フランスアート界底辺日記//パリの某現代美術ギャラリーでハタラクune petite japonaise(ちっちゃい日本人の女の子)が、ピラミッドの底辺から垣間見るフランスアート界。
2008/02/25 (Mon) Passage du Temps フランソワ ピノー コレクション展 for SHIFT

わざわざリールまで電車に乗って見に行ったのに、もう2ヶ月近くほったらかしにしてしまっていたPassage du Temps フランソワ ピノー コレクション展の記事がShiftに載りました。

PASSAGE DU TEMPS_ VIOLA Bill-GFBD_first light KP

こちらからどうぞ。


フランソワ ピノーさん、たまに私の働いているギャラリーにもいらっしゃいます。こちらとしては、この財団を美術館、経済的な余裕と投資方法としては、それ以上の存在として捉えていますから、ポンピドゥーセンターなどの重要な現代アートコレクションを持つ美術館のディレクターと同じように迎えます。でもそこは比べ物になりませんねー。ポンピドゥーセンターなんかの公立の美術館は「この作品をポンピドゥーセンターに売りたい。」とギャラリーが動き出してから、何ヶ月もその作品を誰にも売らずにリザーブし、コミッションに向けて学芸員やキュレーター一人一人に売り込んで、何週間、何ヶ月もコミッションで作品購入が決定されるまで準備するわけです。やっとコミッションに通ったのはいいけど、それからまた支払いまでが時間がかかる!ピノーさんがフランスの行政の遅さに愛想をつかすのもわかりますね。だって彼は美術館に売るのと同じような規模の作品を、パッとギャラリーに10分ほど来て、パッと買ってしまわはるんですもんねー。まあ、彼ほどの忙しい人がギャラリーにわざわざ来るということは、買いにくるというのと同意語だと思うので、当たり前かもしれませんが、それにしても買うか買わないかを決めるのがいつも早いなーと感心します。

フランソワ ピノーコレクションのカタログ。ベネチアでのコレクション展のカタログです。
 
リールでのコレクション展のカタログはまだAmazon.jpでは扱われていないようですね。

展覧会 | trackback(0) | comment(2) |


<<公募展、アーティスト イン レジデンスのサイトリスト | TOP | Gregor Schneider@maison rouge>>

comment











管理人のみ閲覧OK


こんにちは!

kanaさん、はじめまして。
たまたまブログランキング経由でこちらにたどり着きました。とっても面白く楽しく書かれているのでワクワクしながら読ませていただきました。ピノーのコレクション、すっごく見たいです。(パリにいれば。。。)
あと、ピエールユベール氏に関するエントリーなども、ほぅそんな内部事情があるのか、とかなり興味津津に読んでました。
私もアートの面白さをブログで伝えています。よかったら、のぞいて見てください★

2008/02/26 01:16 | artNY [ 編集 ]


artNYさん、はじめまして。
ブログ拝見しました。面白いですねー。
4月終わりから5月にかけて、4日間だけニューヨークに出張で行きます。生まれて初めてのアメリカ合衆国入りなので、今からめちゃくちゃ怖がってますよー。それに私英語しゃべれないのに出張とか大丈夫なんだろか?って。まあジェスチャーで乗り切ります!私の働いているギャラリーのアーティストさんの、ニューヨークのギャラリーでの展覧会オープニングのためです。こえー!

2008/02/27 05:07 | kana [ 編集 ]


trackback

trackback_url
http://kanaparis.blog59.fc2.com/tb.php/243-ff086f07

| TOP |

UNIQLOCK

プロフィール

Author:kana
パリにある現代美術ギャラリーで下っ端としてハタラク。

京都生まれの京都育ち。2000年5月にフランスはリヨンに来て4年何ヶ月かほど過ごし、2004年9月から現在に至るまでパリに住んでます。

こんなものも書き始めました。
「パリ現代アートギャラリー攻略ブログ」
http://kana-sunayama.iza.ne.jp/blog/
こっちでも書いてます。
SHIFT
http://www.shift.jp.org/

パリ、フランス、はたまたヨーロッパ圏内での展覧会やアート系のスポットに関する取材、インタビュー、執筆など承ります。依頼や問い合わせなどは、お気軽に一番下のメールフォームからお送りください。

フランス人の友人と共に、キュレーター団体をNPO法人としてパリで立ち上げました。
そんなわけでとにかく少しでも多くのアーティストさんたちとの交流を求めています。
「こんな面白いアーティストを知っているよ。」という人は立候補でも推薦でも、気軽にコンタクトください。
(と書いたら、早速たくさんのメールを頂くようになりました。ひとりひとりにお返事ができない状況です。返事がなくても落ち込まないでください、、、。)

やる気が出るのでクリックください。
よろしく!


にほんブログ村 美術ブログへ

Calender

FC2カウンター

カテゴリー

最近の記事+コメント

最近のコメント

最近のトラックバック

リンク

Amazon.jp

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: