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2008年8月備忘録 日本
8月の一ヶ月間は日本に里帰りしていました。毎年のことですが、夏休みなのでアート鑑賞のほうもバカンス気味。
展覧会自体よりも、日本の各美術館に対する印象のほうが強く残った夏でした。

例えば、

東京国立近代美術館には東京滞在4泊5日の最終日に行きました。
それまでに東京の人の多さとか、電車、駅のホーム、街のなかいたるところ、それこそ美術館の中までも、どこに行っても逃げられないアナウンスの音に本当に本当にうんざりして、「そんなに5秒ごとに注意を促されたり、指示されたりしなくても、私たちはちゃんと頭脳があるのに。」といらいらしていたのです。まあ、いろんなことに関して適当なフランスに普段住んでいるからか、日本に住んでる人でも行き過ぎだと思っているのかはわかりませんが、日本の美術館のきちんとし過ぎ、鑑賞者をもとより頭の悪い人間と勘違いしてるんじゃないか、と思うような態度にもうんざりしていました。
そんなとき。
東京国立近代美術館で入場チケットを購入。それを展覧会入り口のところに座ってる係員に渡しました。そのチケットは切り取り線と言うのだったかなあ、半券がちぎれるようになっていました。係員さんが半券をちぎります。すると、その半券のちぎれ方がほんの数ミリ狂って、私に返してくれるほうの半券に数ミリだけ、彼女が保管するべき半券が残ったのです。もう数ミリってほんまに数ミリ。それこそ2ミリくらいの幅に5ミリくらいの長さ。
私は美術館に行ったときの半券なんてすぐに捨てるし、私にとって人生でどうでもいいものリストがあれば、ナンバー1にランキング入りしても間違いないくらい、美術館の入場チケットなんてどうでもいいものなのです。そのうえ一時間半くらいしか次の待ち合わせまでに時間のないときでした。
係員さんに半券を返してもらおうと手を出したんですが、なんとなんとその係員さん、その切り取り線から数ミリ狂った切れ端をものすご丁寧に取ろうとしてるのです!もう衝撃も何も!!気づいたときは気を失いそうになるほど驚いたと同時に、もうその係員さんの仕草とくそ真面目にその数ミリにこだわってる表情が、心のなかではわらけてわらけてしょうがなく、「まじでー!ヴィデオとろかな。」と思ってるのに、私の目は点でした。
あら、なんなんでしょ。


