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ダサいものを見た。
ほんまにださくて、観ている間恥ずかしくて仕方なかった。
この思いを撒き散らしたいので、気の赴くままに書きます。
それは昨日Theatre de la Villeに観に行ったGarry Stewartというオーストラリア人振付師の新作。
私は作品を一度も観た事がなくて、よく知らないコレグラファーのチケットは基本的に、紹介文に添えてある写真で選んで買います。まあ世で言うジャケ買いってやつ。
でも、今回のダンス公演、まずなんでジャケ買いをするにいたったのかわからへん。だって、写真がすでにださい。
ね?あんまり長いこと観るとイライラしてきます。
たしかこの公演のチケットを買ったときの私は、多分こういう風に思ったのです。「この写真、、、、どうしよう、、、オーストラリアねえ、、、どうしよう、、、でも最近コンセプチャルな洗練されてる舞台しか見てないし、、、ヨーロッパ人以外の作るダンスもたまにはいいかな。」
そうそう、たしかそうやった。そんな風に思ってまあ多くの中の一枚として買ったんやった。
さて、公演が始まってから、、、
「お!こういうちゃんとダンサーが踊るダンス公演久しぶりやな〜。」と最初は普通に見ていましたが、どうも様子がおかしい。
すごく表現してるん。めっちゃ演技してるん。
そうです。当たり前です。だってバレエだってダンスだって基本は演技です。しかーし!私はそういうの苦手なんや!だから身体やカタチや動きというものの研究を突き進めていった場所にあるコンテンポラリーダンスが好きなんです。
うわー、「苦しさ」を表現してるよ、、、
困った、、、
みなさん、昔「ショーガール」っていう映画あったの覚えてますか?すごく酷評されたの。Wikipediaにも載ってるくらい。あれかと思った。この舞台、ダンサーたちが裸やったらこのお金かけただけで「ソフィスティケイト」の「ソ」の字もない、イケテナイ舞台といい、まさにラスヴェガスのショー並み。
もうダンサーたちが舞台にこれでもかというくらいに設置された「マシン」と戦ってるシーンに気付いたときは吹きました。さすがに一緒にいった人に「ちょっとマシンと戦ってはるけど、これほっといていいのん?」と耳打ちしてしまった。
そんなのは序の口で最後のほうには、マシンに体を支配されたダンサーたちが舞台をのた打ち回ったり、、、
もうお願い、、、助けて、、、
観客も笑ってたよ、、、
もう恥ずかしいよ、、、
そういうのTheatre de la Villeでやったらあかんよ、、、
「猿の惑星」?「スターウォーズ」?
(ちなみに私は猿の惑星もスターウォーズも映画としてよくできていると思うし、ダイスキです。)
これはあかん。これはアートじゃないよ。見世物や。
Theatre de la Villeではなく、もっと大きい会場で最近フランスで流行っているミュージカルなんかと一緒にやればいいのに、、、
観客の選択を間違えてるよ、、、
やっと終わったー、ふ〜。と思ったら、会場からピーピー口笛の嵐。
「最低!」なんて言葉もあとで出てきたダンサーさんたちに浴びせられていましたが、個人的にそういうリアクションはあまり好きではないのです。ま、あとでブログにこんな愚痴を吐き出してますがね。
ダンサーさんたちやそのほかの関係者はちゃんと仕事したわけやから、私は一応拍手しました。彼らに罪はない。
いっやー、ほんまにイタかった。ダサかった。
一緒にいった人が「カナは厳しすぎるよー。」なんて言ってたけれど、彼自身、「あれってターミネーターだったんだよね?」とか一番ひどいことを言っていてめっちゃ笑った。
まあ中途半端なものを観て、あとで一緒にいった人と何も語り合えないよりかは良かったかな。それなりに楽しんだし。
でももうこのコレグラファーはいいや。
ちゃんちゃん。
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