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ビデオ&映画の公募 @ ポンピドゥーセンター!
またまた久しぶりの「公募展、アーティスト イン レジデンス」カテゴリーの更新。

今回はなんとポンピドゥーセンターの公募展。2006年から始まったらしいけど、2004年からすぐ近くに住んでるのに知らなかった、、、。不覚。

まあ気を取り直して。

CIN-HORSPISTES2011.jpg

「Hors Piste」というタイトルのこの企画。ポンピドゥーセンターの吹き抜けになっている部分の地下階で、2011年は1月21日から2月6日まで開催されるよう。
それに際して、2010年10月15日まで、ビデオまたは映画作品の公募が行われています。

公募のセクションは二つ。
一つ目は「screenings」。2009年1月1日以降に製作された25分から65分以内の作品でテーマはなし。30ほどの作品を選考予定。
そして二つ目は「a thematic exhibition on SPORT」。まあそのままでスポーツをテーマにした20分以内の作品を集めたビデオ展覧会。こちらは制作年のリミットはなし。
どちらも16ミリか35ミリのフィルム、もしくはベータ、ミニDV、HDのビデオのフォーマットに限られます。
フランス語か英語でないものは、英語の字幕をつけること。

選考結果は2010年の112月15日にアーティストに直接メールが送られるようです。


PDFをダウンロードできるようになっているので、詳細はこちらからどうぞー!
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09/29 19:23 | 公募展, アーティスト イン レジデンス | CM:1 | TB:0
Mohamed Bourouissa 「Temps mort」 @ Kamel Mennour
友達が働いてるギャラリーだけ行こうって思った土曜日。実はもうひとつ行っていた。友達が働いてるんではなくて、知り合いのアーティスト、モハメッド ブルイサの展覧会。
それもキャメル メヌー ギャラリーなんて立派なところで。彼のことは紹介してもらう前から名前と作品を知っていて、紹介してもらう前に見たビデオでも衝撃を受けた。そして彼自身から作品のプレゼンをしてもらったんやけど、「この人はすごいな。きっとすぐにすごく有名になる。」って思ったのを昨日のことのように思い出す。それくらい彼の作品は強かったし、彼のプレゼンは素晴らしかった。
そうこうしてるうちに、パレドトーキョー/パリ市立近代美術館で合同開催されたDynastyでも他の若手の追随よりを寄せ付けず、より一層注目されたようで、様々な雑誌でもしょっちゅうその名前を目にした。その上今知ったんだけど、arteというテレビ局の現代アート番組「l'art et la maniere」でも特集されたことがあるよう。それも2009年の11月なんて、もうほぼ一年前。知らなかったなー。

そんなモハメッドの個展がパリで重要な現代アートギャラリーの一つであるキャメル メヌーで開催されている。本当はヴェルニサージュに参上したかったのだけれど、なかなか都合がつかず、そのうえもう既に何度も何度も見た事のある作品だったので、「まあえっか。」といつもの私の最大の欠点、怠惰が私を襲っていたので、土曜日に偶然ギャラリーの横を通らなかったら、見逃してたかもしれない。

DSCN4641.jpg

このビデオはさんざん見たのでちゃんと見なかったけど、これまたうれしい驚きをくれたのは、ビデオ「Temps mort」からの抜粋されたシーンを写真として展示していたところ。展示の仕方がめちゃくちゃかっこいい。多分全てほぼ実物大にプリントしていて、ほぼ現実と同じ高さに展示してある。そういうのがわかるとなんだか簡単すぎてばかばかしくなってしまう展示って多いけど、これはめちゃくちゃかっこよかった。
もー何が違うんやろう。私ではこんな展示は絶対にできない。「すごい人」は何よりも「すごいセンス」があるんやなあって実感し感心し、それを見たのがうれしくてうれしくてしょうがないんやけれども、心のどこかで「私にはできないなあ」ってちょっと落ち込んだりしながら歩いたカルチエ ラタンの土曜日。


モハメッドは今度はキュレーターとして、これまたモハメッドを介して出会ったナビラと企画する展覧会が、10月には2つもあるみたい。どちらも行かないと!人とのつながりも仕事の一つ!と思いながらも怠惰が顔をかたむける人嫌いの私でした。


