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バカンス満開
とうとう!!先週の金曜日でギャラリーが1ヶ月の夏休みに入りましたー!
ということで、まあ週末は勘定に入れず、今日月曜日から9月3日まで、5週間とちょっとのバカンスに突入!
今日は朝から美容師さんに来てもらい、友達に貸してもらった大好きな「きょうの猫村さん」を読み、
それから映画を二本見て、「そっかーいまバーゲンしてるんやー。」と1ヶ月ほど遅れで気づいて一年くらい買ってなかった靴を購入。いまさっき電話がかかってきたので、いまから友達と一杯ビールをひっかけにいってきます。
あー、素敵すぎる。今週末は友人の結婚式でボジョレーに行って、そのあとは8月4日から9月3日までみっちり日本で夏を過ごすので、今週はとりあえず展覧会に行きまくり、たくさん見ているような気になっていたけど、実はそうでもなかったアントニオーニの映画と、最近「この人すごい役者さんやったんや!」と再発見したアラン ドロンの若いときの映画をせめて一日一本は見に行って、パリを満喫したいと思います。
学生のときはこんなことを毎日やってたなー、自分が全然前進してないようで焦りに焦っていたけれど、あんなにいろんなものを観てひたすら食いついて吸収しまくっていたことは、今になって時間の無駄じゃなかったと思えて嬉しいこのごろです。

内容のない日記ですが、どうぞ私のバカンス突入を祝ってクリックお願いします!!


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猫村さんが好きすぎてどうしようもありません。
  

私が感嘆してしまったアラン ドロンの映画はこれ。原題と邦題が違いすぎてスルーしてしまいがち。


今週パリでの上映を何本見つけられるかな、アントニオーニ。

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07/29 02:27 | ワタクシゴト | CM:6 | TB:0
Trisha Brown 「Early Works」 @ Chamarande
先週末の日曜日は素晴らしく楽しくて充実した日だった。
パリからRERという電車で一時間くらいのところにある、Domaine departemental de Chamarandeというところに、配偶者とアーティストである友達と、3人で出かけてきた。
ここには以前から行ってみたいなーと思っていて、こないだの日曜日には、やたらと良い評判を耳にする展覧会もまだ開催中だし、そのうえなんとTrisha Brownの「Early Works」が公演されるということで、いつもなら重くパリに根が張ったようなお尻をあげて行ってきた。ちなみにこの週末は配偶者の両親(いわゆる世に言う義理の両親)がウチに泊まりにきていたので、彼らをほったらかすことになるけれど、ちょっとパリから逃げたかったのも深層心理としてあるのかもしれない。


シャマランドのドメーヌ(別にワインを作ってなくても領地のことはこういいます。ドメインですな。)の森や芝生や池の間を散策していてふと顔を見せる現代アート作品たちも、お城の中で開催中の展覧会も、ぜひ紹介したいのだけれど、今回の記事はトリシャ ブラウンの公演に関してだけにします。展示については次回のお楽しみ。

Chamarande L016 Chamarande L015
まあこういうお城です。パリの風景とかを載せるブログなら別にいいのかもしれないけど、私にとっては、ボール遊びしてる子供たちが邪魔でしょうがなかったです。トリシャ ブラウンの公演前なので、ドメイン内に人が増えてきました。
右側の写真はお城の裏っかわの風景。このお城の正門までもながーい道が続いているのですが、裏っかわは芝生と池の向こう側にうっそうとした森が広がっています。
シャマランドに到着してお城の展覧会を見たあと、ダンスの公演20分前くらいになったので、芝生で待機。

「あ、ドクメンタで見たダンスやるんや。」と少し「なーんや」と思いつつも、この作品は是非配偶者にもいつか見てもらいたい、と思っていたので、彼の反応を見るのが楽しかったです。
Chamarande L017 Chamarande L018
左の写真はダンス前に大道具さん(というのかな?)が綱をしばりにしばってます。
「すっっごいしばるんやなー。そら落ちたら危ないしな。」なんてしゃべっていたら、ダンサーさんが出てきて納得。ドクメンタのときは小さくて華奢な女性ダンサー二人か三人での公演だったのですが、今回はよい感じにお尻がひきしまってよい感じに筋肉のもりあがる男性ダンサーがふたり。ダンスがどういうのか大体わかってる私は、とりあえずボクサーパンツに包まれたおしり観察。
ドクメンタでこのパフォーマンスを見た衝撃はすごかったんですが、今回はすこし残念な部分がありました。私にとって、このダンスはそれぞれ違う人間の身体が衣服というあるいくつかのサイズにわけられて大量生産されている生地の中に、どのように組み込まれるのか、そしてそこにはどうしても逃げられない束縛感が存在して、身体がどのようにその束縛のなかで動き、また静止をするのかっていうのが見所だと思っていたんです。しかし二人いるダンサーのうち、一人がまあ体が大き過ぎるという問題があるのかもしれないけれど、自分の片方の手を綱で持ってからだを支えながら、衣服をひきちぎって自分サイズに前もって大きくしてから体を入れたり、つられているズボンの中に足を入れるのに、手でズボンを持ち上げたりしていたのは、どうみてもルール違反。それではこのダンスの本当の意味がないやん!と叫びそうでした。そのうえ彼は衣服に体を入れてつり下がっているときも、片手で地面をさわって体を支えていたりしました。体が大きいなら、ポールの高さをもっと高くするとかできなかったのかなあ?残念。ドクメンタでの女性ダンサーは、今回の彼のように、上半身はTシャツに下半身はズボンにいれる、ということを無視して、Tシャツに足を入れたり、もっと自由に踊っていたのも覚えています。
ドクメンタではすこし薄暗い部屋に効果的なライティングで衣服の色がもっと鮮明に見えていたし、ダンサーたちやインスタレーションの影が床に写っていて美しかったのに、それも今回は太陽光線が強過ぎるせいか、影も衣服の鮮明さも薄らいでいました。でもそれは残念なのではなくて、そういう違いを発見できるのも、それまでのダンスにおけるしきたりを打ち破ろうという活動を60年代から始めたトリシャ ブラウンの特徴なのかもしれません。
このダンスのもようは、Trisha Brown, Documentaなんかで検索してもらったらなんぼでもYoutubeで見ることができますよ。


このパフォーマンスが終わり、「ありゃ、もう終わりかね?「Early Works」と複数やのに?」と思っていたら、この公演の主催者であるParis Quartier d'Eteというパリで毎年夏に行われるアートやダンスのイベントの係員のひとたちが「次はこっちですよー!」と誘導してくれて、お城の正面右側へみんなでぞろぞろぞろーと移動。私と友人は日本のおばちゃんパワーで早歩きし、ゆったり歩くフランス人たちを追い抜いて、少しでも良い場所取りを!とがんばります。こういうとき一番自分が「日本人やなー。」と照れますが、せっかくやしいい場所で見たいですもんね。配偶者はそんな日本人のおばちゃんの素早さについて行けず出遅れ。ほぼ迷子。

お次ぎは友達が「星の王子様みたいね。」と言った踊っているときも口角があがったまんまのダンサーさんによる、長くて四角い棒をお城のお堀の角を利用して一点を作り、そこから棒を手で持たないで、頭や肩に沿わせながらのパフォーマンス。
Chamarande L019 Chamarande L020

その次はお堀の中でさっきの二人バージョン。
Chamarande L021
点と棒と足や腕による直線、そして、身体の描く曲線がとても美しいパフォーマンス。


また移動すると、次はお城の反対側のお堀のなかに四人の女性ダンサーが微動だにせず寝転がっていました。芝生の緑の上に4つの白い物体。もうそれだけで美しすぎて、私と友達はボキャブラリーの貧弱な子のようにただただ「きれー!」「きれー!」「わーきれー!」「ほんまきれー!」を連発しておりました。
Chamarande L022 Chamarande L023
ダンスもすんばらしいの一言。
最初のほうと最後のほうを動画で撮影したので、どうぞみてください。


私は「白と緑だけの万華鏡を見てるみたい。」と、いつまで見ていても飽きない万華鏡を見ている気分になっていたのですが、友達のほうは「なんか植物が土から芽をだして、大きくなって、お花が咲いてっていうのを早送りにしたのを見てる気分にならない?」とすんごく素敵なことを言ってました。だから彼女が好き。


