このあいだミーハー日記なんかを書いてしまったところで、最近現代アートからはみ出しがちですが、今回は私の好きなブログたちを紹介してみたいと思います。(ネタ切れではないですよー!)
私はパソコンやインターネット関連に詳しいわけでもなんでもなくて、どちらかといえば何も知らないほうだと思います。そんな私もブログを始めてしまうようなんだから自分でも驚きですが、パソコンを開けば、ミクシーをだらだらと見て、ブログを書いて、知り合いやお友達のブログたち(このブログのリンクを見てください。)を見て、気になる新聞記事を探して(le monde, le figaro, liberationなど)という具合です。そんな私も知り合いではない人たちのブログを見ることもあります。
私が勝手にファンになってるブログたちなので、ここに掲載することによってご迷惑にならなければいいんだけど、、、と願います。
まずはやっぱりこれ。
http://lunettesrouges.blog.lemonde.fr/lunettesrouges/
lunettes rouges(赤い眼鏡)というフランス人が書いている、ヨーロッパおよびフランス、特にパリでの展覧会批評。
フランス語なので読者は限られてくると思いますが、批評と言っても、よくあるようなわけのわからない言葉の羅列ではなく、とても簡潔に率直に冷静に筆者の各展覧会に対する印象が書かれています。
私が普段足を運ばないような美術館の展覧会などのレビューもあり、現代アートだけに限らないので新しい発見ができます。
現代アート展覧会のレビューでは、私自身がまだ観に行ってないものなど、自分の展覧会への印象を左右されたくないので、読みたい気持ちを抑えつつ、必死で軽く斜め読みというか、チラ見しています。ほぼ毎日更新されていて、「一体この人どれだけ展覧会行ってるんやろう?でも毎日更新できるくらいの展覧会が催されるパリってやっぱり芸術の都なんやなあ。」って思います。
お次は現代アートではないですが、
「ウブダシブログ フランス古道具買付け記録」
http://miyawaki.exblog.jp/
「フランス古道具雑記帳」
http://k-classiques.typepad.jp/blog/
どちらもフランスで古道具の買い付けをされているプロの方たちのブログ。
「古道具」と一言で言っても、それぞれの方の好みやセンスが出ています。「ウブダシブログ フランス古道具買付け記録」のほうは、パリの古いアパートの板張りの床の上に置かれたアンティークが窓から差し込む光のもと撮影されていてステキだし、「フランス古道具雑記帳」のほうは、ベロア調の生地の上に非常に計算されて置かれた食器などが素晴らしい撮影されていて、これもまたステキ。
一品一品、写真を見ているだけでも私の妄想癖を刺激する年代モノの古道具たち。
そして何よりも好きなのは、きちんとした日本語の文章からどちらのブログの筆者も各古道具に対する愛情がひしひしと伝わってきて、毎回感動します。本物を目にしてるわけではないし、ただの写真だし、ただのブログと言ってしまえばそれだけなんですが、このふたつのブログからは本当に何か特別な雰囲気が伝わってきます。
写真を見ていて、「そうか。こういう角度で見ると味わいが深まるのか。」なんて超初心者の私でもいろいろ学べます。実は私は蚤の市が非常に苦手というか、行ってもどうしていいのか、どう見ていいのかわからないんですが、そんな私も「今週末早起きしてみるかな」なんて思わせてしまうほどの効力を持つブログたちです。
どちらもブログランキングに参加されています。私も毎日クリックしてまーす!
そしてお次は「Art Fashion Rock'n'Soul 吉水浩の写真日記」
http://eldorado1965.blog48.fc2.com/
吉水浩というアーティストさんの写真日記。
実はかなり前からの隠れファンです。このブログを見ると、すんごく元気&やる気が出るのです。特に「ィヨコハマ〜!」っていう言葉を読むと、ヨコハマに行ったことない私ですが、妙にシビレまくってしまいます。あと「いくでいくでいくで〜!」がめっちゃ好き。どちらも口に出して言いそうになります。
うまく説明できませんが、巨大な作品モニュメントを依頼により公共の場に設置されることが多いようで、打ち合わせ、案件提出、作品の進行状況、設置状況まで、ひとつのモニュメントに関わる人たちが、写真のおかげで顔付で紹介されていて、そういうのにも感動を覚える私です。みんながそれぞれの仕事をプロフェッショナルに、そして同じ「いいものをつくろう!」という目的のために、それぞれの役割をリスペクトし合いながら協力する。く〜!そういうのん大好き!