09/29 01:54 | ギャラリー | CM:0 | TB:0
Nicolas Guiet 「otrtreotrpoto」 @ Galerie Jean Fournier
もう一体何ヶ月ぶりだろうか、ギャラリー巡りをするのは。

と怖くなってしまうくらい、ギャラリーや美術館や、それこそ現代アートというもの自体が、鬱陶しくってどうでもよくって全てうっちゃりたい気分でずっといた。これまでなら、「これじゃ駄目だ!」となんでコレじゃ駄目なのか全くわからないまんまそんな熱血漢のようなことを思って、なんとか自分を立て直していたけれど、年取ったのかなあ、もう本当にどうでもいいときもある。

でもこないだの土曜日、あるグループ展を見に行くために左岸へ足を運ぶ。私はウインドウ ショッピングも興味ないし、ショッピングも興味ないし、目的地のない散歩やぶらぶらが大嫌いな人間やけど、テクノパレードのせいで無法地帯になってしまってるカオスなサンジェルマンデプレはなかなか楽しかった。べつにテクノパレードにはすれ違ってないけど。

そんなぐちゃぐちゃな気分のまま、見ないといけない展示をさくっと見て、友達の働いてるギャラリーだけに顔を出すことにした。そのうちのひとつ、パリの老舗ギャラリー、ジャン フルニエで開催されていたニコラ ギエの展覧会を見て、なんだか気持ちが良くなったので紹介。
ギャラリーカテゴリーでの投稿はもんのすごい久しぶりだわ。


DSCN4652.jpg DSCN4651.jpg DSCN4650.jpg

なんだかどれも、プラスティックでできたIKEAなんかのブティックに売ってそうなデザインオブジェに見えるけれど、実はこれらすべてタブロー/絵画。
ということはすべて、タブローを構成するエレメントである枠とカンバスと絵の具でできてる。そうでありながら、タブローの持つ別の要素、平面であるということを完璧に無視して、空間の壁、天井、床、はたまたドアなどにアメーバのように貼り付いてる。
もうひとつ面白かったのは、タブローというと、特に今日のアートのなかでは彫刻や写真、ビデオなどに比べて「一点もの」的感覚が強いのに、別にディプティックやトリプティックにこだわるわけもなく、どこかエディション的雰囲気をたたえているところ。左の写真の奥に見えるオレンジの三点はトリプティックになっているらしいけど、それ以外はすべてバラ売りだそう。でも真ん中の写真の青い作品は二点以上からでないと売ってくれないらしい。
欲しいなあ。かわいいなあ。でもこんなのがウチにあったら甥っ子や姪っ子がおもちゃだと思って突進していきそうかも。ということは天井につければいいか。

10月9日まで。


一日にどわーっと何十ものギャラリーを回るより、五つくらいのギャラリーをノンシャランに見るほうが、今の私には合ってるのかな。
09/29 00:19 | ギャラリー | CM:0 | TB:0
Annie Cohen-Solal 「Leo and His Circle: The Life of Leo Castelli」
「読み散らしたら書き散らすブログ」から。




これはアート市場とかアートブームとか作品がどうやって商品になってくか、ってことに興味がある人にはおもしろい本。サルトル専門家として有名な Annie Cohen-Solalは、若い頃在米フランス大使館の文化部門を牛耳ってたらしく、そのときにレオ カステリと親交を深めたそう。

「「ギャラリスト」という職業を創った男」と呼ばれるレオ カステリは、50歳を過ぎてから本格的に自分のギャラリーをニューヨークに持って、当時アメリカ中を支配していたポロックやロスコーに代表される抽象表現主義のあとに来るポップ アートの立役者の一人。というかポップアートを商業的に成功させたのはこの人と言えるんではないでしょうか。