まあこれは面白かったからいいけど。


森美術館にも実は人生で初めて行きました。みんなに「前にパリのポンピドゥーセンターでやってた展覧会と一緒やで。」と言われまくっていたのに、何故か行きました。パリでも一緒にこのアネット メッサジェ展を見た配偶者と「彼女の作品の良さがあーーんまーーーり、わからん。うちらは好きちゃうなー。」とパリのときと全く同じことを言いながらも、最後のほうには「あんまり好きちゃうけど、この人やっぱりすごいな。」とパリのときと全く同じ展開の会話をするはめになりました。
でもパリでより展示方法はずーーーーっと良く、それぞれの作品のための空間作りは素晴らしかったと思います。私よりも2週間ほど先に東京観光をしていたギャラリーのオーナーも、この話をすると、東京でアネットとご飯を食べたときに「ポンピドゥーのときよりも、自分の作品がよりうまく活かされる空間だと思う。」と彼女自身が言ってたよって言ってました。スロープのとことか最高です。最後に展示されてる作品もうまく活きてるし。
しかし!
森美術館はしんどい。
六本木ヒルズと呼ぶんでしたか、その横に廊下でつながってるカプセルみたいなとこからエレベーターに乗ってえらい高いとこまで登らされるわけです。
チケット売り場で不運なことに感じの悪い男子にあたり、日本語のわからない配偶者まで「やつ、感じわるない?」と思うくらい。それもフランスなんて人が感じ悪いのが当たり前で、感じいい人がいたら逆に「え?なんでそんな感じよくしてくれるん?う、裏があるん?」と疑心暗鬼になるくらいの国から来てるのに、その人は感じ悪かった。ま、それはどうでもいい。なんか彼も人生いろいろあるんだろうし、もしかしてすごい不幸が襲いかかってきてるときかもしれないので、そういうこともあるわな。
そんなわけでチケットを無事購入しまして、展示会場に行こうとするんですが、もうこっからが!5メートルごとに係員がいて、案内をしてくれるわけです。ほんまに疲れる。そんな5メートルごとに言われんでも、わかるし!!アホちゃうし!!私は建築とか、森美術館が現代アート関連の施設としてどういう設備を持っていたり、活動を行っているのかも知りたいのに、ちょっと立ち止まったり、壁や天井を見上げていると、
「うーおーぎゃぐーさーまーーーーーーー!こちらでーーーーーーーす!」
と怒鳴られる。
ほんまにうざかったです。
怒鳴られてない間はエスカレーターに乗ってる何秒かだけですが、その何秒かも生きてる人間に怒鳴られることはないですが、機械に一秒たりとも休みなく「黄色の線の内側にいろ。」だの「手すり持て。」だの言われて疲れます。
この話を友達にしたら、みんなはもうそういうことに慣れてるようで、気づかないと言ってました。
お母さんが言うには森美術館はいろいろと安全の問題があって、事故が起こったりもしたので、余計気を付けてはるんやろ、ということでした。
でもねえ。あんなとこばっかり行ってたら、脳みそ全部持って行かれてそうです。
ま、私が田舎モンのオノボリサンなだけかな。


次は何があったかなーー。


あ、そうそう、驚いたのは東京ワンダーサイト渋谷で、いつもそうなのか、今回の展覧会だけそうなのかわかりませんが、作品を見る前に荷物を置いてくれ、と言われました。別に荷物持ったままでも大して支障があるとは思えない展示でしたが、その置いてくれと言われた場所がただのテーブルの上で、それもめっちゃ廊下みたいなとこにあって、誰でも、ほんまに誰でも入って好きなかばん取っていけるようになってます。一応受付の人の目の届く場所にあるテーブルですが、受付の人だって、誰がどの鞄の持ち主が暗記するのが仕事ではないわけで、相当適当です。置き引きの方は、アート好きな現代の若者っぽいかっこしてあそこに行けばかなり稼げそうです。


あとは何かなー。


そうそう、去年に金沢21世紀美術館に行ったときに、監視員さんの監視が行き過ぎで「リラーーーックス。息吸ってー吐いてー。」って思わずやってあげたくなるくらい、緊張張りつめる仕事っぷりです。少しでも作品に近づくと、怒られます。触ってないのに。作品見せたくないなら、展示しんかったらいいのね。
今年はかなりその監視が緩くなってました。作品の前に立っても、背中に監視員さんの射るような視線を感じません。去年は陶器の展示やったからでしょうか、今回は彫刻やったけど。
美術館内に意見箱のようなものがあって、アンケートが書けるようになってるんですが、それで意見をした人が結構いたんでしょうか。私は普段そういうアンケートを全然書かない人ですが、金沢では本当に息がつまりそうだったので、書きました。改善されたなら書いてみるもんですね。
でももう一つ意見したことは変化なしでした。
それは監視員さんの服を変えてあげてほしいってことです。あの服はなんなんでしょうか。掃除夫さんかと間違えるようななんかよくわからん服です。あの服を着なあかんということで、あそこで監視員のバイトをしない人はいっぱいいると思います。