筆者が教鞭をとるデザイン学校の学生さんたちの作品や、筆者の毎日の行動もフィクション、ノンフィクションで描かれています。
ブログランキングに参加されています。これもクリックしてまーす。
そして、テレビも重要な文化の発信源ということで、
「酒番長(Mme PiLOT )〜 脱力Journal 〜」
http://mmepilot.blog7.fc2.com/
「フランスファイブ」というフランス版ゴレンジャーみたいな番組制作会社のボスの奥さんで、社員でもある酒番長のブログ。
番組制作の裏側や、筆者の生活が面白おかしく紹介されています。日本人がイメージする「フランス」や「パリ」でもなく、よくあるようなステキなところだけを切り取ったようなフランスに関するブログでもなく、まさに生のフランス人たちがそのまんま紹介されています。
笑いすぎて悶絶します。本当に本当に面白いです。
リンクをクリックする前に覚悟しておいたほうがいいですよ。
そんな感じで私の大好きな、これだけは紹介しておきたい!という一応アート?なブログたち。
「フランスアート界底辺日記」に即してない記事ですいません。
でもたまにはいいよね?
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ワタクシゴト | trackback(0) | comment(4) |
以前に、パリのグランパレで現在開催中の「La Force de l'Art」展に展示されているYan Pei Mingのド ヴィルパン現内閣総理大臣の肖像について書きました。
http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-39.html
Yan Pei Mingが同展覧会にもうひとつの作品を展示しているのですが、それが問題になっています。
その肖像画とは、まだ私たちの記憶に新しい、Emile LOUISという、2004年11月にYonne地方の重罪院で、1970年代後半に当時彼が送迎バスの運転手を勤めていた知的障害を持つ子供たちが通う学校の女生徒、7人の少女を強姦し殺害した罪で無期懲役を言い渡された犯罪者のものです。
被害者の家族たちで構成されているl'Association de défense des handicapés de l'Yonne (ADHY) (ヨンヌ地方障害者を守る会)は、「非常にショックを受けています。今回のことによって、他の犯罪者たちがいつか自分も肖像画に描かれたいと思うかもしれないし、彼らを有名人にしたてあげるようなことはすべきではない。また、同展覧会ではド ヴィルパン内閣総理大臣の同じサイズの肖像画が同じアーティストによって描かれている。これは挑発である。」として、この作品の展示をやめることを求めています。
これに対してYan Pei Ming本人は、「私はEmile Louisを非難しています。しかしこの白黒の肖像画は現実でもあるのです。これは私たちの社会の暴力を見せるものです。」と答えています。
またフランス文化省もYan Pei Mingを擁護する立場をとり、文化省大臣Renaud Donnedieu de Vabresも、「遺族たちの気持ちはわかります。しかし、この作品はショックなものではない。これは世の中の激昂を示すものであり、またこの展覧会は選出された15人のキュレーターが何人かのアーティストとテーマを発表する機会であり、特にこの作品は「暴力、残酷、破壊」をテーマで展示されているのです。私の役目は、法律上無視できないような行き過ぎた人種差別性を持つ作品を除いて、アーティストの自由と自主性を保証することでもあります。」としています。またフランス文化省所属の芸術作品検査官Bernard Blistèneも「Yan Pei Mingは自ら亡命や苦しみを知っているアーティストであり、誰かを傷つけようとしてこれを描いたのではない。」
私が見つけた唯一のYan Pei Mingによるエミール・ルイの肖像画です。アーティストのアトリエで、彼の背後にある作品。
なかなか難しい問題ですが、私個人の意見としては文化省大臣と同じです。
みなさんはどう考えますか?
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2006年の目玉 | trackback(1) | comment(9) |
ギャラリーで働きはじめてから知ったことですが、「アーティストの妻」という職業は存在するんだな、と思います。
「アーティストの妻」というのは、自分専用のアシスタントを持たないアーティストを助け、様々な用事や対人関係を処理していきます。それは秘書のような役目であったり、営業のような役目であったり、はたまた精神分析医のような役目であったりするのです。
次回の展覧会のために、ある1993年に亡くなったアーティストの未亡人と連絡を取ったり用事でお家にお邪魔したりすることが最近よくあります。
彼女はなかなか難しい人で、ギャラリーのみんなからは少しけむたがられているというか、いわゆる「ウザイ」と思われている存在です。いちいち小うるさいからでしょう。作品を取り扱うのも、展覧会の準備、進行もすべてに対して、異常なほどの注意をされます。
お家にお邪魔すると、もう夫は亡くなって13年もたっているのに、家中、もう増えることのない彼の作品で埋め尽くされ、家具も内装もすべて彼の作品を彷彿とさせるようなもので揃えられています。彼女は1人暮らしで、お子さんがいらっしゃるのかどうかも私は知りません。ちなみに非常に素敵なアパートで、すべてが白で統一されていて、ル・コルビジェの家具だらけで、ふと真っ赤なイスがあったりします。一番大きな部屋は最も日当たりがよく、以前のアトリエだったのでしょうが、現在もアトリエで誰かが創作に励んでいるような雰囲気を持っています。
私は彼女のことが嫌いではありません。小うるさいけれど、決して意地悪な人ではないし、たとえ夫が亡くなったとしてもそれが彼女の職業なんだろうし、プロフェッショナルな精神から来るものなんだと思っています。アシスタントさんのなかには、「そんな風にしたって、死んだ夫は帰ってこないのにね。」なんて、ひどいことを(まあネタですが)言う人もいます。でもこんな生活を今まで13年間続けてきて、そしてまたこれからも続けていくのかなと思うと、とても不思議な気持ちになります。きっと彼女はどこかのパーティーに招かれたら、やっぱり亡くなった夫の次回の展覧会のことなんかが話題の中心になるんだろうなあって。
「アーティストの妻」って本人が生きている間はいいけれど、亡くなってしまっても彼女の職業は、実際に作品たちを目の前にして、それらに触れながら、でも思い出のなかで続行されるわけです。それは例えば「経営者の妻」なんかでも同じかもしれませんね。
でもここまで書いていてふと思ったのは、それも彼女の選択であるということです。なかには本人が亡くなったあとに、どこかの美術館に作品の多くを寄贈してしまう「アーティストの妻」のほうが、多いのかもしれません。
でもどうして「アーティストの夫」という職業を持つ男性に出会ったことがないんでしょう?フェミニストの国なのに。きっと存在するはずだし、いつか出会えるでしょうか?彼らは「アーティストの妻」とどのような違いを持っているんでしょう?
そんなことをふと考えた一日でした。
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今日はアートの話ではありません。私のミーハー日記。
先週、私が日本でお世話になっている美容師さん(っていっても日本に帰ったときだけだから、年に1回とかですが。)が、パリに旅行で来てらっしゃるということで、お仕事中抜け出して、お昼ご飯を食べに行きました。
「こんな機会でもなかったら行けへんしな〜。」となぜかノリノリで、ポンピドゥーセンターの最上階にあるGEORGESへ繰り出したのです。
GEORGESとは、コスト兄弟によってデザインされたパリのあちこちにあるオシャレレストラン&バーのひとつ。
http://www.cnac-gp.fr/Pompidou/Communication.nsf/0/C802434866E91C8CC1256D9800513026?OpenDocument&sessionM=3.8&L=2
ウエイターさんたちが気持ち悪いくらいにキメこんでるお店です。
今までに2回しか入ったことがなかったし、食事をするのは初めてで、「えー!いいんですかー!」と喜び勇んでおりました。
そんなこんなで「やっぱりGEORGESには、オシャレビジネスマンとかオシャレ主婦だらけやな〜。なんだかんだで観光客って少ない??」なんて食事をしていると、隣に男性3人組が。
ふとそちらを見ると、なんとなんとあの世界的に有名な日本人建築家の坂茂(バン シゲル)さんでした!
