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Pina Bausch 「Rough Cut」
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2006年6月17日から7月4日まで公演されていたピナ・バウシュの「Rough Cut」を鑑賞してきました。

ピナ・バウシュとは1960年生まれのドイツ人振付家。現在、世界で最も有名な振付家と言っても過言ではないでしょう。
でもでもでも、日本語バージョンWikipediaにはピナ・バウシュの記事がまだない!これは驚きです。でもまあみんな英語のほうを見るのかな。
日本語でならということではてなダイアリーのほうから拾ってきました。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D4%A5%CA%A1%A6%A5%D0%A5%A6%A5%B7%A5%E5?kid=9680
オフィシャルサイトはこちら。http://www.pina-bausch.de/

私が観たことのあるピナ・バウシュの作品は、2年前に生まれて初めて鑑賞したコンテンポラリーダンスの公演である「Nefes」。こちらは「そうかー!これがコンテンポラリーダンスというものかー!これがかの有名なピナ・バウシュかー!」という思いが強すぎて、それ以外の感想というものを持つまでにはいたりませんでした。でも「とにかく美しい!」と圧倒されたのを覚えています。
そして映画館でヴィデオ上映されていた「Kontakthof mit Damen und Herren ab '65'」。これは65歳以上のダンサー(プロのダンサーじゃないかもしれません。もしかしたらただのおじいちゃん、おばあちゃんだったのかも。)が1時間踊り続けるもので、とてもとてもとても面白く、「やっぱりピナ・バウシュってすごい!」って思ったのを覚えています。
それから去年観た「Ten Chi」。去年はミクシーに感想を書いたのですが、まずタイトルが「私はピナ・バウシュが好きではないのか?」というもので、「面白くない。」「去年の繰り返し。」などとかなり辛らつなことを、コンテンポラリーダンス鑑賞初心者でありながら書いていました。ちなみにこんなことを書いていました。

いまいち。退屈。「去年もそんなんやったな。」っていうデジャヴの感覚。

衣装も使いまわしてる気がするし、踊りの動き自体も驚かせてくれない。

あのダンスカンパニーに入ったら、きっと女子はピナの許可無しでには髪の毛切ったらあかんのんやろーなーと思います。そんなん契約に書いてありそう。みんな長い髪の毛でそれを振り回して踊ります。去年もそうやって、たまたまやと思ってたら、今年もおんなじような髪の毛の使い方で「もうそれ飽きたんですけど。」

ピナのダンスの女性ダンサーは、女性っぷり満開です。しなやかでかろやか。細くて背が高い。ほんで髪の毛長くてサラサラ、みたいな。衣装はシルクとかタフタ限定でロングドレス、みたいな。去年は彼女たちが男性に持ち上げられながら舞ってるのに感動したけれど、今年もまた同じことの繰り返しで「もうそれ飽きたんですけど。」

まあ、女性ダンサーには2つのタイプがあって、肉薄タイプと肉厚タイプ。そのふたつのパターンの使い分けも去年と一緒。


「Ten Chi」の画像はこちらから。http://www.photo-ap.net/gallerie/gallerie.php?menutitre=ten-chi



そんなわけで、今回のピナ・バウシュ、「これで気にいらなかっったら、来年は見に行くのをやめておこう。」と思っていたのです。
ところがどっこい、これがすんばらしい!
2005年にピナ・バウシュのダンスカンパニーが韓国に滞在して創作された作品で、「Ten Chi」は日本滞在して創作されたものだったので、「またおんなじ極東イメージじゃあないの~ん。」と胡散臭い目で見ていたのですが、1時間続く第一部が終了したときには、既にかなり魅せられてしまっていて、20分の休憩のあと、とても気持ちがほぐれた状態で観たこれまた1時間続く第2部ではぐいぐい舞台に引き込まれていました。終了したときには、コンテンポラリーダンスの公演にしては長い、長すぎるとも言える2時間以上の舞台で、観客は疲れもなく感動の渦に巻き込まれていたのでした。有名な振付家の公演では基本的にみんな拍手をするし、ブラボーの声も多いのですが(有名な人も作品を観れたということだけである意味感動してますから)、やはり本当に素晴らしかった公演では、終わったあと、観客の感動の強さがグングン舞台のほうへ流れていくのを感じるのです。それまでは舞台から強さが観客席へあふれ出してくるのを感じるのですが、その流れが逆になる瞬間。これがもうたまりません。本当に病みつきになる。