そんなもんかなー。


あ、そうそう、疑問があるんです。最近雨後の筍のように日本中で現代美術館ができてますよね。
私にとって美術館というのは、所蔵作品があってそのコレクションを管理、運営、はたまたコレクション全体を見てどのような作品が足りないのかを把握して購入していく。学芸員はそこに必要で、彼らの仕事はそういう保存をしていくことだと思っています。展覧会を企画するのは別に学芸員じゃなくてもいいわけです。美術評論家でもキュレーターでもそれこそ誰でもいいのです。面白いことが提供できたら。
で、それ以外の展覧会をする機関は名前はなんでもいいんですけど、私はアートセンターという括りだと思います。まああくまで私の捉え方なので、間違ってるかもしれません。
だからなんで森美術館とか所蔵作品も常設展もないのに、名前が美術館なんでしょう?新国立美術館はなんで美術館なんでしょう?
新国立美術館で見た「アヴァンギャルド チャイナ ー中国当代美術20年ー」展はとても面白かったので、その展覧会の質を問うているのではありません。あそこにはポール ボキューズのレストランも、国立なのに何故か「セックス&ザ シティ」というハリウッド映画の大々的な宣伝をしてるVOGUEカフェもあるのに、どうして常設展がないんでしょう?別にボキューズもハリウッド映画も全然いいんです。私もどっちも好きです。ただひとつ気になるのはなんで「美術館」て呼ぶん?「巨大カフェギャラリー」で良くない?ってことです。
金沢の美術館もサイトに近年購入された作品リストがあるのに、どうして永久展示以外の作品の常設展がないんでしょう?
日本の美術館はお金がないから作品購入予算はほぼゼロらしいですが、じゃあなんで世界的に有名な建築家に設計させてすごい建物ばっかり立てて、中はからっぽっていうのを繰り返すのかなあ?
批判でもなんでもなく、ほんまにつぶやきのような疑問を口にしたら、30年以上も建築家の妻をしてる母が言いました。「癒着やろ。」
あ、そっか。簡単な話やった。


でもそういうことを書いてる美術雑誌がない気がする。私は日本のことがあんまりわかってないというか、基本知らないので、もしかしたら存在するのかもしれませんが、日本の有名な美術雑誌ってどれも「一度は行ってみたい美術館!」特集とかで、美術館(?この呼び方にはどこまでも納得いかないけど)雨後の筍現象に拍車をかける情報ばかりで、疑問視することってないのかな?と思いました。そういうのを書いてる雑誌とかあったら、是非教えてください!!すごく興味あります!


そんな夏休みでした。作品を見るよりもそれ以外のとこにいっぱ見所がありました。

なんか文句っぽくなってしまったかな、、、。そう見えるかもしれませんが、これでかなり楽しんだんですよ。口で話せば笑い話やのに、文章にするとむずかしいですねー。

リストは興味のある方どうぞー。

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展覧会

東京

ー東京国立近代美術館
「エモーショナル ドローイング」

ー東京ワンダーサイト本郷
Oコレクションによる空想美術館 「太郎千恵藏の部屋 ーポストヒューマンアーティスト」
塩川 尚子「永遠の昔日」
黒川 彰宣「偶然の作戦」
青山 裕企「ソラリーマン オリンピック 東京 2008」

ー東京ワンダーサイト渋谷
雨宮 庸介「ムチウチニューロン」
竹村 京「Apart a part」

ー東京オペラシティアートギャラリー
近藤 恵介
麻田 浩
「トレース エレメンツ ー日豪の写真メディアにおける精神と記憶ー」

ー国立新美術館
「アヴァンギャルド チャイナ ー中国当代美術20年ー」

ー森美術館
「アネット メサジェ:聖と俗の使者たち」

ー原美術館
「アート スコープ 2007/2008」


関西

ーstudio 90
森川 穣「彼の地」

ー大山崎
「アートでかけ橋 小沢 剛/セリーナ オウ/パラモデル」

ーSuper Window Project
Mathieu Mercier

ーMIHO MUSEUM

ー国立国際美術館
塩田 千春「精神の呼吸」


金沢

ー金沢21世紀美術館
ロン ミュエック
サイトウ マコト展 SCENE 0


映画

「100万円と苦虫女」
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09/18 21:28 | 備忘録 | CM:10 | TB:0
かなの苦々しい表情が眼に浮かぶようです。
人の多さはしゃぁないわな。
はじめは無理!!絶対無理!と思ったけど、慣れてきたよ。
アナウンスも、逆に音がないところが不安になるくらい慣れちゃったよ。
最近の若者は、家に帰ってまず何をするかと言えば、音楽を「流す」らしいけど、純粋に音楽が好き、と言うこと以外にもこういう街の雑音の影響もあるのかもねぇ。。。


