フランスアート界底辺日記//パリの某現代美術ギャラリーでハタラクune petite japonaise(ちっちゃい日本人の女の子)が、ピラミッドの底辺から垣間見るフランスアート界。
2008/03/21 (Fri) Espace Claude Berri

ここ最近のフランス現代アート界の話題といえばこれかな?

フランス人映画監督であり、「現代美術作品のコレクションをするために映画作ってる。」なんてまで言われている有名現代アートコレクターのクロード ベリがパリのマレ地区、ポンピドゥーセンターの裏側にEspace Claude Berri/エスパス クロード ベリをオープンする(した?)こと。
日本でも有名な映画だったら、愛人/ラマン のプロデューサーだった人ですね。

今日はそこのヴェルニサージュ(オープニング)だったので、仕事帰りに行ってきました。

19時半頃に到着すると、招待状を持った人たちの山がランビュトー通りにできていました。
もうすぐ春だというのにとっても寒い今夜、「待つのいややな。」と言いながら、「じゃタバコ一本吸い終わるまで待って、それで入れへんかったら帰ろか。」と言っていたら、タバコを吸い終わる直前にクロード ベリさんといつもギャラリーに来る人が入り口付近に来たので、問題なく入らせてもらうことができました。
8 rue Rambuteau(ランビュトー通り8番地)に位置するpassage Saint-Avoye(パッサージュ サンタヴォワ)の4番地。元はモード界御用達のショールームだったところをジャン ヌーヴェルが改築してこの展覧会スペースが作られたわけですが、パッサージュの中にもこれまた多くの人があふれかえっていました。問題のスペースは思ったよりも小さくて、まあいわば一般的なギャラリースペースくらいの大きさ。

 DSC04505.jpg

Gilles Barbier/ジル バルビエの「Le cockpit, le vaisseau, ce qu’on voit depuis le hublot」展が 3月21日から5月10日まで開催されています。

ジル バルビエはパリ6区の現代アートギャラリー、Georges Philippe et Nathalie Valloisのお抱えアーティストさんで、今回の展覧会もそのギャラリーとのコラボレーションという形で行われています。それでもエスパス クロード ベリという名前だし、彼はコレクターだし、ということで、私の頭の中では「まあ言ったら、ある財団が展示スペースを持ってるみたいなもんかな。」という想像が勝手に固まっていたわけですが、実際にジョルジュ フィリップ ヴァロワもシャンパングラス片手に真っ赤な顔をしながらスペース内で仕事をしていたし、受付カウンターのようなところには、しっかり作品の価格表もあって、「ばりばりの商業スペースやん!」と驚きました。

このスペースはアートセンターとギャラリーの中間のような役割を持ち、クロード ベリお気に入りのアーティストたちが作品を発表できる場として機能していくようです。そしてその売り上げはコラボレーションをしたギャラリーとクロード ベリで山分けというわけ。ほー。ちょっと微妙かも。

インド人アーティストたちの展覧会も企画中とのこと。
クロード ベリのコレクションなら、ロバート ライマンやダニエル ビュレン、ポール マッカーシーなんかの作品も将来的にここで見ることができるでしょうか。

まあどちらにしても、マレ地区でギャラリー巡りをするなら、この空間も通り道のひとつになるでしょう。

映画界のかっこいい俳優さんとか美しい人たちをたくさん見れるかも!?なんていう期待もあって行ったのに、全然普通でした。まあ重要な人物たちは前日に行われた晩餐会のほうに招待されていたんでしょうね。
展示スペースをさーっと一周して、とりあえずシャンパン一杯だけ頂いてさっさと帰ってきました。滞在時間は多分30分もなかったかな。
でも私の行動範囲にばっちり入ってくる地区にあるので、買い物帰りにまた寄って、人がもっと少ないときにじっくりバルビエの世界を堪能しようと思います。

クリック再開してみました。お願いしますねー。


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アート本で有名な出版社、Jrp/RingierのGilles Barbierの本。
フランスはニームにある現代アートセンター、Carre d'Art de Nimesの有名キュレーター、フランソワーズ コーエンの編集ですね。これチェックだな。


あとやっぱりNinety Magazineははずせません。


クロード ベリ監督の映画作品たちはこちら。

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はじめまして!

ブログランキングで拝見しました。とても興味あるブログなのでこれから読ませていただきます。凄く嬉しい気分です!もしお時間おありでしたら私のブログものぞいてくださいね。
九州の福岡在住で和紙を素材に現代美術の仕事をしています。どうぞよろしくお願い致します。田村真理子

2008/03/22 09:55 | 田村真理子 [ 編集 ]


そういえば・・・

全然トピックに関係ないコメントですまないけど、
Hiroaki Umedaのダンスどうやった?
なんも書いてないちゅーことは、Kanaちゃん的には
イマイチやったってことかな〜。

遅くなったけど、お誕生日おめでとう!

2008/03/25 03:13 | KAYA [ 編集 ]


はじめまして

 はじめまして、京都在住で版画を製作しております。4月9日から19日までシテ・デ―ルにてグループ展をします。よろしかったら、見に来てください。私自身は8年前フランスに留学していました。せっかくの機会なので展示以外の作品も持って行きたいと思っています。一度作品を見てもらえないでしょうか。私は4月7日から18日までパリにいます。よろしくお願いします

2008/04/04 13:17 | 四塚 祐子 [ 編集 ]


田村真理子さん、こんにちは。
メールでもお返事させていただいたんですが、リンク、どうもありがとうございました!これからもよろしくお願いします。

KAYAさん、ちはー。
梅田さんの面白かったよー。KAYAさんが言ってた、コンテンポラリーにヒップホップをミックスした感じっていうのがよくわかった。演目はKAYAさんも見たことあるって言ってたけど、かなり実験的なので、こういうのって日本人しかできないよなーってうれしくなったわん。でももうひとりの人のがフランス人にはめちゃくちゃ受けてたけど、私としてはちょっと微妙かなって思ったわ。
ありがとう!!誕生日パーティーは明け方まで続きましたとさ。翌日起きたら空き瓶の山で、パリに来てたお母さんが片付けてくれたよ。飲んだくれの娘ですまん!って感じ。またフェットのときには呼ぶね。

四塚 祐子さん、はじめまして。
もう17日になってしまって、返事が遅くてすいません。シテデザールでの展示、暇があったら見に行ってみます。
お互いがんばりましょう!!

2008/04/18 04:39 | kana [ 編集 ]


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プロフィール

Author:kana
パリにある現代美術ギャラリーで下っ端としてハタラク。

京都生まれの京都育ち。2000年5月にフランスはリヨンに来て4年何ヶ月かほど過ごし、2004年9月から現在に至るまでパリに、猫のミントと一緒に生きています。

こんなものも書き始めました。
「パリ現代アートギャラリー攻略ブログ」
http://kana-sunayama.iza.ne.jp/blog/
こっちでも書いてます。
SHIFT
http://www.shift.jp.org/

2007年春に、フランス人の友人&ブラジル人の友人と共に、キュレーター団体をNPO法人としてパリで立ち上げました。
現在は、記念すべき一つ目の展覧会に向けて忙しくしています。
そんなわけでとにかく少しでも多くのアーティストさんたちとの交流を求めています。
「こんな面白いアーティストを知っているよ。」という人は立候補でも推薦でも、気軽にコンタクトください。
(と書いたら、早速たくさんのメールを頂くようになりました。ひとりひとりにお返事ができない状況です。返事がなくても落ち込まないでください、、、。)

やる気が出るのでクリックください。
よろしく!


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