隣に座っていたおっちゃんは、「韓国の要素がないよね。」と言っていたんですが、わかってないな~フランス人!そんなことはない!満載です。

キムチを連想させる白菜で埋められるダンサーや、白菜1枚を扇子のように振りながら現れる女性ダンサーたち。シックなのに面白い!

素潜りを連想させるようなダンス。
20060630161804.jpg


オンドル?を連想させるようなお布団と枕を利用したダンス。

などなど、楽しくなるような、そして自分も踊りだしたくなるようなシーンをたっぷり満喫できました。

去年の「Ten Chi」を観て、上記に書いたようなことは、素材として同じように使用されている(長い髪。ドレス。男と女。など)のですが、その組み合わせ方が、韓国的素材とうまく調和していて、私に全く異なった印象を与えたのです。そして何よりの違いは、ダンスがとても力強いものであったこと。これはもしかしたら、ピナ自身が韓国で感じた、どんどん発展していっている国の力強さの現れなのかもしれません。私はダンサーの顔と名前がまったく一致しないんですが、特に2人の背の低い男性ダンサーが非常に素晴らしかったです。そこまでピナ・バウシュの作品を観ているわけではないですが、彼女の作品ではどちらかというと女性ダンサーが主役というような印象を受けるのですが、今回の作品では男性ダンサーにより目を奪われました。

sze_06_roughcut.jpg 20060630161828.jpg bausch2.jpg


あーええもん見せてもらったなあ。
そんなわけで、来年のチケット予約しなきゃ!

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06/30 20:08 | コンテンポラリーダンス | CM:3 | TB:0
VOLTA show 02 II


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さてさてVOLTA show 02の2階編。30度を超える暑さの中で、元倉庫だか工場だかを利用したこのアートフェア。1階はシャッター開けっ放しなのでまだ風通しが良く比較的過ごしやすかったのですが、2階は大変。階段を上って2階に着くと、真夏にヨーロッパからアジアの空港に到着して外に出た瞬間のように、一瞬息ができないくらいでした。2階に出展していたギャラリーの人たちは、1週間よくここでがんばらはったなあと思います。感心。そんなことよりも、作品たちがこの暑さのせいで傷まないのか心配でした。

ではいってみましょー!


06/28 03:10 | アートフェア | CM:5 | TB:1
VOLTA show 02


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ART BASELと時期を同じくして、バーゼルで開催されている現代アートフェアは3つ。Liste、VOLTA show、balelatinaがあります。
今回はそのうちの、去年から始まったばかりで今年はたったの2回目である、できたてホヤホヤアートフェアのVOLTA showレポートです。

ART BASEL会場からVOLTA showまで直通の無料の往復バスに乗って15分ほどすると、そこは昔の工場地帯。横には貨物列車用の線路まで横付けされています。これを見たユダヤ人のコレクターがとても衝撃を受けてはりました。ドイツのユダヤ人大量虐殺を思い出すらしいです。ふ~ん。でもこういう風景ってよくあることない?そっか。彼はアートフェアでもない限り、普段そんな場所に行くような生活をしてないのね。パリの豪華アパートとかサントロペとかしか知らないんだろうな、とココロの中でつぶやいてみたり。工場跡の建物を利用したこのアートフェア。ART BASELのクーラーガンガンリッチっぷりとは大違い。でも私にはこの飾らない感じがとてもおしゃれに見えました。気楽にアートが楽しめる感じ。窓は天井からの明り取りのみ。各入り口はシャッターで開閉。しかし暑かった。

ではでは写真満載、ウンチクなしのレポート行ってみましょう!