まだまだ続きます。
次はお堀のすぐ横で5人のダンサーが例の白い棒を水平に持ち、写真で一番右にいる人は片方の先端をを木にあてて、それ以外の人は棒の先端をくっつけながら、棒をまたいだり、下をくぐったりするパフォーマンス。
考えただけでもすんごい集中力と均整感覚が必要です。自分の棒がみんなの線からはなれたら、「I've gone」とみんなに知らせ、またつながったら「 I'm on」。木に片方を当ててる人と一番左の人は比較的やりやすいだろうけど、両方の先端に気を配っていないといけない真ん中の三人はすごく難しいはず。あまりにも「I've gone」と「 I'm on」を言いすぎて、途中でぷぷって吹き出してるダンサーもいて、観客たちもおもわず笑ってしまったり。そして最後は5人全員が棒の下に寝転がって、みんなが「I'm under」と言えたら終わりです。なんかチーム単位で争う競技をみてるみたいでした。
Chamarande L024 Chamarande L025
このパフォーマンスもちゃんと見てましたが、このとき私の前にいた3人の女の子たちが写真を撮りまくっていて、その写真がすべて一番右のダンサーさんの顔のアップやったり、お尻のアップやったりして、それも撮る度に「これはあんた用な。」とか言いながら3人でげらげら笑ってて、たまに私にも見せてくれたりしてカラカラわらってしまいました。私のタイプは彼ではないけどなー。だって彼は一番はじめのパフォーマンスで地面に手をついたりしてた人やし!


ちなみに私のタイプは彼です。

このダンスはお城の裏っかわにある広大な芝生の上に常設設置されている、Bert Theisのアート作品である、3台の白い十字形の台のうち、2台の上で行われました。
左の写真でもうひとつの台で踊ってるダンサーが見えるでしょうか。
Chamarande L026 Chamarande L027
この人かっこいーわー。


お次は噴水の横で行われたパフォーマンス。
Chamarande L028

チクタクチクタク。このダンス、はまってしまってこの日から気がつけば道を歩いてるときやってたり、私はちょっと気持ち悪い人になってます。


そして最後のパフォーマンス。もうこれが!楽しくて美しくて最高でした。

動画でもわかるように、音楽の終わるタイミングとダンサーたちが木にくっつくタイミングが完璧にあっていて、拍手喝采!
パフォーマンス中はむっつりした顔をして踊っているダンサーの女の子4人が、木にくっついて音楽が終わった瞬間、にかーっ!て満面の笑みで笑うのもダンスの一部なのかと思いくらい、見ていて気持ちのいいダンス。私もよせてー!


最後は大拍手の渦。そのうえトリシャ ブラウン本人も出てきて、最高でした!
Chamarande L030
この公演は先週にポンピドゥーセンターでも行われていて、すごく前から行こうと思っていたのに、なぜかチケットを取る段階で「別にいかんでいいわ。」と何故か思ったんですが、私の予感はあたっていました。だってポンピドゥーセンターやったら、いくら10ユーロくらいかもしれないけど、お金を払うし、そのうえ黒い舞台の床の上でこれらのダンスを見るわけです。芝生や樹木の緑も、背景のお城もなければ、鳥のさえずりも聞こえないし、風で揺れる木の葉とそれに反射する太陽の光もない。
ここまでの充実の1時間半が無料とは!!
あーしあわせー。

トリシャ ブラウンの他の作品を見たことがないので、もっとみてみたいなー!