ちょうど去年の今頃フランス語版が発売されたときに手に入れて、それからちょこちょこと読んだり、だだーっと読んだり、挫折して読むのをやめたりした本。なぜ一度挫折したかというと、結構長いこの本の前半部分はずっとレオの少年時代、というか彼が育ったイタリアのトリエステの歴史的ポジションやら、レオの両親のことなんか、「うーん、微妙に興味ないかも」ということが多くてやめてしまった。私が働いているギャラリーのボスに「カナ、レオの本読んだ?」と聞かれて「いやー、それが最初のとこで挫折してしまってー」と正直に言ったら、「あーそうかも。私たちの年代のヨーロッパ人には興味深い部分でも、カナにとっては違うかも。ニューヨークのとこから読んだら?」と言われ、ニューヨークのところからもう一度始めてみた。というかほんの少しさかのぼって、パリのヴァンドーム広場でレオが友人とギャラリーを始めたところから読み始めた。

私は前に一度、クロード ベリがレオ カステリをインタビューしたドキュメンタリー映画の会話が文章にしてある本を読んだことがあったのと、もちろん現代アートの世界に端っこのほうながらも関わっていく上でレオ カステリの存在はすごく強くて、彼が成したこと、彼の性格なんかを聞いたことがあった。でもやっぱりきっちりと伝記を読むのは全然違う。もちろんどの伝記でもそうなんだろうけれど、レオ自身の人生だけではなく、その時代背景や社会の反応などもすごくわかりやすく盛り込まれていて、とてもおもしろかった。それこそラウシェンバーグとジャスパー ジョーンズの日常だったり、彼らとレオの最初の出会い、ポロックが大酒飲みだったこと、アルフレッド バー Jrがどんな風にMOMAを創ったか、ニューヨークがどのようにして芸術の首都にのしあがったのか、ベネチアビエンナーレでの賞レースなどなど。作品を見て、美術史を勉強して、そういうことはもちろんアートに興味のある人ならしていると思うけれど、その背景を知るともっと面白い。そしてそれが現代アートに関していうならば、「自分はそのときまだ何歳だったなあ。」なんて同時代の話なので非常に実感が湧くし、写真なんかのアーカイブや証言の量がずっと豊富でおもしろい。

私は数年前に生まれて初めてニューヨークに行った。そのときは私の働くギャラリーからの出張で、もちろんボスもいたし、他のギャラリストなんかも一緒で、「ニューヨークが初めてのカナを案内するアートツアー!」みたいな感じになっていた。有名なギャラリーの歴史や、誰と誰がいつごろつき合ってたなんていうゴシップネタまで満載で、おもしろい話がたくさん聞けたわけやけど、そのなかでもやっぱりレオ カステリの存在は大きかった。「ここがレオがSOHOに開いたギャラリーね。ほんで○○階にソナバンドが入ってて、、、」「レオがSOHOに行く前はここでやってたのよ、ギャラリー」だとか、「彼女は昔レオとつき合っててね」とか。そうね。私にとってはもう大昔の偉人のように感じるけれど、彼と一緒に仕事をした人なんてまだまだ五万といるくらい、彼は私の同時代人なんだ。と実感した。レオ カステリがいなくてもニューヨークのアート界は存在するけれど、レオ カステリがいたからこそあるニューヨークのアート界っていうものも確実に存在する。


09/16 20:43 | 本 カタログ | CM:1 | TB:0
また新しいブログ
もう本当にご無沙汰しちゃって、、、。

今年の夏は楽しかった。本当に楽しんだしリラックスしたし、まさに「バカンス!」でした。

さて9月。また一年が始まる。私の2010/2011は新しいブログと共に。
マダム フィガロ ジャポンという雑誌のサイトの新しい企画でWe Love Parisというのができて、私がその公認ブロガーの一人として、ふっつーのパリでの生活ブログを書いてます。これ、une femme est une femme

DSCN3721.jpg

どちらかというと私の日常、どこどこに行ったとかなになにをしたとか、そんなことばっかりで、なんかまだ自分でもこのブログをどうしていきたいのかよくわからないけれど、とりあえずネタは日常なので結構楽に書けます。
この日常ブログでかるく書いた展覧会なんかのことを、こっちのアートブログのほうで膨らまして書こうと思うので、どちらもよろしくお願いします。

ああ、読書ブログのほうももう10冊遅れくらいです、、、。

私はやっぱりだめ人間。
09/16 19:36 | ワタクシゴト | CM:1 | TB:0
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