06/27 02:55 | アートフェア | CM:3 | TB:1
Art Unlimited


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今回はART BASEL 2006の企画のひとつ、Art Unlimitedのレポート。
Art Unlimitedとは、ART BASELの各ギャラリーブースには設置できないような巨大な作品を集めた展覧会。70ものアートプロジェクト、ヴィデオ、インスタレーション、巨大彫刻、壁画、パフォーマンスが見れます。そんな巨大作品たちも、基本はアートフェアに出品されているものだから購入可。キャプションに「価格はギャラリーと交渉」と明記されています。
Art Unlimitedの参加アーティストリストはこちら。
http://www.art.ch/ca/n/elj/

IMGP0950.jpg

この写真に見える噴水も立派なアート作品のひとつ。Jeppe HeinのAppearing roomsです。噴出してくる水の壁がいくつかの空間を仕切り、その空間が何秒かごとに変化します。その少しの合間に大人も子供もキャーキャー大騒ぎしながら別の空間へと移動するのです。30度を越す暑さだったバーゼルで大成功の作品。
これはPublic art projectsというART BASELの一環の企画で、Jeppe HeinのほかにMark di Suvero、Martin Creed、Chris Burden、Massimo Bartoliniが参加しています。
そんなArt Baselの会場前に設置された彼らの作品たちはこちらからどうぞ。http://www.kopenhagen.dk/billeder/reportage/art_unlimited_public_art_projects/


ではでは中に入ってみましょー。


06/26 00:05 | アートフェア | CM:6 | TB:1
ギャラリー=国連


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最近は日本でも普及してきた(ウソかも)インターンシップ制度。
フランスでは昔から一般的に行われているもので、それこそ中学生から大学生、はたまた職探し中の人たちまで、この研修制度を利用します。
インターンシップ制度は社会に出るまでに、自分の興味のあるいろいろな世界を見て、将来何がしたいのかを見極めるのにも良いし、きちんと職務経験(一応インターンシップと明記しますが)としても履歴書に記入することができるので、学生たちにとって、どこでどれぐらいの期間インターンシップをするのかはとても大切な問題です。

そのうえアート界は非常に閉鎖された世界。どこかの有名なアートセンターなんかのディレクターなんて職業以外、就職の一般募集なんて皆無といってよいでしょう。インターンシップをしてその有能性を名のある人に認めてもらうと、推薦状を書いてもらえたり、またインターンシップをした機関と良い関係を持続して「どこどこでいま人探してるから履歴書を送ってみたら?」なんていう情報が入ってくる元にもなるのです。

私がフランスでしたインターンシップは、美術館の展覧会の設営&解体作業、監視、そして現在のギャラリーも最初は研修生として入って、最終日に「これからはお金を払うので来てくれないか。」となったわけです。展覧会の設営&解体作業なんて肉体労働に近いものですが、現在でもそのときに出会った人たちから、「翻訳して~!」とか「○○ギャラリーで働く気はある?」とか「良いスペースあるから、もし良かったらそこでキュレーションしなよ。」とか「一緒に展覧会の企画しよ~。」とか、アルバイト的な仕事の話をもらえたり、ありがたくお声をかけてもらっています。


現在、ギャラリーのアシスタントはフランス人が3人、モロッコ人が1人、そして日本人の私で構成されています。
ただでさえ、おじさんコレクターたちが「おお!ここは国連かい?」なんてかなり微妙なシャレをよく言うのに、最近は私も納得するぐらいギャラリーが国連みたいになってきました。

フランスの1学年は10月から始まって6月で終わるので、今はちょうど期末試験も終わって、本格的な夏休みまでに学生さんたちがモリモリ、インターンシップをする時期です。だから研修生の数が4人もいて、普段はすべて私に回ってくる下っ端仕事も頼めるので、個人的に非常に楽です。でも結局コピーでも梱包でも仕上がりが気に入らなくて残業して1人でやり直したりしてるんですけど、、、。

そんな研修生たち、現在はフランス人、アメリカ人、ポーランド人、ブラジルとポルトガルのハーフがいます。そして近々スウェーデン人が来るそう。普段はやはりフランス人の研修生が多いのですが、比べるのはよくないと思いつつも、やはり外国人の研修生は「わざわざフランスまで来て研修している。」という概念が強いのか、働き者です。というか、何かを頼んでも気持ちよく引き受けてくれます。「しょうもない仕事やけど、すべての仕事って誰かがやらないといけないの。イヤになったら私が変わるからいつでも言ってね。もしくはみんなと交代しながらしてね。」なんて私も感じよく応対できるんです。そしたらみんな「でも私たちはそういう仕事をするためにいるんだよ。ノープロブレム。」と言ってくれます。
あ~泣けちゃう。
だってフランス人だと、特に何かをしているわけでもないのに、「あとでやるから待ってて。」とか、お使いを頼んでも、「雨がやんだら行く。」とか言われることもあります。
そんなとき、他人に厳しい私は切れてしまうんですね~。
「日本には梅雨って季節があってね。6月は毎日のように雨がゴウゴウ降るの。でもみんな働くの。だって雨がやむの待ってたら、経済が動かないと思わへん?だから私が行くわ。日本人やから慣れてるしね。」
そしたら慌てて、でもちゃんとイヤ~な顔をしながら、してくれるけど。


このギャラリー国連化状態をうまく利用しないと勿体無い!ということで、

私はアメリカ人の子にやたらと「このメール添削して~。」とか「英語でなんて言うの?」とか質問攻めです。辞書を引かなくなってしまいました。あかんあかん。

前にスペイン人の研修生がいたときも、メキシコでのアートフェアの準備期間真っ最中で、彼女がすべて電話で問題解決してくれたし。

でも昨日、誰かが「ナポリって何地方?」って聞いてきて、誰も答えられなかったなあ。イタリア人も必要。

ドイツ人の美術運送屋さんが電話してきたときも、彼の片言のフランス語と英語と、私の片言のドイツ語と英語で、かなり大変だったし。まあお笑いみたいになってたけれど。ドイツ人も必要。



こんなに様々な国籍を持つ人たちに囲まれる日々を送るのは、6年前にフランスに来た当初通っていた語学学校以来。そのときはアメリカ人、イスラエル人、レバノン人、シリア人、スペイン人、イタリア人、ブラジル人、ハンガリー人、ポーランド人、イギリス人、マリ人、ドイツ人、ポルトガル人、韓国人、中国人、なんて、本当に様々な人種の人がいたなあ。日本人だらけのクラスになりがちな語学学校で、私は本当に恵まれていたと思います。

でも語学学校のときは、みんなのフランス語が片言なせいかなんなのか、とても「○○国代表」みたいな感があって、「私の国ではこうこうこうなんだけど、あなたの国ではどう?」みたいな会話がやたら多かったように思います。

それに比べて、今の環境はみんなフランス語が話せるのは当たり前なのでかなんなのか、自分のお国の話なんてしないし、それぞれは「代表」としてではなく「個人」として存在しているなあって思いました。私は「日本人のkana」ではなく「kana」として存在しています。

でも昨日、ブラジルとポルトガルのハーフの子に
「日本では道端に喫煙者用のガラスのボックスがあって、そこ以外では外でタバコ吸ったらあかんのでしょ?」
と聞かれた。
「え~。あの空港にあるみたいなヤツ?そんなんないよ~。それ違う国じゃないの~。」
と言ったけど、私の知らない間に日本はそんなことになってないですよね~?一応
「でも帰ってない間にそういう国になったのかも知れへん。」
と答えておいたけど。

あ!前に
「日本ではまだハラキリするん?」
とも聞かれたことがある!
「フランスではもう早朝に1対1で双方証人を立てて決闘しないでしょ?それと一緒。」
って答えておいたけど。



ああ、私の日本語が必要になる日はいつになったら来るのでしょうか。
一生来ないのかなあ~。

そんな日を待つよりも、英語とドイツ語と中国語が流暢に話せるようになりたいから、コツコツ勉強するほうが早いですね。


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06/24 03:11 | 未分類 | CM:6 | TB:0
父娘ブログ対決
京都で建築家をしている私の父が、ブログを始めました。

その名も「自由に建築と向き合う」
http://210385.blog71.fc2.com/

これまでは毎日のように私のブログランキングを気にして、「順位が上がった。下がった。」と大騒ぎしていたのに、私の更新の遅さに愛想をつかしたのか、同じブログ村の美術ランキングに参加して、私のブログを抜くことが目標のよう。

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06/22 21:00 | 宣伝 | CM:2 | TB:0
とうとう来ちゃったアートバーゼル!


