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このブログでも何度も紹介してきた「La force de l'art」展。(「2006年の目玉」カテゴリーからどうぞ。)5月2日から設営が始まったわけですが、設営期間中にグランパレに用事があって、現場に潜入することができました!さすがにオープニング前にブログに載せるのは、いくら既に存在していて何度も展示されたことのある作品ばかりの展覧会とはいえ、まずいかなと思っていました。でももうオープニングも終わったし、もういいですよね。
ということでどうぞ!

ここは多分、15人のキュレーターのうち唯一のアーティストであるXavier Veihanのブース。
ここはデザイン中心のCatherine de Smetのブース。
これはGloria FriedmanとBartelemy Toguoが見えるからLorand Hegyiのブースかな?
ナイロンがかかってますが、Stefan Balkenholの彫刻が見えます。そしてそのうしろにはJean-Michel Othonielのガラス細工の船がチラリ。ということはOliver Zahmのブースかな?
これはGerard Garousteの作品ですね。ということはRichard Leydierのブース。この日にはRichard Reydierご本人もブースに最終点検にいらっしゃってました。平面作品中心のブース。
これはNathalie Erginoのブースかな?
そして前回の記事「Yan Pei Ming」にも書いたヤン ペイ ミンの新作であるヴィルパンの肖像!まだ展示位置などキチンと決定していなかったのか、無造作に置いてあるだけでした。この状態では予想以上に迫力がなく、すこし「な〜んや。」という気分になりました。展示によってこの印象がどのように変化するのか楽しみです。Bernard Marcadeのブースかな?
グランパレは1897年から1900年にかけて、「フランス芸術の栄光を称えるための共和国による建造物」として、パリ万国博覧会に合わせて建設されました。
結局100年経過した今回も同じような名目で企画されたこの展覧会。皮肉というかなんというか、このあまりにも素晴らしい建物の中では、どのような展覧会でも見劣りしてしまうでしょう。とにかく感動するほどのガラス張りの天井ばっかり見上げていました。


本当にため息の出るような建築。素晴らしいです。本当に美しい。
しかしこの建物、結構曲者です。設営を終えたアーティストさんのひとりのお話によると、ここ最近とても天気のいいパリ、天井がすべてガラス張りの身廊部分はうだるような暑さになります。そうなると非常に弱いのが平面作品。特にキャンバスではなく紙面上に描かれた作品の状態がかなり危険にさらされます。開催中もきっと良い天気であることだってもちろんあるだろうし、一体どうするんでしょうね〜。そしてもうひとつは、作品搬入のためにトラックなんかもこの身廊部分にガンガン入ってくるわけですが、だから入り口は大開き。ということはもちろん、ハトも入りたい放題なわけです。そのうえハトたちは上へ上へ飛んでいって、この身廊部分の天井のあたりをうろちょろするんですが、天井があまりにも高すぎて人間としても出してあげようがない。そんでもって、ハトが作品にウンコしたらどうする!なんて、みんな困っているらしいです。
フランス人ってどこまでも先を予測して行動しないんだなあって私は笑ってましたけど。アーティストさんや企画者にとっては本当に頭の痛い問題ですね。
さてさて「La force de l'art」展のほうはというと、、、、、
まあ開催前にあれだけ騒がれたわけですが、結局はフツウの展覧会です。思っていたよりもグランパレの身廊部分は巨大ではなく(そうです。私、実は入ったことがなかったのです。)、まあ設営中なのでまだ完璧な状態の展示ではなかったのですが、「あ、こんなもんか」という印象でした。
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2006年の目玉 | trackback(0) | comment(6) |
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comment
Not Subject
ヤン ペイ ミン による、ドビルパンの肖像、 観ました。どうもありがとう。
やばいですよ。やっぱり。。。 よくもやったもんだと思います。
まだフランスのマスコミでは報道されてるのを見たことないですが、なんとも今は、ドビルパン、スパイ疑惑の真っ只中。タイミング悪すぎますよね。でも、世界一の(日本と競る?)不細工男多すぎの国フランスでは唯一の例外、正当派美男といわれていますからねえ。(ちなみに元祖アランドロンを始め美男はみないインポートだぞ)。ドビルパンのファンのリッチなオバサマコレクターお買い上げも期待できるし。さすがヤンペイミン!
