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Eric Poitevin


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ここ最近、私生活に仕事に新しいプロジェクトにと、さまざまなことが私の人生に起こっていて、どたばたしています。でもすべて良い意味でのどたばたにしていこうと必死に動いています。そんなわけで、ブログが書けない、、、。ってそんなのは理由になりませんが。

4月19日から23日まで、ブリュッセルで現代アートフェアがありました。アートフェアに行っていつも思うのは、コンセプトだとかなんちゃらとかなんだかややこしい雰囲気を持つ現代美術ですが、アートフェアなんかのいろんな作品がごった返しになったように展示されている場所では、本当に美しいものや自分の好きなものは何も必死にならなくても目に入ってくるということです。それは例えば、本当に自分の好きなものを分かっている女の子が洋服屋さんに入って、一点一点密に見ていかなくても、自分の好きなものや似合うものが勝手に目に入ってくるのと同じ感覚。そんな風に私を思わせてくれる現代アートの作品たちのひとつに、Eric Poitevinの作品たちが挙げられます。

今回のブリュッセルでもそうでした。少しヒマになってブースを同僚に任せ、何分間かの間にちらほら見てまわるわけですが、Eric Poitevinの作品は遠くからでもいつも磁石にひきつけられるようにたどり着くわけです。今回私が出会えた場所はスイスはジュネーヴの現代アートギャラリー、Blancpainででした。

あーやっぱりいい。

と浸っていると、ギャラリー仲間のみんなの意見一致で「今まで出会ったギャラリストで最も感じのいい人は?」の一位に挙げられる、ブリュッセルのギャラリスト、アルベール・バロニアンのギャラリーで現在Eric Poitevinの個展が行われているということ。

Baronian-Franceyというアルベール・バロニアンとエドモン・フランシーの二人が経営するこのギャラリー。何よりもまず空間がたまらなくステキなんです。広々としたこのギャラリーは高い天井とコンクリートの床、真っ白な壁によって、一見殺風景な雰囲気を与えがちですが、そこはなんといっても壁一面ガラス張りの緑たっぷりのテラスからふき込むさわやかな風によって、とても静かな気持ちの良い空間を作り上げています。あー、こんなところでアルベールと働きたい。そんなのはギャラリーのアシスタントなら誰でも思うこと。


今回は、そんなギャラリー(こちらサイト。http://www.baronianfrancey.com/)で2007年4月21日から5月19日まで開催されているEric Poitevinの個展について。





Eric Poitevinは1961年生まれのフランス人アーティスト。
樹木や森、ポートレートなど西洋美術史で何世紀にもわたって取り上げられてきた主題を、鋭い彼自身の視点で捕らえ、凝結し、私たちに提示してくる写真家です。
1455poitevin_arbre.jpg 1456poitevin5.jpg




今回Baronian-Franceyで行われている個展では、彼が以前から森、ポートレート以外に発表している主題である動物の死骸たち。屍というものはこんなに美しく詩的なものであるのか、と気づかせてくれると共に、そこにはやはり刹那さや哀れな雰囲気をも漂わせています。それは絵画と写真という二つの媒体が表す相違なのか、アーティストの現代写真家としての感性が導き出すものなのか、何世紀にもわたって描かれてきて、私たちの目にもおなじみになっているシャルダンに代表されるような野生動物たちの死骸の油彩画とはまた別のオーラを持っています。
ib8Mus.jpg FTjdWx.jpg 2AjRsF.jpg

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実はこのギャラリーは私がブリュッセルで宿泊していたホテルのすぐ近くにあったこともあり、帰りのパリ行きの電車までの時間、荷物を置かせてもらうためにも立ち寄っていたのでした。そんなわけで階下の図書室兼ショールームで、アルベールの奥さんとコーヒーとワッフル(!さすがベルギー!ワッフルがすぐ出てきた!)でおしゃべりしたりしていたんですが、そこにいくつかの他のアーティストの作品たちが無造作に展示されていました。そのひとつでもう美しくて美しくて卒倒しそうだったのが、Lionel Esteveのモービル作品。
パッと見にはまるで何もないようなのに、天井から吊り下げられたなんだかお日様の光によってキラキラを光るものがある。何かなー?え?クモの糸?なんてまた小市民なことを思いながら近づいて見るとこのシリーズでした。
jpgfpR.jpg KRZQWf.jpg

やっぱり写真は背景が黒くないとダメなんですね。じゃないと見えないし。ちなみに写真はaronian-Franceyのサイトから拝借しています。ナイロン、ギターコード、ポリスチレンでできたモービル作品。はー、きれー。


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