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行って参りました、世界一の現代アートフェアと呼ばれるART BASEL!



どど~ん!この建物を前にしたときはさすがに興奮しましたね~。
「いっつも写真で見てたヤツや~!」って。子供みたいに叫んでました。
現代アートに本格的に興味を持ち始めて2年ほど。それこそ1年前まではアートバーゼルの存在すらも知らなかったわけですから、大げさな話です。しかし、周りの人たちが「バーゼル、バーゼル」言うもんだからそりゃあ一体どんなとこなんや?となるわけです。

帰ってきてから気づいたんですが、今回は土曜日、日曜日、月曜日とバーゼルに行ったんですが、結局働いたのは日曜日のみ。それ以外はアートフェアや美術館探索しておりました。一日しか働いてないのに、3日分の経費(ホテル代から交通費から美術館巡り代から食事代からコーヒー代からビール代からタバコ代まで出ちゃうので)も出してもらって、なんだか申し訳ない気分になっております。でもこうやっていろんなものを見て勉強するのも仕事のひとつか~!って良いように解釈してみました。



しかし、このブログを読んでくれてるみなさんにかなしいお知らせです。アートバーゼルの会場に入って荷物検査のときに
「カメラ持ってますか?」
「はい。」
って答えちゃったよ~!
「いいえ。」って言えばよかったよ~。
こういうとこで妙に素直に答えてしまう自分がいけてない。
そんなこんなでカメラはクロークルーム行き。
まあどっちにしても写真を撮ってはいけないところでは撮らない(っていうかびびって撮れない小心者)主義なので、まあいいかと思っていたら、いざ展示場に入ったら、みんなカメラ持ってるのん。写真撮影お断りの標識もなければ、誰かが注意するわけでもない。小山登美雄さんもカメラ片手に歩いてはったし!
カメラをクロークルームまで取り返しに行こうかと思ったけれど、邪魔くさいのでやめたダメブロガーです。

そんなわけで、写真も撮らずじっくりアート鑑賞しようと歩き回ったんですが、どう考えてもサークル状になっている会場で道に迷っていたと言うほうがあてはまってます。
あとでアートバーゼルの公式サイトのプレビュー(オープニング)の時の写真を見たんやけど、私が見てないものばっかりでした。でもまあそれは、私は後半の土曜日に行ったし、展示物が会期期間中にどんどん変更されるアートフェアならでは性質を考えたら納得。しかし見てないブースが多すぎるような気がする。くるくる回ってたつもりでもなんだか行き着くところはいつも一緒でした。ちゃんと会場地図を持ってマークをつけながらチェックすればよかった。まだまだアートフェア初心者やなあ。一日中何をしてたんでしょう?

ということで、そんな中途半端っぷりで早速まとめてみると、知らなかったアーティストで好きな作品を発見したというよりも、「良いな~。」と思うものがやはり今までも大好きなアーティストたちのもので、特にクラシックになってきているSoulageや、Anish Kapoor、Giuseppe Penoneなどの作品の強さや美しさを再確認することになりました。

このことは私にとって「好きな作品や作家が見えてきた。これからは、視覚的な自分の好み探しとともに、それら作家たちについてもっと勉強して知識を広げていこう。」と思えるとても良い機会を与えてくれました。こういう風に思ったことは私の中での大きなポイントになると思います。そのためだけでもバーゼルに行って良かったと思います。


バーゼルについては、ART BASELの別館で行われた70ほどの作品の展覧会であるArt Unlimited、そして写真を撮れたVOLTA showについて書こうと思っています。そちらもお楽しみに~。今週中に書けたらいいんですけど、、、。