難民に近い形でフランスに来て、レストシノワ(中華のレストタン)で違法で働きながら、絵を描いてきたっえ、テレラマに出てましたよ。
グレー基調の色合いといい、マチエールどっさりの質感といい、
伝説のニコラ ド スタール (もう死んでるけど)(窓から飛び降りたらしい。しかし一説では、単なる事故とも)、そうフランスのブルジョワが大好きな抽象画家の作品を思い起こされる!!
関係ないこと長々とごめんなさい。
2006/05/12 22:47 | [ 編集 ]
グランパレ
建物存在自体が一種の芸術作品ですからね。権威を象徴するための大掛かりなインスタレーション。使うという目的でみたら、何かと曲者かも知れませんね。
こんにちは。
グランパレって素晴らしい建築ですね。でも実用的じゃないのは・・・どうなんだろう(笑)絶対ハトはフンしそうだし・・・(汗)現場の方々にとっては色々と頭の痛い問題ですね。
ヤン ペイ ミンの新作、Kanaさん見たんですね。いいなぁ。設営後どのように展示されるか楽しみですね☆それではこの辺で失礼致します。
2006/05/14 12:54 | Mano [ 編集 ]
Not Subject
さん、こんにちは。
そんなにやばいですかね?私はそうは思いませんよ〜。みんな笑って済ますでしょう。日本の政治家なら怒るかもしれないけれど、フランスなんかでは風刺画文化も非常に普及していますし、逆にそんな風に笑ってくれて今回の展覧会のヴィルパン非難のシリアス度が減るぐらいの勢いじゃないかなあと思います。
面白いのは、このヴィルパン、いつもの彼のイメージとは違って、髪の毛なんかもボサボサで、とても疲れているように描かれているところですね。
コメントたくさんありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
ishさん、こんにちは。
そうですね〜。本当にため息が出ました。現場にいる人とも、「素晴らしい建築ですねー。」なんてそんな話ばっかりでした。
私にはタイムスリップしてみたい時代がふたつあるんですが、ひとつは日本の江戸時代、そしてもうひとつは1900年ごろのパリです。グランパレのような建築物が、万博のためにいくつも建設され、万博が終われば取り壊されていたんですから!エッフェル塔もその時代の生き残り。建築風景は現在とは全く違ったものであっただろうし(実際当時の写真を見てもそうですが)、まさにフランスがその植民地時代の権威と栄光(!)を世界中に見せびらかした時代ですね。
Manoさん、こんにちは。
そうですよ〜。見たんですよ〜。開催してからはまだ行ってませんが、楽しみです。出入りするトラックのために門も大開きになっていたんですが、開催中はそれもないし、お天気のいい日だったら、暑いやろうな〜なんて思ってます。
2006/05/15 06:42 | kana [ 編集 ]
Not Subject
Kanaさん、こんにちわ。コメントのお返事ありがとう。名前をという事で、”さん”名乗る事にしました。
ヤン ペイ ミン、金曜の夜のTVに出てましたよね。御覧になりました?なんでも夜十時から3時間に渡って”フランスの現代アートをかんがえる”という趣旨の’番組。業界の早々たるメンバーがゲストで出てましたねえ。ぺロタン氏ってやけにテレビ映りよくありません?
ドビルパン、私、やばいってコメントしましたけど、これって、えーー本当?ってかんじの軽い気持ちからですよ。政治家連中はやっぱり前を素通りして無視みたいだったですね。
番組で、ヤン ペイ ミン が、在仏26年にしては大まかなフランス語で自分の作品の解説をしてくれましたが、さすが、私にもようやく解りました。
”滅びの美学”なんですね。つまり、ブルース リーにせよ マリリンにせよ、(はたまた ドビルパン?)”犠牲者” (Les Victimes)を描くこと、その人物の人生が急転換するその瞬間を捉える、ってのが趣旨。
なるほど。ヤン ペイ ミン、日本でも受けるでしょう。ただキャンバスが巨大なのでどうか?あんまりチャイニーズアートって感じがしませんよね。というか全然。
お邪魔しました。
2006/05/22 09:00 | さん [ 編集 ]
Not Subject
さんさん、こんにちは。
あー、私その番組思いっきり見逃してますね。このあいだ、展示を観に行きましたが、少し薄暗い照明で、まん前に大きいヴィデオ作品があって、ヤン ペイ ミンの存在薄かったです。
中くらいの作品も多くありますよ〜。買えないけど。どうせ。
2006/05/23 04:49 | kana [ 編集 ]
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