあるのかすぐにわからないときもあるのです。もうどこにいるのかわからない。ここはどこー!ほんまにmaison rougeなん?!いつになったら出口にたどり着くのー!?といった感じ。精神の安定、崩れまくりです。
大げさに書いているようですが、もしもこれ一人で入ってたら、逆戻りして開かない扉をどんどん叩きながら「出してくれー!」と叫んでたと思います。
まあ、私以外の人はみんな、なんともない顔で作品から出てきてましたがね。
はっきりいって、私がある意味一番いいお客さんやん!と思いました。


このアーティスト、16歳のころに父親から譲り受けた一軒家のなかを自分で改造し、不思議な空間を作り出すことで有名みたいです。2001年のヴェネチアビエンナーレでは、ドイツ館のアーティストに選ばれ、金獅子賞も獲得しています。へー。有名な人なんですね。

Gregor Schneiderのサイトから写真やヴィデオがもりだくさんに見れますよ。

この展覧会は2008年2月22日から5月18日まで開催されています。
機会がある人はぜひどうぞ。私のように一人で入るのが怖い人は、気の置けない友達や恋人や家族とかと一緒に行って、作品に入るまえに、「どうしてもこの人と一緒がいいんですけど。」って頼んだほうがいいですよ。

展覧会ではグレゴリー シュナイダーのカタログも閲覧できるようになっていました。

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プロフィール

Author:kana
パリにある現代美術ギャラリーで下っ端としてハタラク。

京都生まれの京都育ち。2000年5月にフランスはリヨンに来て4年何ヶ月かほど過ごし、2004年9月から現在に至るまでパリに、猫のミントと一緒に生きています。

こんなものも書き始めました。
「パリ現代アートギャラリー攻略ブログ」
http://kana-sunayama.iza.ne.jp/blog/
こっちでも書いてます。
SHIFT
http://www.shift.jp.org/

2007年春に、フランス人の友人&ブラジル人の友人と共に、キュレーター団体をNPO法人としてパリで立ち上げました。
現在は、記念すべき一つ目の展覧会に向けて忙しくしています。
そんなわけでとにかく少しでも多くのアーティストさんたちとの交流を求めています。
「こんな面白いアーティストを知っているよ。」という人は立候補でも推薦でも、気軽にコンタクトください。
(と書いたら、早速たくさんのメールを頂くようになりました。ひとりひとりにお返事ができない状況です。返事がなくても落ち込まないでください、、、。)

やる気が出るのでクリックください。
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