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パリ現代アートギャラリーガイド!!
先週の土曜日はとても楽しい一日でした。
それというのも、何週間か前にこのブログを通して、コーディネーターのHさんから、「今度パリに行くので、現代アートギャラリーを案内してくれないか。」という依頼を頂き、日本人コレクターのTさんとHさんのギャラリー巡りのお供をさせていただいたのです。
メールのやり取りをしながら、マレ地区の現代アートギャラリーをいくつか厳選して、土曜日にご一緒することになりました。
「お昼ご飯も一緒にどうですか。」というお誘いにも「喜んで!」と図々しく承諾し、北アフリカ料理のレストランでおいしいクスクスとタジーンを前に、初めてお会いしたのに初めてじゃないように楽しくおしゃべりをさせていただきました。

そしてお腹もいっぱいになったので、いざ出陣!
雪とアラレの降るさむーーーい中、マレ地区のギャラリー巡り開始です。

私たちがこの日に回ったギャラリーを足早に紹介してみます。
写真を「ああ、そうや写真とらなあかん。」とふと思いついたときにしか取らなかったので、全部の分ありません。残念。

レストランを出てまずはGalerie Zurcherで絵画作品。

そしてお次ぎはGalerie Anne de Villepoixで超若手中国人アーティストたちのグループ展、と思っていたら、そのちょっと手前のギャラリーがTさんの目に入りました。「ここちょっと入ってみましょう。」ということで中へ。私も初めて入るギャラリーで、ギャラリストに聞くと2ヶ月ほど前にオープンしたばかりで、これがギャラリー初の展覧会でもあるそう。
Galerie Bertrand GrimontのCyril Hattの個展。
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これすべて、写真でできてます。それも実物大。展示はされていなかったけど、車とかバイクとかも実物大で写真で作ってましたー。

このあとGalerie Anne de Villepoix行って、えーっとそれからGalerie Eric DupontGalerie Isabel Gounodに行って、そしてGalerie Claudine PapillonのElsa Sahal展を見ました。
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その次には、実は私がどうしても見たかった、という個人的な理由もあってセレクトしたGalerie Marian GoodmanのTino Sehgal/ティノ セーガル展。私が好きで早く見たーい!と思っていたのもありがますが、もちろん横浜トリエンナーレへの参加によって日本でも評判のよいアーティストでもあり、これから美術の歴史をかえていく若手アーティストさんの一人である、ということも考慮しましたよん。
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実際、私が思っていた以上にTさんとHさんは楽しんで、というか「衝撃的です!」とまでおっしゃってくださり、こういう作品って好き嫌いが分かれやすく、見る側が非常に柔軟でいなくてはいけない、少し難しいものでもあるので、「セレクトしてよかったー。」とうれしくもあり、ほっとしました。

お隣さんのJGM Galleryにも入りましたが、ティノ セーガルのあとは魂を抜き取られた気分になるので、集中しづらく、すぐに出ました。こんなときは広めの空間に入ったほうがいいな、と思い、Espace Claude Berriへ。観客のエネルギーをどんどん吸収して大きくなっていくような類いの作品のあとは、小さい空間に入って小さい作品を見るほど辛いことはないですからねー。だから空気の循環しているのを感じたり自然光を感じられる大きめの空間へ移動です。

根っからの商業ギャラリーではないけれど、作品の購入もできるEspace Claude Berri
このブログにも書いたように、フランスを代表する映画監督でありプロデューサーであり、そして現代アートの大コレクターであった今は亡きクロード ベリが去年開いたスペースです。
このフランス人アーティストステファン カレの個展も、クロード ベリさんの死去によって、2週間ほどヴェルニサージュが延期されての開催となりました。

ステファン カレと言えば、ここ最近のフランスアート界の若きプリンスとも呼べるような存在のアーティスト。私は彼のドローイング作品が結構好き。
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壁一面のシルクスクリーンの作品も素晴らしかったけれど、オフィススペースに展示されているドローイングがめちゃくちゃ素敵でした。そうおもったら、これはクロード ベリ コレクションのものなので、購入できないそうです。クロード ベリさすが。いいもん持ってる。