私がここで書いたTrisha Brown の「Early Works」のDVDは一番左のです。



シャマランドで見た展覧会については次回書きます。本当はね、素敵なところすぎて、あんまり人に言いたくないのです。このブログは日本にいる人たちが多く読んでくれていると思うのですが、パリに住んでる人たちには内緒ね。
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07/24 04:30 | コンテンポラリーダンス | CM:4 | TB:0
2008年6月備忘録
6月は仕事でバーゼルに行ったのと、配偶者に連れられてわざわざフランスのニームという街の昔の闘技場まで、レディオヘッドというロックバンドのコンサートに行ったのがビッグイベントでした。彼に「kanaのダンスは、トム ヨークのダンスとめっちゃ似てるな。」と言われた。実際、レディオヘッドのことはファンでもないしよく知らんけど、歌いながら踊ってるトム ヨークを観て、「私も一緒にステージでごろんごろん踊りターイ!めっちゃ楽しそー!」とひそかに思ってた。映画も観たけど、実はSex & the Cityだったりするので、あんまりアートアートしてません。楽しかったのは、わざわざ仕事を休んでいまで行ったパリのボザールのPortes Ouvertes(卒業する5年生以外の学生たちが各アトリエ(日本でいうゼミ?)で作品を発表、一般公開。直訳すれば「開かれた扉」。)まだまだ学生さんなのに、レベルが高くて驚きました。まあそれでもやっぱり誰かのマネをしてるアートが一般的でした。でもいいと思う。最初っから天才芸術家!にならなくて。学生さんというのは、ちょっとずつ自分の方向性を探ってはる時期やからね。なんか私もがんばらなー!と思いました。

それにしてもギャラリーに全然行かなかった。まあでもバーゼルで400近くのギャラリーブースを観たことになるから、まあいっか。

では興味のある方は、リストどうぞ。
07/07 20:27 | 備忘録 | CM:5 | TB:0
ベジャールのボレロかギエムのボレロか。
ある平日の夜、7月だというのにジャケットが必要なくらい肌寒い空気のなか、わざわざヴェルサイユまで行ってきた。なぜなら何年か前からずっと見たいと思っていたバレエの公演があったからだ。
それはボレロ。

ベジャールのボレロに出会ったのは、私が中学生の頃だった。家にいるときはいつも、WOWOWという衛星放送のチャンネルで、新しいのも古いのもとにかく映画を見まくっていた。そのなかに「愛と哀しみのボレロ」があった。邦題はセンスがないとよく言うけれど、私はいかにも80年代っぽい大げさな邦題がいまだに好きだ。特にこの「愛と哀しみのボレロ」。タイトルだけでしびれる。しかしその頃の私はタイトルにしびれていたわけではない。この映画が WOWOWで放映されるたびに見ていたのは、最後のダンスシーンを見るためだった。そのことに今気づいた。タイトル同様ものすごく劇的な内容の映画なのだが、あんなにも何度も見たのに他のシーンは一切記憶にない。
あの頃はボレロという音楽は知っていたが、ベジャールのべの字も知らなかったし、それこそバレエに関しても、その「バレエ」という単語しか知らなかった。

そしてパリに来て、何年か前にバスティーユのオペラでボレロが上演されるというので見に行った。「あ、あの映画で見てたダンス。」と気づき、とにかく感動しまくった。観客の集中と緊張をあんなに感じた公演は、そのころの私はまだあまり体験したことがなかった。そのときのボレロは、たしかパリオペラ座の劇団によって上演された。中心の赤いテーブルの上で踊ったのは女性だった。彼女には私が映画で釘付けだったあの男性ダンサーの持つ吸引力はなかった。

そして今回。その何年か前の公演のときから今までの間に、私もダンス公演にしょっちゅう足を運ぶようになり、シルヴィーギエムのダンスも見ていた。インターネットでどこかの誰かが、「シルヴィーギエムの踊るボレロは、「ベジャールのボレロ」ではなくなり、「ギエムのボレロ」になる。」と書いていた。その一文が心に残って、「私もいつか。」と思っていたところに今回の公演があった。私は「ギエムのボレロ」を見に行った。