すげー!
こちら坂茂事務所のサイト。
http://park.org/Japan/DNP/MTN/SB/VAN.html
坂茂さんは、2004年に行われた、フランスのMETZという街に建設されるポンイドゥーセンター別館のコンペティションに勝ち抜かれ、現在パリのポンピドゥーセンター最上階に仮設の事務所があります。
こちらがそのプロジェクト。そのほかのコンペティションに出品されたプロジェクトも見れます。Herzog&De Meuronや、Stepahne Maupin、Foreign Office Architects、Nox Architekten、Dominique Perraultなどの強豪に勝ち抜かれました。
http://www.designboom.com/contemporary/metz_p.html
ポンピドゥーセンターにある事務所がこちら。この事務所の前を通るたんびに、「いはるかな〜?」なんて思っていたもんです。
http://www.suakx.com/study/archimap/architecture/index__1550.php
ちらちら見てる私を尻目に、英語で打ち合わせのようでした。
坂茂さんの写真を見ていっつも「もっとええ写真選んだげたらいいのにー。」と思っていたけれど、あれらは良い写真選んだ結果か、と知りました。もっと肥えてはります。すいません。
パリはやたらとフランス人、日本人限らず芸能人や有名人とすれ違うことの多い街。
ここ1,2ヶ月で見かけた有名人では、
坂茂さんを見た同じ日に、ポンピドゥーセンターで「ラストエンペラー」のジョン・ローンとエスカレーターですれ違い。めちゃくちゃかっこいい男性が登ってくるなあ。と思っていたら、「あ!ラストエンペラー!」
めがねが「ラストエンペラー」のときのめがねと全く同じなので、そっくりさんかも?とも思います。でもきっと本人!と信じたい。
日本のみなさんには知られていないでしょうが、Alexandra Lamy。「Un gars, Une fille」という、毎日放映されていた15分くらいの爆笑ドラマで一躍有名になった女優さん。彼女もポンピドゥーセンターで見ました。背が高かったー!ノーメークやったー!フツウの人やったー!
それからrue de Bretagneの朝市で、家族と一緒にパスタを食べていた俳優Vincent Lindon。
そしておとついくらいによく行くl'Autre Cafeというオベルカンフのカフェ&レストランで、女の子といちゃつきまくってた俳優Emmanuel Salinger。写真の右の人。
などなど、みんなフツウに生活してはるんですね。当たり前やけど。
ジャン・ポール ゴルチエを家の前で見たときに、友達に「ゴルチエ、フツウに歩いてた!」って言ったら、「当たり前やん。どんな風に歩くと思ってたん?」ってフランス人たちに笑われました。
そうやねんけどさ。
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ミーハー日記 | trackback(0) | comment(0) |
超超超スーパースターのフランス人サッカー選手、そして現在はレアルマドリッドで活躍するジネジン・ジダンのことは、みなさんご存知だと思います。
彼の顔が街中の大看板に掲げられることは日常茶飯事なフランス。でも先週あたりから、ジダンの顔は街のそこここにある映画や演劇のスペクタクルなどを宣伝する広告塔や、はたまたバスにまであふれかえっています。
フランス全土では、ジダンの映画が今週水曜日から公開になります。
アートファンには関係ないじゃ〜ん。なんて言ってられません。
なぜなら、この映画を製作した監督さんは、現代アートの世界で世界的に有名なアイルランド人ダグラス・ゴードンと、フランス人フィリップ・パレノなんですから!そのうえ音楽を担当したのはモグアイ!