かなの感想や意見がオモシロかったので、ちょっとだけ調べてみた。

国立新美術館は英語ではThe National Art Center, Tokyoというみたいだから、かなの言う「美術館」との役割の違い・区別は認識しているみたいだよ。他の国立美術館の役割は、「収集・保管」だけど、国立新美術館の場合はその設定が異なっているみたい。
引用: 我が国の美術創造活動の活性化のため、全国的な活動を行っている美術団体等に展覧会会場の提供を行うとともに、新しい美術の動向を紹介するなどを通じて、美術に関する新たな創造活動の展開やアーティストの育成等を支援する。また、美術に関する情報の収集・提供を行い、あわせてこれに関連する調査研究を行う。(
http://www.artmuseums.go.jp/

それがなぜ日本語では「美術館」かというと、やっぱり「独立行政法人国立美術館」という機構の一部だからじゃないかな、思った。
http://www.artmuseums.go.jp/

森美術館はというと、文化都心としての街づくりの六本木ヒルズ開発経緯と、「森アーツセンター」の一部の展覧会を開催する場所としての性格から、「美術館」という名前がつけられたのでは。「ギャラリー」でも他でも良かったかもしれないけど。。。
それから、森美術館はこれまでコレクションは持っていなかったけど、アジアの現代美術品を少しずつ収集しているみたい。
参照:http://roppongi.keizai.biz/headline/1357/
美術館のビジョン・ステイトメントでも、現代アジア美術の収集については言及があります。

常設展をしていないのは。。。スペースの問題かな?森美術館の人に聞く機会があったら聞いとくね。

他の「美術館」乱立状況については、、、「美術館」というと、なんだか公共性を帯びているような印象を受けます(個人的にだけど)。お母様のおっしゃるとおり、少しでも自治体のお金が注がれていると、そういうネーミングになるのかもねぇ。でも、最近、「ミュージアム」というネーミングも増えているらしいよ。「美術館」とまではいかないけど、似たようなもの、という感じ。「アート」と「藝術」しかり、日本語とカタカナ語の関係もムズカシイ。。。。







hiyuko、このブログ見ててくれてるんや。知らんかった!
元気?
なんかめっちゃ調べてくれてありがとう!!
私は家ではエドワードが居ない間はひたすら無音やけどな。無音好きやし。東京の街中歩いてて全ての店からうるさい宣伝が聞こえるやん。ユニバーサルに使えるリモコンでな、あれをひとつづつ消していきたいねん。だっていっぱい別の宣伝が聞こえすぎて、結局ひとつもちゃんとは聞こえないんやもん。意味ないし。

hiyukoが言うように、やっぱり法律とか行政とか、お金をもらうとことかの関係で美術館っていう名前をとりあえずつけとかなあかんってことはあるんやろうなあって思ってた。でも新国立美術館はどう考えてもカフェギャラリーやけど。それもかなり広い展示室がいくつもあるのに、使ってないとこいっぱいあるねん。書道とかの展覧会もしてたけど、あれって賃貸料いくらくらいなんやろね。展覧会の企画書出して、それが面白そうやったら、無料でやってみーひんか、みたいなのはあるんかな。どうもなさそう。

森に関しては別に私立やから、結構どうでもいいし、好きなことしはったらいいと思う。所蔵品がひとつもないっていうのは考えられないことやし、普通、そこで企画されて主催された展覧会のために作られた作品とかって制作費とかもでてるから、そのまま安くで美術館(なりアートセンターなり、まあ企画した施設のこと)が買い上げるってのは、企画する美術館の狙いでもあるやろうから、何もないのはやっぱりおかしいの。例えば東京都現代美術館が2001年に村上隆の展覧会をしたのに、あそこに村上隆の作品が所蔵されてないのは何を間違えはったのかわからんけど、ありえへん!と思う。でもそういう意味での所蔵だけではなく、もっと収集という意味で所蔵していってくれたらいいなって思う。特に森はお金ありそうやしな!やっぱり宗教団体くらいしかいまどき日本で現代アートのめっちゃ高い作品は購入しーひんのかな?