音楽にまったく興味のない私だが、ラヴェルのボレロはよく聞く。この音楽はもう何時間でも聞いていられるくらい好きなのだ。楽曲としてボレロを語ることは知識も耳もないので不可能だが、これだけは言える。私がなぜボレロを好きなのか。物事には常に「終わり」があって、楽しいこともうれしいことも辛いことも悲しいことも確実に終わるときはくる。素晴らしいものを前にして感動しているとき、「このままずっと終わってほしくない。このままずっとここにいたい。」と思うけれど、ボレロだけは違う。ずっと終わってほしくないと思っている反面、終わりのあまりにも強烈な素晴らしさも知ってしまっているので、「終わりはもっとすごい。」と終わるのを待ってしまうという矛盾が自分の中でできてしまうのだ。それはベジャールのボレロでも同じだ。「このまま踊り続けてほしい。」と思っているのに、「終わりに近づいてきた。」と毎秒毎秒興奮が高まっていくのを抑えられない。
私が音楽でもダンスでもボレロを愛してやまないのは、その矛盾する期待と高揚感と集中と緊張が私の中で渦を巻いて爆発しそうになる。

シルヴィーギエムはいつも三つ編みにしている赤毛をほどいてボレロを踊る。いつもなら気に食わない彼女の長過ぎる腕や足、細くてしなやかすぎる体も、すぐにヒラヒラとしてしまう動きも、ボレロでは、私が今までに一度も見たことのない別の演目を演じているように見える効果を持っていた。東京バレエ団の男性ダンサーたちとの公演であったので、彼女の長身とダンサーたちの比較的小柄な体格が、素晴らしい対比を見せ、また彼女の赤毛とダンサーの一様に黒い髪の毛が、赤いテーブルと椅子、そして真っ黒のステージに合わさって、非常に美しかった。

ベジャールのボレロはギエムのボレロになっていた。後半に進むにつれて、ギエムの高揚がステージから溢れ出していた。そしてもうそのときには舞台をしきっているのは、ベジャールではなく、ギエムだった。「あ、これか。ギエムのボレロは。」と自然にギエムのボレロになる瞬間を感じた。「ボレロはこんな風にも存在できる。」と思った。

寒くて寒くて震えていたのに、ボレロを観ている間はそれを感じなかった。


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なんか書き出したら真面目な感じで書いてしまったので、付け足しです。

写真がたくさん載っているブログを発見しましたので、リンクさせていただきます。
前編後編


ボレロの見所は、舞台の美しさ、中央のダンサーそして絶対に忘れてはならない、というか絶対に目がいってしまう素晴らしい周りの男性ダンサーたちです。彼らの腰のフリは素晴らしい。そして椅子に座っているダンサーたちが、たまに手を肩にやったり、上半身を触ったりする動きがあるんですが、それがもうたまらなく美しく官能的で、失神しそうになるくらいかっこいいのです。ただのおばちゃんだと思われてもけっこう。本当に美しいんですから。特に今回は東京バレエ団ということで、みなさん日本人男性でした。西洋人がこのダンスをするよりも日本人のほうが、まあ日本人の私だからからしれませんが、妙に生々しいというか、生の美しさが増すとでもいうのか、もう何倍も良かったと思います。

私は今のところ行くつもりはありませんが、来年はパリオペラ座でボレロが上演されます。
一生に一度は本物を観てほしいダンスです。



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07/05 01:38 | コンテンポラリーダンス | CM:4 | TB:0
LISTE 08
やっとこさ本家アートバーゼルの記事も書いたことですし、サテライトフェア(本家のアートフェアの時期と場所に合わせて別の場所で行われるoffなフェアのこと)についても少し。
って言っても、Listeしか見てない。でもたしか2年前にバーゼルに行ったときも、バーゼルよりも寧ろサテライトのVOLTAについて書いた記事(これこれ)のほうが検索されてたような、遠い記憶があるので「情報が少ないのかね?」と思い、書いてみます。
しかしここに書く気もなかったので、気づいてみると、全体的なブースの様子を撮った写真がないんです。私が「あ、これ好きかも。」と思った作品の写真しかない。それも結構な数のブースと作品があったのに、そんなふうに思う作品にあまり出会えなかったので、ここで紹介するのが全部です。

さてさて、LISTE 08 The Young Art Fair in Basel。これが本当の名称です。バーゼルのヤングなアートフェアということですが、本家の次に有名だと思います(kana統計による。)。
DSCN0798.jpg DSCN0796.jpg

