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パーチーパーチー!


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さてさて、今週のフランスアート界は怒涛のFIAC(Foire Internationale d'Art Contemporain : 現代アート国際フェア)週間。
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私にとって今日は10月始めての本格的な休日。FIACでは今週の木曜日と金曜日に私が働くギャラリーのブースにいました。それ以外の日はギャラリー勤務。グランパレに2日もいたわりには、自分のところのブース以外はほぼ見ていない状態。だからレポートも何もできません。残念。今日は休日なので、FIACのもうひとつの会場であるルーブルのCour Carreeを観に行って、FIACの裏イベントでもある同時期に開催中の3つのアートフェアを観に行って、もしも時間があったらグランパレにヴィジターとして行こうと思っていたんですが、すべてを実行するのは無理っぽい。それにめちゃくちゃ贅沢なことを言ってしまえば、他のアートフェアに行ったりするのもなんだか仕事感が抜けないので、気合が入りません。ああ、映画とか行きたい。家でバカテレビ番組を見たい。ネコとお昼寝したい。そして何よりも10月は私がほぼ家にいないので、家が荒れまくっています。掃除したい。洗濯したい。料理したい。


今週は昼間は仕事、夜はパーティーで明け方帰宅の毎日でした。


そんなパーチーパーチーだらけのレポートでよかったら!どうぞ!






げつようび~!
Festival d'Automneの一環で、Cameron Jamieのヴィデオ作品JOの上映がパリのオペラ・コミックであり、音楽担当をしている灰野敬二さんの一日エージェント。以前にキャメロンから「また手伝ってね。」と言われていたんやけど、それから一向に連絡がないのでもういいんかな~と思っていたら、直前になって電話がかかってきました。でもギャラリーでの仕事も溜まっているし、その日のお昼は日本から知り合いが来ていて唯一会えるときだったのでランチの予定が入っていて、普段は11時からギャラリーでの仕事は始まるんですが朝早く行ってオシゴト。そのうえFIACのための作品輸送の日と重なってもうドッタンバッタンした一日でした。上映会のあとはさくっと帰れるとそれだけを楽しみにしていたのに、結局関係者やコレクターが集められるディナーにも行かなければいけなくなって、結局深夜1時帰宅。
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オペラ・コミックには初めて入ったんですが、美しかった。
この日の上映会についてまたここでレポートしたいと思ってます。でもいつになることやら。


かようび~!
ギャラリーでのお仕事を終えてFIACのOffのひとつであるEspace Pierre Cardinで開催中のSHOW offのオープニングに行こうと思っていたんですが、結局残業が長引いて断念。疲れて家に帰っていわゆるバタンキュー。


すいようび~!
とうとう来ました。FIACのオープニング。昼間のオープニング、夜のオープニング、とあるんですが、この日は研修生が1人いたけれど、アシスタントとしてはたったひとりでギャラリー待機だったので、トイレにもろくにいけない。お昼ごはんもゆっくり食べられない。そのうえFIACオープニングの前にギャラリーに寄りに来たアーティストさんたちやコレクターさんたちの相手でまたまたドッタンバッタン。ギャラリーを閉めたあとグランパレに直行。その時点ではかなりの作品が売れていたんですが、アシスタントさんたちの顔が相当疲れていて険しかったです。はい。

オープニングは22時に終わり、そのあとグランパレの横にあるアレクサンドル3世橋の下でLe BaronというVIP用クラブとGalerie Emmanuel Perrotin主催のパーティーへ。こんなスペースがセーヌ川の橋の下にあるなんて、このときまで全く知りませんでした。橋が河岸にかけられているその接触部分にカーブのような相当広いスペースがあるんです。Calvan KleinやPlayStation Portableがスポンサーに付いていて、さすがペロタン帝国主催だけあって、村上隆のお花クッションがそこらじゅうにあったり、プレイステーションで遊べたり。でも自称エコガールの私が驚いたのは、トイレの手を洗うところの水がずーっと流れっぱなしだったこと。蛇口とひねったりしなくてもよくて、ステキなデザインなんだけど、ちょっとイヤでした。「っていうかこれ、セーヌ河の水?もしくは循環してる?」なんて思ったけれど、そんなわけがない。なんてもったいない!そういうのきらい!地球にやさしくないイベントでした。
このパーティーではEric Duyckaertsのパフォーマンスがあり、私も好きでよく聞くFeist,
レット・イット・ダイ レット・イット・ダイ
ファイスト (2005/05/25)
ユニバーサルインターナショナル
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http://www.listentofeist.com/SITE/main.asp
GonzalesそしてJamie Lidellのコンサートがあり、最後にDJはTrevor JacksonとGreg Boustというぜいたくっぷり。
めーっちゃくちゃ酔っ払ってるうえにタクシーはなかなか見つからず、結局4時帰宅。
疲れたけど楽しかった。
エマニュエル・ペロタン ギャラリーで働いている人たちは、これも仕事の一環なので、どんなにしんどくても朝まで、会場に誰もいなくなるまで帰れないらしい。そのうえ翌日にはいつもどおり仕事が待ってるというとてもかわいそうな状態でした。やっぱり帝国は違うなあ。