ダグラス・ゴードンとは、1966年英国グラスゴー生まれ。84-88年グラスゴー美術学校、88-90年ロンドンのスレード美術学校に学ぶ。既存の映像を操作してちがった文脈の中に置くことによってその意味を変え、見る者の固定観念に揺さぶりをかける独特の作品を制作。96年ターナー賞、97年ヴェネツィア・ビエンナーレでは2000年賞受賞。近年は、グラスゴーとベルリンを拠点に「場所の特性」よりもむしろ「心理」や「記憶」をモチーフに、フィルム、ビデオ、絵画、テキスト、パフォーマンスなどさまざまなメディアを用いた作品を発表しています。 

フィリップ・パレノとは、1992年に設立されたパリを拠点に世界中で活躍するM/Mというコラボレーショングループのひとり。現在、フランスを代表するアーティストです。また、1999年にピエール・ユイグとともに「No Ghost Just a Shell」というプロジェクトをはじめました。 日本の漫画界でキャラクター開発を進めるエージェンシー、K-worksから『アン・リー』というフィギアとそのオリジナルイメージのコピーライトを買い取り、様々なアーティストに『アン・リー』を無料で提供し、アーティスト自身のストーリー、エピソードを作り あげていくというコンセプト。『アン・リー』と共に具現化された各プロジェクトは記号史の一章とみることもでき、この共同プロジェクトの中で、個々のアーティスト活動の文脈の上に「生命」が生み出されていきます。

この映画はサッカーの試合と全く同じ90分間。
2005年4月23日に、スペインは、stade Santiago Bernabeuという競技場で行われた、リーガ・エスパニョーレの、レアルマドリッドVSヴィラレアルの試合中、17台のカメラが、ボールでもなく、試合全体でもなく、画面全体がアップでジダンだけを追い、ジダンの一挙手一投足を収めたものです。
その名も「ジダン:21世紀のポートレート」ですって!
http://www.canalplay.com/Pages/Movies/Detail.aspx?mid=4469&trailer=1
ここのページの「BANDE ANNONCE」っていうところから、サイズを選んで予告編が見られます。
5月15日に、プレミア試写会が行われたそうですが、期待たっぷりだったサッカーファンたちにとっては、何か物足りないものがあったようです。サッカーファンの期待に添えなかったというところに、私の期待は高まります!(いやいや、サッカー大好きですよ。一応言っておきますけど。)映画自体の美しさは格別なものであるということ。
この企画を知って、そういえば私もテレビなんかでサッカーをよく見ますが、ジダンやその他の世界的スーパースターサッカー選手の動きに感動するときがよくあります。「テレビでこんなにも美しいものが見られるのに、なんで私はお金をわざわざ払って、ダンスなんか劇場で見に行くんやろう?」なんて。
そんな「鍛えられた天才的人間の身体の美」を観に行ってはいかが?
アタクシ、予告編のジダンの笑顔を見て、恋に落ちそうになりました。
いっつもジダンには恋に落ちそうになるんですけどね。
この映画、危険やわ〜。
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映画 | trackback(1) | comment(4) |

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前回の「第4回ベルリン・ビエンナーレ2006」の第2弾。
今回はEhemalige Judische Madchenschule(私立ユダヤ人女学校)での展示について。
この学校、現在はもう使用されていませんが、1927年から28年にかけて、ベルリンのユダヤ人コミュニティーによって建設されました。ナチスがドイツで権力をふるい始める以前の、最後のユダヤ人コミュニティーによる建設プロジェクトであったそうです。
エントランスのタイル細工がとてもステキでした。
壁や天井のペンキがはがれまくっているんですが、当時、ここに通ってきていたであろう子供たちのデッサンがそこらじゅうに貼ったままになっていたり、教室の壁の下の部分がレンガ作りかと思いきや、それはただの騙し絵的な壁紙で、はがれおちてきてるところがあったり、シャワールームが少しナチスによるユダヤ人大虐殺を思い起こさせて(いかんせん、ユダヤ人学校ですから)怖かったり、建物だけでも十分感慨のあるものでした。ビエンナーレの展示作品ではなく、建物自体のそのような細部を写真におさめているビジターも多く見受けました。
ではレポートどうぞ!
