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2008年に見た展覧会 マイベスト10!
かんなり遅れをとってますが、
私が2008年に見た展覧会で印象に残ったものベスト10!
といきたいところですけど、順番つけられません。順不同です。
っていうか、これをいまさら記事にする必要性が全く感じられませんが、一応書いてみます。


Richard Serra「Promenade」@ Grand Palais
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Monumentaという毎年パリのグランパレで開催される、一人の現代アーティストを招待して行う巨大展覧会があります。2008年は、2007年のアンゼルム キーファーに続き2回目で、リチャード セラでした。
アート界には高い評価を受けたこの展覧会ですが、一般の観客にはあまり評判が良くなかったように思います。
私にとっては2008年のベスト1と言ってもいいくらい、素晴らしい展覧会でした。
このあいだ、なんとなく読み返していた本の途中、まったく関係ないのに、「は!あのリチャード セラのグランパレの作品は、ジャクソン ポロックのオールオーヴァーと一緒や!!」と地下鉄の中で思い、ひとり感動しまくっていたのでした。
もう半年ほど前に見た展覧会なのに、ふと瞬間的に地下鉄で本を読んでいた私に戻ってきました。


Mona Hatoum @Galerie Chantal Crousel
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モナ ハトゥムやっぱりすごーーーい!すごいよ!ともう感動というか、納得させられたギャラリーでの展覧会。
そしてシャンタル クルーゼル ギャラリーのアーティストさんはやっぱりいいな!と思った。ここで働きたいとは思わないけど。ベスト10には長い考慮の結果いれませんでしたが、同じギャラリーで行われたウォルフガング ティルマンスの個展も良かった。なぜベスト10入りさせなかったかというと、展覧会という枠組みではなく、あるシリーズにものすごく感動したからです。ちなみにこのシリーズ。
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Cai Guo Qiang 「I Want To Believe」@Guggenheim NY
NY 096
ミーハーだと呼ばれても結構。本当に好きだった。私のニューヨーク初体験のときにこの展覧会が開催中で本当に良かったと思う。なんか、良い意味でも悪い意味でも、この都市のすごさを思い知らされた感じのする展覧会でした。
展覧会を見終わったあと、タイトルを見て、すごくすごく素敵で泣きそうになりました。
生まれて初めて行ったニューヨークで観た展覧会はギャラリーにしても美術館にしても、どれも記憶に強く残っています。でもそれは右も左もわからない異国の地で「わーわーわーすごーーい!」という異様なほどの高揚感に包まれた自分での視点なので、冷静なジャッジが難しいところ。規模もいちいち「これでもか!」という感じででかかったし。


La Fratrie 「Who Will Cast the First Stone ?」 @Galerie Nuke
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知り合いが働いている(いた?)ギャラリーにふらりと立ち寄ったときにやってた展覧会。アーティスト本人さんたち(兄弟らしい)にはお会いしたことがありませんが、やけに知り合いの知り合いという関係が何度も発覚し、いつかどこかで出会えることを望んでやみません。


Gregor Schneider 「süßer duft」 @maison rouge
Gregor Schneider 2
このブログでも私の楽しんだっぷりはしっかり書かせていただきました
その場でも楽しんだけれども、あとから思い返しても、良い展覧会やったなーと思います。
個人的にmaison rougeでの展覧会はいつも楽しく記憶に鮮明に残っているものが多いです。クリスチャン ボルタンスキも、marie cool & fabio balducciも、augustin lesageelmar trenkwalderの二人展も。毎回心地の良い新しい発見があります。