このバスケットボール ヤシの木もステファン カレ?これは好きじゃないな。
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でもステファン カレの個展っていつも「あれ?同じ人の作品?」って思ってしまうような、すごく毛並みの違う作品があるんですよね。でもどれを見ても、「あ、ステファン カレや。」とわかるのがすごい。

それから少し歩いて、と言っても5分ちょっとくらいでしたか、Galerie Frederic GirouxのFraderic Prat展で、一筋縄ではいかない絵画を堪能し、Galerie Chantal Crouselで開催されていた、これまた最近のフランスアート界のスター、Claire Fontaineというグループの個展でバリバリのインスタレーションを見ました。
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お次はGalerie Almine RechのJohn Giorno展、
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アンディー ウォーホルとも親交が深く、有名な「Sleep」というビデオ作品で寝てる横顔の男性がこのアーティストの若かりしときの姿ですー。元は詩人なんですが、近年「ポエム ペインティング」という自分の書いた詩を絵画にするという作品を発表しています。
この人と合わせてGalerie Daniel TemplonのBenの個展を見に行っても面白いな、と思ったのですが、使われているのが日本語でないから微妙かな、と思い今回はこちらだけとしました。

そして同ギャラリー2階では、Matthieu Rousse展と
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今月パリのいくつかの現代アートギャラリーで開催されている、「パリとベルリンのギャラリー交換展覧会」というイベントが行われていました。

このあとちょっと疲れちゃったねー、ということで近くのカフェで一休み。雪吹きすさぶ中をずっと歩いてきたし、芸術作品を見るという行為は思っている以上にエネルギーが要ります。だから暖かい飲み物で、冷えきった体と疲れ始めた目と心にリチャージ。

少し元気になったら、早速ギャラリー巡りに戻ります。
まずはやっぱりここは欠かせない、Galerie Yvon Lambertへ。
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Lawrence Weinerの空間をもったいなく感じるくらい贅沢に使った作品と、Jill Magidの目がちかちかしてしょうがないインスタレーション。
お次はGalerie XippasのValerie Jouve展。
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Valerie Jouveの写真やっぱり力あるなー、と納得させられました。他のアーティストの弱い作品たちと、何がどう違うのかわかりそうでわからない微妙さがまたたまらん。
そしてGalerie Serge le BorgneではMarina Abramovicの回顧展的企画、今まで彼女が手がけてきたパフォーマンスのスチール写真の展示です。

それからGalerie Thaddaeus RopacでAlex Katz展、Galerie Karsten Greveでドローイングのグループ展を見て、そうそうその近くのあるギャラリーでの写真展にも入りました。Hさんが「ここ見てみたい。」とおっしゃったので、入ってみると、写真は男性のムキムキ裸体が大半で、ヴィジターもゲイばっかり。「やっぱりこういう作品はゲイに受けるんですねー。」と言いながらも、なんとなく場違いな雰囲気にあまり長居せずでてきました。

そのあともうひとつ行こうか、ということだったんですが、途中でGalerie Yvon Lambertの本屋さんに立ち止まって、そこに展示されている作品を見たり、本をぱらぱらめくったり、たまたま居合わせたYvon Lambertさん本人に作品について説明してもらったり。


はい。ということで、ここで「ストップ」のお声がかかりました。
見に行くつもりのギャラリーは、前もってたっぷり多めにセレクトしておくのですが、この日は4時間でこれだけ回れました。かなり時間のロスもなく、充実した回り方だったのですが、私が用意しておいたのの半数くらいでしたねー。それも3時間のつもりで用意した数だったから、私がやり過ぎでしたね、、、。
最終的にTさん、ギャラリー巡り中に出会われたある作品もひとつ購入されて、と楽しく充実した一日でしたー。