とものすっごい想像が膨らみます。

ネーミングの話も私もこのブログを書いてて、「学芸員」と「キュレーター」の違いがよくわからんくなる。英語ではどっちも「キュレーター」やったっけ?フランス語でははっきりと「学芸員」と「展覧会企画者(まあキュレーターと捉えてるけど)」がはっきりわかれてる。もちろん、学芸員であり展覧会企画者であるのが普通やけど、学芸員はまあ公務員やけど、展覧会企画するのは誰でもできるしね。


コメントありがとう!!
また読んでなー!
>でもそういうことを書いてる美術雑誌がない気がする
のは、メディアというのは、広告収入で生きてるので、○○工務店とか××建設とかの大企業が広告主であれば、そのへんの会社が工事を受け持った美術館の批判は書けないんだと思います。

私が人から聞いた話では、日本の美術館は企画力がないから、海外の美術館から展覧会をリースするのにお金を費やしてるということだったよ。逆にリースできるぐらいの企画展が打てれば潤うのにって。それで、作品を購入するお金もないから、悪循環やね。

ところで、「百万円と苦虫女」どやった???
Kayaさん、

でもさー、美術雑誌っていうのは別に工務店とか建設会社の広告ないやん。それでもやっぱり私たちの知らないどっかでつながってるんかね。

海外の美術館の「なんとかコレクション展」みたいなのってほんまに日本多いよな。やっぱりあれをすると集客数が全然違うらしいよ。フランスのアート関係の新聞で、毎年世界中のどこの美術館の集客数ランキングが出るんやけど、東京の美術館って結構上位にランク入りしてるねん。でもそれはいつもそういう巡回展のおかげっていうのがあるらしい。私が日本に帰ったときもウィーン美術史美術館コレクション展が新国立美術館でやってたわ。日本人ってあんなに海外旅行行って美術館とかもコースに入ってるのに、それでもまだ行くか、みたいな。アート好きの私でももういらんくらいやのに。あとやっぱりヨーロッパ至上主義みたいなのがあるからってのもあるんかな。永遠のあこがれなのかも。
先々週くらいにフランスのアート関連の新聞で、政府が日本と来年やったかの「ルーブル美術館コレクション展」の契約を成立させたっていうのを読んだよ。短い記事やったけど、ここ数年美術品の賃貸でかなりのお金が動いてるフランスやからかしらんけど、かなり批判的やったわ。

「百万円と苦虫女」に関しては今度会ったときにゆっくり話すわー。Kayaさんも見たん?
金沢21世紀美術館は常設持ってますよ。
7月にネルスト・ネトとか村上隆とか出てるのを
見てきました。リストはないかもしれませんが。
kinoさん、こんにちは。
おっしゃっている「常設」っていうのは収蔵作品ということですか?

「金沢の美術館もサイトに近年購入された作品リストがあるのに、どうして永久展示以外の作品の常設展がないんでしょう?」
こう上でも書いてるように、金沢21世紀美術館は収蔵作品がありますし、サイト上でもリストがあります。検索もできます。
私がここで言いたかったのは、収蔵作品をどうして常設展示しないのか、ということです。企画という形で収蔵作品をたまに見せるのではなくて、きちんと常設展のスペースを取って常時見せるということが言いたかったのです。まあ金沢の場合は永久展示のインスタレーションなどがそれにあたるからいいじゃないか、というのもわかりますが、私は大きい作品であろうが小さい作品であろうが、収蔵作品を常設という形でどう見せるか、持ってるものだけでどう見せるかって、美術館が美術館たりえる最高の醍醐味だと思っています。そしてそれがその美術館の特徴になっていくと思うからです。作品あっての美術館です。いくらアトリエだとかミュージアムショップだとかカフェ レストランが盛んでも、作品なしでは意味がありません。そしてそれを見せなければ意味がありません。せっかく自分たちが所有してるのがあるのに、なんでそんな借り物ばっかり見せるの?と思うことがよくあります。
kanaさん、はじめまして。