もくようび~!
12時から21時までグランパレにいました。
手応えはあるのに、なかなか購入に結びつかなくてイライラする一日。
この日はパリの老舗ギャラリー、Galerie Daniel Templonの40周年記念パーティーがオランジュリー美術館で開催されました。下っ端の私には全く関係のない超VIPイベントだったんですが、なぜか私の働くギャラリーのオーナーに「kanaもおいで。」と言われ、疲れていたけれど、「これも仕事だ!」と繰り出す。っていうかオランジュリー美術館に行ったこともなかったし、ゆえに有名なモネの「睡蓮」ルームも見たことがなかったので良い機会だと思って行って来ました。ダニエル・タンプロン ギャラリーのアシスタントさんたちとは私生活でもかなり仲良くしてもらっているので、それなりに楽しく過ごし、政治家やコレクターやアーティストや美術批評家なんかのフランスアート界の要人たちとも会えたし、良かったです。
招待状は大してばら撒かれず、非常に特定された招待客たちだけの内輪のVIPイベント。シャンパン片手に「睡蓮」ルームでおしゃべりをしたり、ステキな時間でした。
何よりもビュッフェがありえないくらいおいしかった!人生で数え切れないくらいのビュッフェを食してきましたが、こんなにおいしいのは生まれて初めてでした。どこのケータリングに頼んだんでしょう?今度聞いてみよ。
それにしてもオランジュリー美術館のコレクションは素晴らしいです。私は小学生の頃に印象派がとても好きで毎日のように家の本棚の美術本を眺めていたんですが、大きくなってからは、印象派から遠ざかっていて「印象派、好きじゃない。」と言い切るほどだったんです。でもここのコレクションを観て、「やっぱり力があるなあ。」とその美しさとパワーに感心しました。何がいいかと言うと、例えばオルセー美術館はそのコレクションが巨大すぎるというのか、非常に狭い空間にその作品たちがわんさか並列に展示されていて、作品ひとつひとつが必要とする空間が計算に入れられていないと思うんですが、このオランジュリー美術館では作品それぞれが必要とする空間がそれぞれに与えられていて、ひとつひとつの作品にゆったりと呼吸がさせてあげられていたこと。そしてその「呼吸ができる空間」は、ビジターと作品の間に親密な空気を作り上げることができる空間になると思うんです。そういう部分で、とても満足できる、まさにアート愛好家のための美術館と言えるでしょう。
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帰りに招待客に配られるダニエル・タンプロン ギャラリーの40周年記念本。40年の重み。40年の厚さ。
スピーチでは、まずフランス人有名現代アートコレクターであるGills Fuchsがダニエルとの40年を振り返りました。私が感動したのはジルが「この40年、君のおかげで本当に楽しめた。ありがとう。」と言ったところ。二人はいまじゃあ仲良しのお友達みたいなもんだけれど、それでもやっぱりジルはコレクターでありダニエルはギャラリスト。ってことはジルはダニエルにとって顧客であるわけです。でも「楽しませてくれてありがとう。」と言えるお客さんとしてのジルがとてもステキだと思いました。二人は立場は違っても、この40年間フランス現代アート界を支えてコラボレートしてきたんだなあと思いました。
次にマイクを握ったダニエルは涙をこらえながら、最後に「これからまだ25年はがんばっていきたいと思っています。86歳に引退します。」と言っていて、私の隣にいたダニエルのアシスタントさんたちは「うっげー!まだ25年もやるんかいな~!」とイヤな顔してた。ははは。私は「ダニエル泣いてはる~。」と半泣きでした。アホ満開。