ギャラリー巡りは「こうこうこういう段取りで、こうしてああして」というように、前もってばっちりプログラムを組むということが非常に難しい、ということをいつも実感します。やろうと思えばできるんでしょうが、日頃かなり計画的に物事を進めたがる私ですが、ギャラリー巡りだけは、そのようなやり方にどうしても魅力を感じることができないのと、それでは全く面白くないじゃない!という思いが強いからです。もちろん限られた時間に巡るギャラリーの数は、お供をさせていただく方たちの体力やその日の体調にもよりますし、その方達がどれくらいの時間を各作品の前で過ごしたいかにもよります。長居してギャラリストと話したりするところもあれば、5分ほどででてきてしまうところもある。そして何よりもまずギャラリー巡りを型にはめることができない理由は、その日ちょうどそこに展示されていた作品たちとの「出会い」であるからです。どんなにたくさんのギャラリーを回っても、何にも出会えないこともあります。「好きだ」でもいいし「嫌いだ」でもいいし「面白いなー」でもいいし「つまらないなー」とか「気持ち悪ー」でもいい、なんでもいいから何かを感じてもらえて、そして自分の中の新しい感情や新しい「何か」を発見してもらえたら、私もお供をした甲斐があるというもの。

だから私のギャラリーガイドは臨機応変に、道を歩いていて気になるところがあれば、それが服屋さんでも本屋さんでもインテリアショップでもギャラリーでも、遠慮なく言っていただいて入ります。そして少しでもしんどくなってきたり集中力がきれてきたら、休憩。時間は分単位で決まっているわけではないし、ギャラリー巡りも3、4時間ほどすると、身体的にも精神的にもかなり疲れてくるので、串カツ屋さん方式で「ストップ」と声がかかったら終了です。



というわけで、みなさん、私の意図が読めましたね、、、。


パリ現代アートツアー、はたまたパリ現代アートギャラリーガイドなど、こんな私にお供してもらいたい!という方は、気軽にメールでご依頼、ご連絡ください。
現代アート好きかもー、というくらいで大して確信の無い方も、現代アート大好きやねん!と言いきれる方でも、少し入りづらいようなギャラリー空間への重い扉を押して、ご一緒に楽しいときが過ごせることを期待してます。


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02/10 04:03 | ギャラリー | CM:5 | TB:0
パリに行くことがあれば絶対頼みたい!!!
hiyuko、私高いでー!うそうそ、普通やけど、hiyukoなら無料に決まってます!
パリいつでもおいでやー。今度、はまちさんが来るよ。
パリでのダンス公演を考えているものですが、
どんな所に自分達の資料などを持っていったら
いいのでしょうか?
今月の21日から一週間、僕以外のメンバーが資料もってアプローチ掛けに行きます。


僕はLaN-T003というダンスチームに所属しています。
僕達は2006年8月から世界一周ストリートパフォーマンスの旅に出て
17カ国33都市を巡り帰ってきました。

今回パリにその時の映像や数々の作品を持っていき自分達を売りに行きたいと思って今回kanaさんに(このブログと)
出会いました。

けして怪しいものではございません。
踊りは怪しいかもです。
ホームページ良かったら見に来てください。
www.lan-t003.com
tomohiroさん、はじめまして。
私はダンスに関してはただの愛好家として見に行っているだけなので、フランスダンス界の内情なんかを知りません。それにブログからもわかるように、有名な劇場に足を運ぶのに必死で、開拓ということができていません。だから、一体ポートフォリオのようなものを劇場に持っていくのは普通のことなのかもよくわからない、というのが現状です。どちらにしても、もしも話を持って行きたいのなら、事前にアポを取るのは必須だと思います。たとえばメールなんかで資料を少し送っておいて、アポを取ったほうが、相手側に対していきなり出向いて「これ見てくれ。」というよりも失礼にもなりませんし、いざ行ってみたけど担当者がいなかった、なんてこともあると思いますから、こちらの時間の無駄も省けると思います。そのほうが話す相手も、tomohiroさんのダンスチームのことに少しの知識を持って挑めるので、良いと思います。どうでしょうか。
あと劇場に関しては、tomohiroさんやメンバーの方たちの好きなダンサーたちが公演しているところを探すっていう感じでしょうか。パリには小さいのから大きいのまで、ものすごい数の劇場があります。
がんばってくださいね!
自慢話に安物の匂いがぷんぷんします。
お宅の台所事情の悲惨さが隠し切れず、読むのが辛くなりました。勝ったふりはやめて下さい。
悲しくなります。
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