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ミュンスター彫刻プロジェクト 07 II


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Skulptur Projekte Munster 07
ミュンスター彫刻プロジェクト

まず今日は、写真で紹介するのは難しいサウンドアート。今回のミュンスター彫刻プロジェクトの中でも、私が最も好きだった作品のひとつ。
1965年生まれ、ベルリン在住のイギリス人アーティストであるSusan PhilipszのThe Lost Reflectionです。
今回のプロジェクトで彼女はThe Tales of Hoffmannというジャック オッフェンバックのドイツオペラでのワンシーン、河を越えてのデュエットを再現しています。
この作品では、このオペラの映画版でのジュリエッタのソプラノとメゾソプラノの歌を一方の河岸に用い、もう片方の河岸の歌は自ら歌ったものを録音し、流していました。
IMGP2288.jpg

地図に書いてある地点はこの写真の橋の下。
何があるんだろう?と橋の下に行ってみると、
IMGP2285.jpg

何人かの人たちが何をするわけでもなく、橋桁に寄りかかっています。
何がどこにあるの?と不思議そうにしている私たちを包むように、急に歌が始まりました。
歌はまず一方の河岸からはじまり、石でできた巨大な橋の下で響き渡ります。
その歌声に聞き惚れていると、反対側の河岸からも歌が始まるのです。
ふたつの声は呼びかけ、呼応し、共鳴し、橋の下を響き渡り、私たちを包み込みます。

ぼーっとしてしまうほど美しい音と空気のなかで、ふと向こう岸に目をやると、同じような反応で、同じ音と空気に包まれている人たちがいる。
上部の橋にぶつかり跳ね返ってくる歌声、ゆったりと流れる河、鏡に映るこちら側を観ているような気分になる向こう岸の景色。
全てが二重に重なり合って、とてもあたたかい雰囲気が流れていました。
本当に美しい作品。
(ま、これで大雨とかだったらまた違う印象だったかもしれませんがね。)




もう一つ紹介。
上の橋の写真を撮った地点にはこちらの作品があります。
1952年生まれケルン在住のドイツ人アーティストであるRosemarie TrockelのLess Sauvage than Others。
金属も石も粘土も、「彫刻」と言われて思い浮かべるような素材ではなく、イチイだけを利用してふたつのブロック型の彫刻ができあがっていました。
IMGP2289_1.jpg

そのふたつのブロックの間には、まるでイギリスの庭園を歩いていながら遭遇するような隙間。
何かあるの?何もないの?何かがあって欲しい。それが何かを見つけたい。
この間を通れば何かが見える?何かが起こる?
そんな私たちの好奇心と覗き見心を刺激する作品でした。
IMGP2287.jpg


見えるのは向こう岸のみ


少しずつでも確実に更新をモットーにすることにしました。ってか言い訳。

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07/23 23:17 | ミュンスター彫刻プロジェクト2007 | CM:2 | TB:0
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