ビエンナーレ | trackback(0) | comment(2) |

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実は先週、ベルリンに行ってました。しかしたったの4日間。そのうえ最初と最後の2日はフライトの時間が真昼間だったので、本当にベルリンを満喫できたのはたったの2日だったと言えるでしょう。
そのうえベルリンはお天気が良かった!こんなことはもしかしたら1年に1回あるかないかくらいなんじゃあないかしらん?と「ベルリン=寒い街」という定義が頭にある私は思っていました。だから結局カフェのテラスでビールを片手にだらだら。公園の芝生の上でビールを片手にだらだら。あげくのはてに寝入ってしまったり。そして夜はベルリンナイト!呑んで食べて笑って、、、そして朝はずーっと寝る。
というような、短いけれど素晴らしい、彼氏とのラブラブヴァカンスだったわけです。
夜遊びは、生まれも育ちもベルリン人の友達と、最近ミクシーで知り合ったベルリン在住日本人の方と、ベルリン裏話をいろいろ聞かせてもらいました。
ベルリン人のそのお友達は、なんとなんと東ベルリン生まれ。ベルリンの壁が崩壊した1989年には9歳だったとか。その半年後に、生まれて初めてご両親と一緒に「西」にあるパリに旅行することができて、「いつかここに住もう。」と思ったらしいのです。そしてドイツでは10歳から外国語を学び始めるらしいですが、それまでは強制的にロシア語しか学べなかったのに、彼の年から「西」の言語が選択できるようになり、フランス語を選んだんですって。「ブランデンブルグ門のまわりは何メートルも何もなかったんだよ。でも壁崩壊後、すさまじい勢いで工事が始まったんだ。でもそれも10年くらいしか続かなかった。現在ではベルリンで職を探したい建築家が山ほどいるけれど、なかなか見つからないんだよ。」とか。バーに行けば、「ここが「東」だったときも、ディスコでね、僕のお父さんも若いころ踊りに来てたんだよ。」とか。まさに歴史の生き証人。とても興味深いお話でした。彼がよく「60年代風」とか「70年代風」とか「80年代風」っていう言葉を使ったんですけど、それはきっと私たちのイメージするそれとどこかで違っているんだろうなあ、一体どんなんだったんだろう?ってやっぱりどこまでもそこにいなければわからないであろう部分もありました。しかしそういうことが知れただけでも、今回のベルリン旅行の成果はあったと思います。
そんな前振りはこのへんにしておいて、レポート行ってみましょう!
(でもお天気が本当に良すぎて、全然ビエンナーレに集中できませんでした。だから中途半端ですけどね。)
ベルリン・ビエンナーレに関する予習の記事はこちら。
http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-9.html
ビエンナーレ | trackback(0) | comment(2) |

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4月の終わり、1914年にオーストリア人画家エゴン・シーレによってヴァンサン・ヴァン・ゴッホの「ひまわり」へのオマージュとして描かれた「Sonnenblumen」(ひまわり)が、60年の時を経てフランス国内で再発見されました。
今回はひとつの芸術作品からたどる人間の歴史のちょっと感動話。
シーレのひまわり。
そしてかの有名なヴァン・ゴッホのひまわり。
アート界関連ニュース | trackback(1) | comment(8) |

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Nederlands Dans Theaterをオペラ・ガルニエにて観てきました。
私の観たのは
「Silent Screen」
Paul LightfootとSol Leonによる振り付け。音楽はPhilip Glass。
そして
「Toss of a Dice」
振り付けはJiri Kylian。
です。
Nederlands Dans Theaterは3つのダンサーグループによって構成されています。NDT Iは成人ダンサーたち。NDT IIは17歳から22歳までの若手ダンサーたち。そしてNDT IIIはシニアダンサーたち。
1959年にオランダのデン・ハーグで設立され、1975年から1999年まで芸術監督を務めた振付家イリ・キリアンのもと、現在では世界的に有名なダンスカンパニーのひとつになりました。キリアンの他、ウィリアム・フォーサイス、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、ハンス・ファン・マーネン、勅使河原三郎、金森穣など多くの振付家の作品をレパートリーとしています。
http://www.ndt.nl/
ではどうぞ!
コンテンポラリーダンス | trackback(0) | comment(3) |
コメントを、管理者だけが見れるように書いてある場合、返事コメントは一体どこに書けばいいんでしょう?そのまま下に書いてしまうと、わざわざ管理者だけが見れるように書いてあるコメントの内容がわかってしまうような気がするんですが、どうでしょう?