森川 穣 「彼の地」 @studio90
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ブログを始めてからというもの、他のアートブログを拝見するようになったり、インターネットを駆使してアート徘徊をするようになりました。そんな行為のおかげで出会えた展覧会。このブログにも書きました。このブログでは既に世界的に有名なアーティストに関する記事が多いですが、若いアーティストさんの作品をもっといっぱい観て、自分の感性に素直になって、また自信を持って、私の言葉で彼らの作品について書きたいな、と再度深く思わせてくれた作品でもあります。そういう自分の成長も含めてのランクイン。


andrea zittel / monika sosnowska 「1:1」 @Schaulager
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monika sosnowskaの空間の使い方についてはヴェネチアビエンナーレで既に度肝を抜かれていましたが(こんな言葉まだ使うんでしょうか)、こちらバーゼルのSchaulagerでも素晴らしかったです。そして同時期に開催されていたandrea zittelも、アートバーゼルの合間に時間が取れたので、フランスでなら日常の用事に追われてこんなにひとつの展覧会をゆっくり観れなかっただろうな、という思いもあり、いろんな視点からがっつり楽しむことができました。Schaulagerという場所も手伝ってのランクインです。


Fernand Leger @Fondation Beyeler
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ニューヨークで観た展覧会は他にも良いものがあったのにランクインさせず、バーゼルの展覧会ではふたつもランクインさせるんかい!とつっこまれそうですが、スイスという国で行われる展覧会の評判がいつも良いのに納得させられた展覧会。
フェルナン レジェーの作品は特に好きではなかったのに、この展覧会を見終わったあと、「この人すごいな。」と感慨にふけってしまいました。レジェーに影響を受けたアーティストたちの作品もうまいこと展示してあって、フランスでの説明だらけでしんどくなる展覧会に嫌気がさしていた私に、嬉しい発見をさせてくれました。説明はほぼ皆無で、展示作品数もそれほど多くないのに、とても頭のいい展示方法で、私をすっかりレジェーワールドに包み込んでしまい、「説明なしでも作品の選び方と展示ひとつでこんなにも世界が広がるのか。」と納得させられました。


「Art is Arp」@Musee d'art contemporain de Strasbourg   と  Francois Morellet @Musee Wurth France Erstein
DSCN1750.jpg DSCN1796.jpg
「と」とついているのは、これは二つの別の展覧会だからですが、ストラスブールとその近くのエルシュタインという別の街の美術館で同時期に開催されていたこれらの展覧会は、ハンス アープと、彼に影響を受け、その研究を自分のものにして表現しているフランソワ モルレという、世代の違うアーティストの二人展としてもおかしくないほどにしっくりきていたし、ふたつとも観ないと理解できないものがあったと思います。展覧会自体はその二人の関係性を強く押し出しているということは学術的にもコマーシャル的にもないのですが、これらふたつを同じに日に観た私は本当にラッキーでした。
この二つの頭のいい展覧会のようなことをパリのポンピドゥーセンターで階違いでできるはずだと思うんですが、なんでしないんでしょう。
っていうか今気づいたけど、ハンス アープの展覧会のキュレーターは私の大学院のときの先生だ。なんか冴えない感じの人だったのに、こんな素敵なことしてるんだ。見直します。



10個目は例外的に、この記事のタイトルに合ってません。なぜなら実は観ていない展覧会だからです。
Urs Fischer @Gavin Brown's enterprise
UF 040(3)
実際に観てもいないものをランクインさせるとは!と言われそうですが、アート系雑誌をいつものようにパラパラとめくっていて、「なんじゃこりゃーー!」と仕事中の私に一人で叫ばせるに至った作品、Urs Fischerの「You」。ギャラリーの床を掘っちゃった!その雑誌の写真は切り取って、いまでも私のデスクに貼付けてあります。ギャラリーですよ!プライベートのギャラリーですよ!次の展覧会するときにはこれ埋めて何事もなかったかのように、壁に作品が展示されるんですよ!ありえねー。


はい。ということで、展覧会10個選ぶことができました。もう一つ付け加えるとしたら、パリのMaison Europeene de la Photographieで開催された植田 正治の「Une ligne subtile」展でしょうか。
これはあくまでも展覧会としてのランキングです。出会った作品やアーティストとしてのランキングだとまた全く別のものになると思います。
個人的にはランクインする展覧会が全てパリに集中しなかったのがうれしいところ。旅行嫌いの私に、「もっと動いて観るべし。パリでいろんなものが観れると思うな。」という良い啓発を与えてくれます。

ということで、遅くなりましたが、アホなことやわけわからんことをいっぱい書くと思いますが、今年もよろしくお願いします。


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