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2009年8月備忘録 + 堂島ビエンナーレについてちらり。
とうとう夏の休暇が終わってしまいました。またいつもどおりの彩りの変わらない一年が始まりました。

休暇中の一ヶ月は日本に帰っていました。ずーーっと京都にいたし、九州周遊したり高野山行ったりしたけれど、現代アートとはかけ離れた生活をしておりました。仏像を見て「これは不動明王!」とかちょっと言えるようになりました。ここに書けるようなものは何も見ていません。そんな生活が気持ちよかったけれど、日本滞在もあと2、3日という日に朝から大阪に行って、アート大阪というアートフェアと堂島ビエンナーレとやなぎみわの展覧会を見に行こうと予定していましたが、結局だらだらしてしまってもう何も見なくていいやー、このまま家でだらだら、、、と思いかけたんやけれど、急に「やっぱり堂島ビエンナーレだけでも見に行こ!」となり、その後の予定もあったので一時間もないくらいの駆け足の鑑賞でしたが、終わったあと「やっぱ気持ちいーなー、現代アート観るの。」と清々しい気持ちになりました。ま、その清々しさは「やばい、最近何も見てない。」という罪悪感の反対の感情とも言えるけれど。

でもほんまに堂島ビエンナーレはなかなか面白かった。
私は展覧会に行く時、最初にスポンサーチェックをしてしまう、いやらしい性格の持ち主ですが、このビエンナーレに協賛してる企業が多くて驚きました。まあでも数が多いからって全額が増えるわけでもないし、10万円くらいしか出してくれなくてもまあ、ちゃんと名前を記載しないといけないだろうから、そのへんはなんとも言えませんが。ちなみにこの堂島ビエンナーレは近年開催されたシンガポールビエンナーレを切り取ってそのまま持って来たものらしいです。で、そこで思ったのが、「そんな切り取り展覧会で、お金を出す企業は納得するんや、、、、」ということ。私の記憶に残っている堂島のスポンサーたちは、シンガポールのスポンサーとは違うし、なんかそんなんだけのためにお金出してるんやって気づいたら、なんか残念な気持ちにならないのかなあとふと思いました。私やったらいややけどなあ。それやったらもっと地元のアーティストとかいるやん!ってなると思う。
ま、そんなことはどうでもいいんですが、この展覧会が日本で開催されたのには意義がある程度あると思います。私は日本で開催される展覧会をよく見に行ける状況にはいないので、かなりの予想も入りますが、日本の展覧会って何かときれーなもんとかふんわりしたもんとか、なんかとにかくぼんやりしたもんが多い。作品の雰囲気に包まれてください的なものばっかりで、作品を見ることによってなんかめちゃくちゃ考えさせられたりすることがない。このビエンナーレについての日本のメディアの文章を読んでいるとすぐに「社会批判」とか「政治批判」とかいう言葉が出て来るけれど、全然違うと思う。これらの作品は批判してない。これらの作品は欧米ではないその周辺に生きているアーティストたちによって創作されたものだけれど、どの作品からも「東洋」と「西洋」でもいいし、「中心」と「周辺」でもいいし、そんなんはなんでもいいのやけれど、そういう二つの反対の視点を「見せてくれる」作品が多かった。それらを見て、私たちが各人の心や頭や身体の中でどう発展させていくか、世界中で何が起こっていようと朝から晩まで真面目な顔してのりピーのことしゃべってるだけの国で、どう思うかってことをほんの少しでも頭によぎらせてくれるタイプの展覧会。そういうの日本であまり見れない気がするのは私だけでしょうか。
気になることや書きたいことはいっぱいあるけれど、ちょっとつっこみたいところといえば、会場の照明がやりすぎやったというところ。あまりに素晴らしいスポットライトのあてかたで、全体は深海の底に沈んでいるような気分になる暗い照明。だから各作品がかなりドラマチックに見える、という効果がでていたように思います。特に写真作品とかは普通の壁で見るより3割増くらいになっていると思うので、そこ注意して引き算して見てました。
比較的会場は狭いですが、ひとつひとつの作品たちときっちり対峙できるセノグラフィーになっているので、かなりの充実感がある展覧会。これで入場料1000円は良心的だと思います。

っていまサイト見たらもう終わってるやん!!


あと京都のギャラリーめっちゃちょっとだけ行きました。どこも初体験だらけで面白かった。
一緒に行ってくれた森川君、ミシシッピーありがとう!
「とみおこやまギャラリー」をいつも「こみおとやまギャラリー」と言ってしまっているけれど、それがフランス人であろうと日本人であろうと誰にも気づかれずにいます。そういう風にちゃんと言えない言葉がいくつかあります。


なんもないけど、興味のある方はリストもどうぞ。
展覧会

堂島リバービエンナーレ2009

-Jeu de paume
La planete Parr

ギャラリー

ーギャラリーマロニエ
このみ愛子展 「flood#2」
第三回 今-toki-展 成安造形大学日本画クラス4年生

ー同時代ギャラリー

ーTaka Ishii
ーTomio Koyama
辻直之 「ZEPHYR」

ーeN arts
内海 聖史


映画

ー「La Ciociara」 Vittorio De Sica
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09/09 20:53 | 備忘録 | CM:2 | TB:0
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