こんな場所で開催されます。横の黒いテント部分も会場になっていて、今年のバーゼルはめちゃくちゃお天気が悪くてなんだか肌寒かったので、毎日ここのブースに夜までいるのは、すきま風やなんかでかなり寒いはず。逆に暑いときはめちゃくちゃ空気悪くて暑そうやけど。 
LISTEは1996年から毎年バーゼルで開催されていて、オープンから5年以内のギャラリーが40歳以下のアーティストを紹介するという現代アートフェア。
若手アーティスト発掘の場として有名で、私が行った日はオープニングでもなんでもなかったですが、アートバーゼルに出展しているギャラリストたちも来ていました。知っている人たちだけでも、ニューヨークのアンドリュー クレップスとか、ブリュッセルのロドルフ ジャンセンの共同経営者、セバスチャンとか。みんなちゃんと見てるんですねー。



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「好きな作品がなーい!微妙や、、、。」と思っていたら、いた!イリス ヴァンドンゲン!このアーティストさんの作品は本当に好きなんです。やっぱり作品の持ってる存在感が全然違う!「リステに来てよかった。」と私をほぼ救ってくれた作品。一時期、彼女の作品を購入したいと思っていたけれど、最近は「家にあったら怖いやろな。」と意見がかわってきました。でもやっぱり好きです。ま、どーせお金ないし買えへんけど。あまり趣味の合わない私の配偶者も弟も「いいね。」と言ってくれるアーティスト。いや、それでも買えへんけど。

ちなみにこの作品はThe Breederというギリシャのアテネにあるギャラリーのブースにありました。このギャラリーは二人のぽっちゃりしたカップル?兄弟?とよくわからない男性二人によって経営されているんですが、またこの二人が作品以上に「アート」です。二人が腕を組みながらブースにデーンと暇そうに座っているのはなんだかお笑いコンビのような、アーティストユニットのパフォーマンスのような、なんとも言えない雰囲気なのです。普段、他のアートフェアではピンとこないブースだけれど、今回のリステでは私的には一番良かったブースでした。



次にお!と思ったのは、日本人のアーティストグループ、exonemoが、ギャラリーではないですが、バーゼルにあるplug.inというオルタナティブスペース(?ちゃうかも)のブースで紹介されていました。断末魔ウスというタイトルで、様々な方法で破壊したマウスやその写真が展示されていました。「マウス」ということで実験に使われるネズミのことを思ったり、マウスのボールの部分がなんだか魂のように見えたり。ゆっくり彼らのサイトを見てみたい。
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こちらはその模様を撮影したヴィデオ作品。例えばマウスをミキサーにかけて破壊してるとこ。
ここから見れます。
ブースにいたお兄ちゃんに、「DVD安いから買ってよー!」と言われて、少し迷ったけれど、結局買いませんでした。15ユーロやったんですが、安すぎて少し哀しくなったのが購入に至らなかった要因。逆にもっと高くて、何枚限定とかしてくれたら買ったかも。
彼らの個展が同時期にplug.inでやっているというので、アートバーゼルが終わった翌日にわっざわざ行ってみました。でも閉まってたーーーー!くやしー!



DSCN0806.jpg

こちらはThomas Baumannの作品。5点の間をワイヤーがジーーってゆっくり移動するというもの。それだけやのに、なんか見とれました。そういう作品ってありますよね。



DSCN0808.jpg

お次ぎはLeopold Kesslerの写真作品。飛行機で、多分ファーストクラスかビジネスクラスかと、エコノミークラスを仕切るカーテンを、フライトアテンダントが閉めてるのを撮影したものです。それだけやのに!なんか好き。そうそう!写真やのに、まるで自分の前にカーテンが引かれて、それ以降、前方で何が起こってるかわからない、これされるとなんか惨めな気分になるんよねー。としみじみしてしまいました。ま、どうせ大したことは起こってないってわかってるんやけどね。


そしてAnne Eastmanの鏡のモービルと白黒の平面のインスタレーション作品。
まあ、そこまで深い作品ではないですが、ほっとします。
DSCN0813.jpg