ダニエル タンプロンは21歳のとき、サンジェルマンデプレの地下で展示を始めました。先ほど書いたペロタン帝国のエマニュエル ペロタンは高校も卒業せず、19歳のときに小さなスペースをパリ13区に借りてそこに寝泊りしながら、展示を始めました。ハングリー精神ってやつなのか、やっぱりすごい人っているんやなあ。

きんようび~!
FIACブースでハタラク。「寝ていいよ。」と言われたら2秒後には深い眠りにつけてそうなくらい眠たかったんです。
それでも夜の、Fondation Paul Ricard(http://www.fondation-entreprise-ricard.com/パスティスで有名な飲料会社)が毎年FIACの週に主催するBal Jaune(訳すと「黄色い舞踏会」?)の招待状が、なぜかギャラリーに届いていないことに気づき、電話をかけまくってギャラリー分をゲット。それからも「Bal Jauneの招待状あまってない?」なんてそこらじゅうから電話がかかってきてイライラしました。困り果ててる私にオーナーは「kana,他人の招待状までいちいち面倒みてたらやってられへんから、まるで必死で探してるフリだけしとき。」と言われる。
21時にグランパレでの仕事が終わって、家に帰ってお風呂にはいって着替えて15分くらい横になって、24時くらいからBal Jauneに行こうと思っていたのに、アパートにたどり着いてみると彼氏の友達が来ていて、呑んでおしゃべり。おつまみも晩御飯も作らなくってごめんなさい。23時くらいにはお友達とポンピドゥーセンター近くのバーで呑み、そして24時半にポンピドゥーセンターの前で彼氏と待ち合わせをしていざBal Jauneへ。

そうです。このBal Jauneは毎年開催場所が変わるんですが、今年はポンピドゥーセンターで行われました。このパーティーのために展示作品ははずされ、ただのホワイトキューブと化した美術館内。禁煙。バーも特別に設置されたものなのでいけてない。
最悪でした。
まず、まさに「白い箱」になった館内は天井も高く、ライトで演出がされているんだけれど、巨大すぎてクラブ的要素の強いBal Jauneには向いてない。とても冷たい感じがする。そのうえ美術品があるからこその「美術館」であり、そうじゃなかったらただの「箱」なのに、「美術館なので禁煙」。唯一タバコが吸えるのはテラスなんだけれど、そのテラスに行くにもながーい列。でもそこはフランス。「禁煙」なんて言葉はあってないようなもんでしょ。と思ってみんなタバコを吸いだすんだけれど、なぜか(って当たり前なんかもしれんけど)すぐに怒られる。トイレも少なくっていちいち列に並ばないといけないし、広すぎて、友達たちも一度はぐれたら再びめぐり合えない状態。普段クラブである場所で開催されたなら、それなりのバー設備もあるし、バーマンも慣れたもんだけど、今年はどっかから呼ばれてきたのか、しかめっ面したバーマンたちがたどたどしい手つきでサーブしていて、そこにも列。前年ならそこらじゅうにバケツのようなものが置かれていて、瓶に入ったパスティスがバーの列に並ばなくても呑めるのに、それさえも今年はなかった。そのうえRicardはシャンパンもビールも販売してないので、その二つは呑めない。いけてないよ~!
音楽は最近再結成したScissor Siaters
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http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/scissor_sisters/
ダンスフロアは良かったけど、非難ゴーゴーの今年のBal Jauneでした。
ちなみにマッサージルームまでありました。
でもなんだかんだで4時帰宅。


どようび~!
ギャラリー勤務。何もしない。コレクターとアーティストが何人か来たのでそのお相手をし、メールもひとつ書いたくらい。電話も10本もかけてない。とにかく何もせずダラダラしてました。大体お化粧もしてなかったし。
夜は帰って白米食べて寝るつもりが、彼氏の家族が来ててムリ。
ベルヴィル、レピュブリック、オベルカンフと呑み歩いて結局4時帰宅。


そして今日に至ります。
現在フランスは17時30分。今日はもうFIACにもFIAC offにも行きそうにはないね。ブロガー失格。
でも21時くらいまでアートフェアは開いているので、ひとつくらい行ってこよっかな。

そんなことより洗濯物干さな。

そんな私に元気をください。クリックお願いしマース!


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10/30 01:32 | アートフェア | CM:0 | TB:0
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