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06/21 00:44 | アートフェア | CM:3 | TB:0
Untitled
忙しくてなかなか更新ができません。
明日からスイスのバーゼルに月曜日まで下っ端出張で行ってきます。
世界一の現代アートフェアといわれるアートバーゼル
http://www.artbasel.com/ca/bt/kh/
そして去年から始まった若手ギャラリーの集まるVOLTA show
http://www.voltashow.com/
を見てくるつもりです。
またレポートするので、どうか更新の遅さに愛想をつかさないで待っていてください。

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06/17 06:58 | 未分類 | CM:4 | TB:0
作品が購入されるまで


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アート界のみなさん、そして世界中の現代アートコレクターたちは、この一週間はスイスのバーゼルに大集合のようですね。ギャラリーには大してビジターもいないし、結構ヒマです。そんな私も今週末にはバーゼルにお手伝いに行きます。


しかしフランスアート界は動いてます。今日はFNAC(Fonds Nationals d'Art Contemporain:国立現代アート基金)に行ってきました。

なぜかというと来週の6月22日と23日にはFNACによる作品購入のための会議が開かれるので、ギャラリーから立候補させる作品を美術品運送屋さんのトラックに乗せて、La Defence(ラ デファンス)地区にある基金まで運んだのです。

パリにあるギャラリーからの立候補作品は、ギャラリーから1人の代表者が運送屋さんに付き添わなければならないことになっています。

私の働くギャラリーからの出品作品は2点。1点は現在グランパレに展示中なのでCD-ROMに焼いたイメージのみ。そしてもう一点は紙に油絵の作品。

今日の10時から12時、14時から16時半の間に、作品とともに、アーティストに関する申請用紙、作品に関する申請用紙を提出し、その場で作品点検がFNACの係りの人によって行われます。

私たちが到着したのは14時ぴったりだったので、一番に点検してもらえたしギャラリーからの作品は額に入っていたので
「作品が波打ってますけど、どのように貼り付けられているんですか?」
「は?紙に油絵なんで波打つのは当たり前じゃないでしょうか?油絵は重いですし。それにアーティスト自身が額入れを業者に頼んで、それがギャラリーに送られてきたので、本人の確認も取れています。」
「そうですか。アーティストがそうさせたんでしたら、いいです。」
なんて、サクっと終わりました。

しかし運送屋さんが運んできたパリ以外の街からのJaques MONORYの油絵は相当点検されていました。
「キャンバスが木枠にピシッとはられていない。」だの、
「傷が多い。」だの、
「わけのわからない毛がついてる。」だの。
うるさいなー。もー。

そんなこんなしてる間にも他のギャラリーからの作品たちがどんどん運び込まれてきます。私が気づいたものでも
Galerie Almine RECHのRita Ackermanの作品が2点。
たしかRestlesness and angry optimismと


You Jump On Meでした。


Air de Parisからの作品が1点。これは誰の作品かわかりませんでした。

28日にはまた作品を回収に行って、どの作品が購入されるのかが決まります。
もしも購入が決まったら、また作品を届けに行くのです。
道のりは長いですなー。


ちなみに今回の購入作品決定委員会は
まずいつもどおり、
造形美術代表、委員会長、国立近代美術館長(ポンピドゥーセンターの館長ことです)、フランスにある美術館たちの総括、国立造形美術センター長と、芸術創作検査官の6人。

そしてアーティストからは、
Daniel FIRMAN(私の大好きなアーティストさん)、
Bernard PIFFARETTI。

その他の意見役として、
Bruno CARON:コレクター
Henri-Francois DEBAILLEUX:美術批評家
Lorand HEGYI:サンテチエンヌ近代美術館館長
Isabelle MANCI:DRAC Aquitaine(アキテンヌ地方現代アート部門)の造形美術顧問
Philippe PIGUET:美術批評家
Michel POITEVIN:コレクター
Francois QUINTIN:FRAC Champagne-Ardenne(シャンパーニューアルデンヌ地方立現代アート基金)のディレクター
です。


さてさて、私たちが運んだ作品は購入されるんでしょうか?
個人的には、今回立候補作品にあがったものはあんまり好きではないので、選ばれたら嬉しいけれど、なんだか微妙です。