こちらは動画。普通にきれいです。

床に直接置かれた小作品もありました。
これはちゃんと台をつくって置いた方がいいと思うし、売りやすいと思うんですが、どうでしょう。
DSCN0812.jpg



あっちゃー!また入ってっちゃった!この作品を見たとき、感じたり考えたりしたことを「お!うまいこと表現できるかも。」とそれをアウトプットしていくんやけど、なんだか行き場がないのとうまく伝えらないのとで、結局また入ってっちゃった、、、みたいなモドカシい気分になりました。そういうことありません?Magnus ThierfelderのA Tension。
DSCN0814.jpg


今年は68のギャラリーが参加していたわけですが、気になった作品はこれだけでした。なんか、私の好きなものがよーくわかるラインナップになってしまって、ちょっと恥ずかしいです。
一番強く思ったことは、ブースの仕切り方が悪いということです。それは参加ギャラリーの問題ではなく、フェア主催側の問題ですね。多分この会場は元学校とか、最近ありがちなそういう場所を利用してるんだと思いますが、なかには一つの部屋を全部使っているギャラリーもあれば、もう「なんだここは、オープンスペース??」と思うような仕切りの場所もありました。ある程度大きな空間の両側に2枚の壁が設置されていてその壁一枚分と前の空間が、一つのギャラリーのブースになっているのです。ということは、自分のお向かいさんのブースは、勝手に好きなものを展示してるわけですから、フェアに参加するときの「いかに面白いブースにするか」という最大の目標を無視していることになると思うのです。ブースの概念がほぼなくなってしまっているとでも言えばいんでしょうか。逆に良いように言えば、「作品ひとつひとつの良さが見えてくる」という捉え方もあるでしょう。でもそれは違うな。それだったらアートを商品として並べるギャラリーが参加する意味がなくなってしまう。衝撃的だったのは、好奇心旺盛な私が誰も行かない場所に「ここは倉庫になってるんやろか?」と思って足を踏み入れた空間まで、あるギャラリーのブースになっていて、誰も気づかない、イコール誰も来ない場所に、わざわざ作品を展示して、朝から晩までいなきゃならないギャラリストもいたわけです。ひと事ながら、怒りくるってしまいました。

そんなこんなでしたが、いろいろと思うこともあり、見にいって良かったなあと思います。
やっぱりアートフェアって難しいな。


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07/04 04:35 | アートフェア | CM:0 | TB:0
ART 39 BASEL / 第39回アートバーゼル 2008 for SHIFT
バーゼルはもう一ヶ月ほど前の話なのに、やっとこさ、SHIFTに記事を書きました。
いつも遅れてすいません。なんだか同じ言葉を使いまくってまとまりのない文章ですが、書きたいことは書けたし、まあいいか。もっと書く訓練しなきゃなあ。
興味のある方はここからどうぞ。




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ほんで、記事で触れたアーティストさんたちの、アマゾンにあったカタログを載せました。
なんかくるくる回るのとかやりたくて。ただそれだけなんやけど。
でもこのくるくる回るの、ちょっとうっとうしくもなってきた。

Chloe Piene/クロエ ピエヌとFiona Banner/フィオナ バナー展が、バーゼルのArt Premiere/アートプルミエールでやっていました。
クロエ ピエヌのこのカタログは去年にフランスのニームという街にあるカレ ダールでやっていた展覧会のものです。すっごい評判良かった個展。ハンス ベルメールとかキャメロン ジェイミーとか好きな人は好きね。
  

こちらはPublic Art Projets/パブリックアートプロジェクトに展示されていて良かったIsa Genzken/イザ ゲンツケンとDan Graham/ダン グラハムのPhaidon/ファイドンのカタログ。
 

こちらもアートプルミエールで展示されていたジェシカ ストックホルダーのカタログたち。
緑色のカタログの最後のページはねー、飛び出すインンスタレーションになってます!




我らが杉本博司さんのカタログたち。カタログもしっかり白黒やね。ほんまに好き。



私にとって、「衝撃の絵画展」であったルシアン フルードの回顧展カタログ。あんなに「すごい!!」と感動しつつも、頭がぐるんぐるん回転した展覧会はいまのとこ最初で最後。


そしてまあ今年のバーゼルのカタログ。


07/03 19:47 | Shift投稿記事 | CM:0 | TB:0
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