どう思います?
ワタクシゴト | trackback(0) | comment(2) |

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このブログでも何度も紹介してきた「La force de l'art」展。(「2006年の目玉」カテゴリーからどうぞ。)5月2日から設営が始まったわけですが、設営期間中にグランパレに用事があって、現場に潜入することができました!さすがにオープニング前にブログに載せるのは、いくら既に存在していて何度も展示されたことのある作品ばかりの展覧会とはいえ、まずいかなと思っていました。でももうオープニングも終わったし、もういいですよね。
ということでどうぞ!
2006年の目玉 | trackback(0) | comment(6) |

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もう1ヶ月以上も感想を書くのをほったらかしにしていたパリ市立近代美術館での「Pierre BONNARD」展。実は5月7日で終わってしまったようですが、「ボナール」で検索してこのブログに辿り着く方も結構いらっしゃるようなので、今更ですが書いてみます。
この展覧会に行く前に少し予習して書いた記事がこちら。
http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-5.html#more
では100%私の個人的感想ですが、よかったらどうぞ。
展覧会 | trackback(0) | comment(3) |

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今回は、芸術とはなんにも関係ないんですが、ART BRUSSELS 2006の土産話。
私がブリュッセルに到着したのは一般ビジター対象でいうと4日間続くフェアの3日目にあたる日曜日でした。
日曜日と月曜日にブースに立ってるお姉さんをしたわけですが、全体的な感想はというと、「ベルギー人ってあんまり話しかけてこないなあ。」ということでした。例えばパリのアートフェアFIACなんかでは、美術学校の生徒さんらしき人たちやアート好きの老若男女がどんどん質問をしてくるし、話も結構盛り上がったりするんですが、今回は私が「ボンジュール!何でも聞いてくださいねー。」なんて言うと、まず挨拶をされたことに驚くような表情をされる方もいたりしました。私にとって最もショックだったのは、私が話しかけると、「いえ、私はただのアート好きですから。」と答える人が結構いたことでした。それは結局「私はコレクターではないです。購入しませんから。話しかけても無駄ですよ。」ってことです。私がただ単に無邪気なのかなんなのかわかりませんが、別に私は「買ってー!」という思いだけでいろいろな人に話しかけているわけではないし、アートフェアはもちろん商売の場であるけれども、入場料を払わなければいけませんが、普段美術館では見られないようなアート作品を身近に感じられる場でもあるとも思います。
好きな作品があったり、気になるアーティストがいたりすれば、もっと知りたいと思ったり、その気持ちを分け合う人がいたりするとうれしいように、私はブースに立っているお姉さんであるけれども、お金の話ばっかりするわけでもないし、売りつけようとするわけでもないのです。私の立ってるブースに誰かが「好き」と思える作品があれば、それは私にとってもとてもうれしいことであるし、少しでも話すことでお互いが学べることってあると思うんやけどなあ、なんて思いました。
それが今回少し残念な点でした。でも日本なんかのフェアでは、もっとみんなが話しかけないのかも?なんて思ったりもしますが、そのへんどうなんでしょう?
では、どうでもいい話ですけど、続きを良かったらどうぞ!
アートフェア | trackback(0) | comment(3) |

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昨日から設営の始まったグランパレでの「La Force de l'art」
今までの記事は、「2006年の目玉」というカテゴリーを参照してください。
まあいろいろと騒がれているこの展覧会ですが、今日設営現場に行ってきた人が、ギャラリーに来るなり、
「ヤン ペイ ミンの新作何と思う?」って聞いてきました。
ヤン ペイ ミンは私の大好きなアーティストさんでもあるので、ここでもちらほら名前を出してきました。
ヤン ペイ ミンとは中国語で書くと「巌 培明」。
1960年に上海に生まれ、1980年からフランスのディジョンという街に拠点を置く中国人アーティスト。フランスで現在最も売れているアーティストのひとりです。
彼は巨大なキャンバスにローラーと刷毛を使って、黒、グレイ、白、赤などの色で人間を描きます。
「La force de l'art」はアーティストたちの新作の少なさが非難されてもいる展覧会。ヤン ペイ ミンがこの展覧会のために製作したものとは?
