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思い起こせば、もう3ヶ月もの間、毎週のように「Christian Marclayの展覧会に行きたいよー!」と叫び続けていたわけですが、終了間際の先週末、やっとこさ行ってきました。
そんなわけで今回はパリのla Villette地区に位置するCite de la Musiqueで2007年3月9日から6月24日まで開催されている「Christian Marcly:Replay」展についてです。
Christian Marclay(クリスチャン・マークレー)とは、1955年アメリカ生まれスイス育ちの現代アーティスト。
いわゆるバリバリのフルクサス&パンク時代に青春を送り、今で言うスクラッチ(?合ってるかな?)というDJの技法を生み出し、実験音楽とヴィデオ作品の分野で活躍しています。(と私は思っています。)
詳しくはこちらのWikipediaからどうぞ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Christian_Marclay
この展覧会では
Telephones
Guitar Drag
Fast Music
Record Player
Ghost(I Don't Live Today)
Crossfire
Mixed Reviews
Gestures
Video Quartet
の10のヴィデオ作品と、視聴室ではクリスチャン・マークレーの音楽が流されていました。
これらの10作品のなかでも私が「うわああ!」と思ったのは、
Fast Musicで、ハンバーガーのようにレコードをバリバリ食べるマークレー。
Crossfireの4つの大画面の中心に立って、限りなく発砲されつづける銃と銃声の中に取り残された感覚。
Guitar Drag(ヴィデオ参照:http://www.paris-art.com/video/type/parisART/video/117/christian-marclay-guitar-drag.html
)で、人種差別を受けトラックにくくりつけられてひきずられるアフリカンアメリカンのようなエレキギター。そしてそのうなりごえ。
展覧会で一作品目として展示されているのは、Telephones(ヴィデオ参照:http://www.youtube.com/watch?v=nOvKx3n5ikk)なんですが、この作品を見て「あ、Candice Breitzとかぶってる??」(というよりもCandice BreitzがChristian Marclayにかぶっていると言うべきですけど)という第一印象でした。ハリウッド映画の映像の使用、さまざまな映画からの似通ったシーン、そしてそのリピート。
(ちなみにCandice Breitzは日本ではSHUGOARTSお抱えアーティストです。フランスではCandice BreitzもChristian MarclayもYvon Lambertお抱えです。なんてわかりやすい!)
しかし展覧会の最後に展示されているVideo Quartet(ヴィデオ参照:http://www.youtube.com/watch?v=9VmXoeZir7A&mode=related&search=)にたどり着くと、それが私の無知から来るまったくの錯覚であることを反省しました。
Candice Breitzは、ハリウッド俳優のtoo muchすぎるともいえる演技、しかし日常生活ではない「映画」という世界において、まるでそれらの表情やリアクションが「こう演技するべきで、こうするのは演技が上手ということなのです。」とでもいうかのように存在している表現の仕方を、俳優の姿や顔だけを切り取り、反復することによって、おもしろおかしいような皮肉なような作品に仕上げています。
ここで彼女は作品の素材を俳優たちの「表情」や「決まりきったセリフ」に重きを置いています。(そんな気がする。)
しかしChristian Marclayの場合、たとえハリウッド映画の名シーンを利用し、反復しているとは言え、それらの作品の素材は常に「音」または「音楽」であるのです。「音」を素材とし、その「音」の根源を映像と共に見せる場合、人間が「音」を出すにはそこに「ジェスチャア」や「顔の変化」などが生まれ、それらがまるでCandice Breitzの作品との錯覚をおこさせます。
また、このVideo Quartetを観ていて、ジャン・リュック ゴダールの「気狂いピエロ」のことばっかり思っていました。この映画は、セリフが好きで好きでしょうがなく、暗記しているくらいもう何十回と見ているんだけれど、実は一度も最後まで観たことがないのです。理由は途中で寝てしまうから、という恥ずかしいもんなんですけど。
そんなこの映画の中で、駆け落ち(?)をして車に乗っているジャン・ポール ベルモンドとアンナ・カリーナが、自分たちの好きなものを言うというシーンがあります。
アンナ・カリーナが「Fleur, Blue de ciel, Bruit de la Musique,,,,Je sais pas,,, tout!」(お花、空の青、音楽の騒音、、、わからないわ。すべてよ!」
この、私が死ぬほど好きなセリフ(ベルモンドの好きなもののセリフの
ほうもステキ。)の「音楽の騒音」という言葉。(日本語字幕でどうなているかよくわかりませんが。)
これはまさにマークレーの世界。「音楽の騒音」という言葉が私の頭の中で繰り返し繰り返し、流れていました。
そんなクリスチャン・マークレーの展覧会。
ひとつひとつの完成度の高さに圧巻でした!
一つ目はこの展覧会のカタログ。そして二つ目はマークレーのカタログの中でもかなり良いと私が思っているカタログ。このカタログが大好きです。
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騒音騒音(そうおん)とは、騒がしくて不快と感じる音のことである。環境基本法で定義されている典型七公害のひとつであり、環境基準が設定されている。振動、悪臭とともに感覚公害と呼ばれることがある。その音が騒音かどうかの判断は、人の主観的な感覚であるものであり、 //環境用語 2007/09/30 08:23
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