ぼくが普段、疑問に思っていることが書かれてあったので、
頷きながら読ませていただきました。
特に、コメントの最後の方に書かれてあった、
「作品あっての美術館です。」という言葉は、
本当に同感です。

また、お邪魔させていただきます!

Tyさん、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。
これはどの国でもそうなのかもしれませんが、どこの美術館もなんか無駄なオシャレ化が進んでいるというか、あの美術館にはあのレストランが入ってる、とかあのカフェが入ってるとか、まあ集客のためにはしょうがないことなのかもしれませんが、まるでコマーシャルセンターかデパートの話をしているように思うことがよくあります。そのうえそこのカフェはいつも人がいっぱいなのに、美術館では何も開催されてない、となるともったいなーーー!と思いますね。
これからもよろしくお願いします。
>>美術館に行ったときの半券なんてすぐに捨てるし、私にとって人生でどうでもいいものリストがあれば、ナンバー1にランキング入りしても間違いないくらい、美術館の入場チケットなんてどうでもいいものなのです。<<ため息です
はじめまして 遅いコメント長文失礼します。
「チケット半券」でヒット。
最近は半券提示のサービスが充実、検索もヒット。
今春、学生時代から集めたチケット半券処分しました。卒業後、学芸員・キュレーターに憧れつつ、才能・努力・学歴も無いくせ現実逃避し展覧会を彷徨い続け、仕事、失恋、年齢仕切り直し断捨離。
カタログを買う余裕無く、チケット半券とポストカード数枚求めるのが数少ない趣味の1つだった。
処分時は、所有状態が辛かった。無駄に重ねた歳月が半券を見て甦る。ポストカードは棄てられなかったが。実物とは関係ない。展覧会カタログは隠れたベストセラー、印刷、誤植、内容も実は酷い実情と伺った事も。大手新聞・テレビ・広告代理店では展覧会は利益を上げるビジネスの1つだと。玉石混淆。「ポンペイ」「ルーブル」「大英」何回や?目玉作品1,2つレプリカだらけも。海外で行った美術館も有るが国内の企画展も行ってしまう。
常設より高額な企画展入場料。
マスコミの大量宣伝、大量の客がカタログやクリアファイルを購入していく。金券ショップに業界から流れた招待券が。五月蠅くイヤホンガイドを勧められる。ここ10年かしら。地方もイヤホンガイドのバイト集めてる。美術展オタクの自分は良い鴨だったのだわ。地方の箱物も入場者を大量に集める企画展を望み、収蔵の常設展で独自企画は申し訳程度。8割企画展ですね。全国箱物とマスコミタッグの一大ビジネス。
「半券なんてすぐに捨てる。どうでもいいモノ」
自身のくだらない煩悩と執着心に打ちのめされました。
美術のプロほどお見事ですね。羨ましい。海外生活だからこそ潔い生活哲学なのでしょうか。
自分も執着を捨て、新しい人生に船出したいです。
自分語り失礼、酔い過ぎてるかもしれません。
はじめまして。
いや、これはべつに私がそういうのに興味がないだけで、例えばテレホンカードのコレクターがいるように、自分が好きなものを集めるのはべつに悪いことだと思いませんよ。多分そんな風に思い詰めたりしんどくなったりするほうがよくないと思います。
でも何かを見て、何かを感じて、その瞬間の強い感覚を覚えておくってことが一番素敵なことなんじゃないでしょうか。まあ、美術館に行ったりアートを見たりするのはみんなが勝手に好きにして好きに感じればいいことだと思います。
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