2006年の目玉 | trackback(0) | comment(4) |
以前から、私の周りにいるアーティストさんたちを応援するような、「宣伝コーナー」を作りたいと思っていました。
そんななか、うまい具合にYAMATONATTOというパリで活躍するパフォーマンス集団で美術を担当しているミオコちゃんと出会いました。
ということで早速宣伝。
http://www.yamatonatto.com/
YAMATONATTOという名前は前から聞いていたのですが、その舞台を実際に見たことはありません。
ネットで調べてみたらパリ発行の日本語無料新聞OVNIにも掲載されているよう。
http://www.ilyfunet.com/ovni/2006/586/musique.html
フライヤーには「マルチメディア舞踏」と書かれています。
私も見たことないもんだから、「良い」とか「オススメ」とか、まだなんとも言えないんですが、今回は是非足を運んでみたいと思います。
2006年5月13日土曜日20時半
2006年5月14日日曜日18時半
LA FENETRE
77 rue de Charonne
75011 Paris
料金:10ユーロ
yamatonatto@hotmail.com か 06 20 55 83 90 までご予約どうぞ。
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宣伝 | trackback(0) | comment(4) |

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もうあれは4月17日のお話。
何ヶ月も前からアメリカ人アーティストCameron JAMIEと会うたんび、「ハイノ ケイジが今度パリに来るから、カナ、通訳してね。いろいろお世話してあげてね。」なんて言われていたのです。「OK。でもさ、キャメロンは英語しかしゃべらないしさ、私は英語全然ダメだしさ、私に通訳なんて務まるのかしらん?」なんて言っていました。
そして4月15日土曜日、私がギャラリーで働いているとキャメロンと灰野さんがやってきた。灰野さん、今回のヨーロッパツアーは誰も同行者がいないらしく(毎回そうらしいですが)、そのうえ飛行機の乗り換えの問題やら機材の手配の問題やらなんやらが山積みになっていて、私はパリのコンサート企画者、ドイツのコンサート企画者、航空会社、旅行会社なんかに電話をかけまくったのでした。
そんなこんなで超ヴェジタリンのキャメロンと灰野さんが、わざわざギャラリストの承諾を得て、その日のお昼は招待してくれました。
アートとは関係ないんですが、このお店をぜひここで紹介したいのです。http://www.oubouffer.com/restaurant/yq26028
Le potager du Marais
22 rue Rambuteau
75004 Paris
ポンピドゥーセンターの裏側にあります。
超肉食家の私でも、すっかり満足できるおいしさとボリューム、そしてなんといってもヘルシー。おなかいっぱい食べたのに、全然もたれない!オススメです。
灰野さんはお肉どころか、卵も牛乳も油もコーヒーもダメな本気のベジタリアン。そんな彼も大満足でした。
ってそんな話はさておき、今回のパリ公演はPoint Ephemereという展示スペース、コンサートスペース、レストラン、バー、アーティストレジデンスなんかがある、パリで有名な、少しアンダーグラウンド的アートスペースで行われました。
http://www.pointephemere.org/
ちなみに私は灰野さんのことをそれまで全く存じ上げなかったのですが、こんな人です。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~haino/
「魂を操る司祭」ってすごいな!
では灰野敬二さんの一日マネージャーレポート行ってみましょう!
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4月18日付けのリベラシオン紙に面白い特集がありました。
選出されたアーティストリストよりも、選出されなかったアーティストリストのほうが興味深いなんて言われている、2006年5月にパリのグランパレで開催される「La force de l'art」展。このブログ上でも既に「今年の目玉」というタイトルで4回取り上げてきました。
今回の新聞記事は、選出されたクリスチャン ボルタンスキー、選出されなかったフィリップ コニエ、そして選出されて初めは出品するとOKしたのにやっぱり取りやめたジェラール フロマンジェーの、3人のアーティストへのインタビューです。
2006年の目玉 | trackback(0) | comment(0) |
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