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06/15 04:30 | 出来事 | CM:0 | TB:0
キュレーションしたい人はどうぞ!
ブログの更新が非常に滞ってしまいました。
仕事に、お小遣い稼ぎのバイトに、私的な問題に、人助けに、人間付き合いに、そして遊びに明け暮れておりました。精神的にも、泣いたり、笑ったり、悔しかったり、イライラしたり、幸せをかみしめたり、自己嫌悪に陥ったり、満足したり、めちゃくちゃ忙しかったのです。たったの10日間くらいですが、人生いろんなことがありますねー。

このブログがpretty onlineという若い女性向けサイトの「海外暮らしを満喫する」っていうところに紹介されています。ほぼミクシーに今まで書いてきたことの抜粋が使用されていますが、気になる方はこちらからどうぞ。http://www.pretty-online.jp/biteki/0605_2.html

結構前になりますが、Yahooのセカンドライフというページの特選ブログにも紹介されました。もう載ってませんが。それも井出らっきょさんのスポーツコラムと共に。

ひとつ疑問なのは、私のブログってシニア向け?井出らっきょさんのブログもシニア向け?まあいいんですけど。今回の若い女性向けのんも「大丈夫かな?」と心配です。ははは。



はい。そんなわけで私の収集してくるブログネタが溜まりにたまっていて、微妙に時期はずれのものも増えてきて困っています。

今回はかなりホットな情報(ホットってもう死語でしょうか?)。




来年のヴェネチア ビエンナーレのフランス館のアーティストはソフィー カルになったと、このブログを始めた頃に記事にしました。

そのソフィー・カル。1953年生まれのフランス人女性アーティストで、記憶に新しいのは2003年にポンピドゥーセンターで開催されて評判の良かった「M'as tu vue?」展。自身の私生活や他人の私生活を切り取って、写真、言葉、インスタレーション、映画などの媒体を用いて作品をつくります。そんな彼女が現在ヴェネチア・ビエンナーレの展覧会のキュレーターを募集中です。

一体どういうことなのかというと、6月9日金曜日に、一般的には不動産や人材募集に使用される3行広告という形で、ソフィー・カルはこのような発表をしました。


"Sophie Calle, artiste sélectionnée pour représenter la France à la 52e Biennale d'art contemporain de Venise, recherche toute personne enthousiaste pouvant remplir la fonction de commissaire d'exposition. Références exigées. Rémunération à négocier. Anglais courant souhaité. Envoyer CV et lettre de motivation à : scbiennale@galerieperrotin.com/"


日本語意訳
「ソフィー・カル。第52回ヴェネチア・ビエンナーレにおいてフランス代表として選出されたアーティスト。展覧会のキュレーションを行う、ヤル気のある人材を探しています。身元保証(この場合は今までの経歴のことですね。)要。報酬は交渉次第。流暢な英語求む。履歴書とモチベーションを記した手紙をscbiennale@galaerieperrotin.comまで送付。」


このような3行広告はギャラリーのアシスタント募集だって、口コミで行われるフランスアート界にとってはかなり珍しいものです。

ソフィー・カルはまず、これまた超有名イギリス人アーティスト、ダミアン・ハーストに展覧会のキュレーションを依頼しましたが断られ、最近ポンピドゥーセンターに来たときに、「ヴェネチアでは誰をキュレーターに迎えられるのですか?」との質問に答えられずにいたのです。そんなとき、隣にいた友人が彼女に「3行広告を出して募集すればいいじゃん。」と言ったのがコトの始まり。

そんなシャレみたいな話ですが、この募集はいたって真面目なものであるということ。ソフィー・カルっぽいですな。


これを知って、「フランス館だからやっぱりフランス人限定なのかな?」って思ったけれど、彼女自身がまずはイギリス人アーティストであるダミアン・ハーストに依頼したんだから、この場合国籍は関係ないはずです。

日本人キュレーターのみなさん、どうでしょう?



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06/13 03:51 | 第52回ヴェネチアビエンナーレ 2007 | CM:3 | TB:0
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