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Vincent Lamouroux 「Néguentropie」@ Abbaye de Maubuisson
去年から今年にかけて、初夏に楽しいパリ郊外のアートセンターに行くことから遠ざかってましたが、突然思い立ったようにAbbaye de Maubuisson/モーブイッソン修道院ヴァンサン ラムルー/Vincent Lamourouxの個展のオープニングに行ってきました。

Abbaye de Maubuisson/モーブイッソン修道院とは、パリから電車で1時間半、車で1時間くらいのところに位置するVal d'Oise県にある、その名の通り元修道院をアートセンターにした場所です。
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いつもはセンターがオープニングのときに無料で出してくれるパリからの往復シャトルバスに乗って行ってたんですが、今回は突然すぎてもうバスが満席、仕方なく電車で行くこととなりました。遠足みたいで電車に揺られるのはそれなりに楽しかったけど、やっぱり時間かかったー。
とやっと到着すると、既にスピーチが始まっていて、そのあとビュッフェ。とりあえず食べて飲む。


ヴァンサン ラムルー/Vincent Lamourouxは1974生まれのフランス人アーティスト。ここ10年ほどフランスを中心にヨーロッパ、世界で活躍し、モニュメンタルな彫刻インスタレーションや体験型インスタレーションを発表し続ける若手作家です。

この展覧会に急に「行きたい!」と私を思わせたのは、宣伝用の写真がこの修道院内にできた砂山を作ってる途中の設営風景だったから。まさにヴァンサン ラムルー的なインスタレーション。彼は様々な美術館、アートセンター、ギャラリーで、空間の隅々まで使い尽くし、時にはアミューズメントパークのアトラクションのような、時には建築のスケールを持つ彫刻のような、そんな作品をいつも見せてくれます。
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アーチと柱が均等に連なるひんやりとした修道院の中、このような空間に入ったときにビジターが思わず天井を見上げてしまう高さの感覚、そしてアーチと柱によって分断された同一の核の連続性が与える広がりの感覚は、突如現れた砂山によってすっかり混乱させられてしまいます。またこの上を歩いたり登ったりする私達の動きと時間によって、この砂でできた彫刻は、まさしく浜辺の砂のお城のように常に変化し、修道院の静けさと相まって、まるで遺跡の中にいるような幻覚を私達に与えてくれます。


第二の展示室にはこの巨大かたつむり。というか、かたつむりの家。
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その成長とともに住みかである殻を発達させていくかたつむりと同じプロセスで作られた彫刻。ダンボールを石膏でかためてできています。まあ、ふうん、というか、なんかアニッシュ カプーアみたいやな、というか、それ以上でもそれ以下でもないな、という作品。


そして第三の展示室は最初の砂山と同じ。展示説明を読むと、円形のものが吊るされていたようですが、私はなんにも気づかなかったなあ。
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そんなわけで、毎回展示自体はいくつもいくつも見るものがあるっていう数勝負のアートセンターではないですが、たまにはパリから離れておいしい空気を吸いに行く、数時間過ごす遠足場所として最適です。どの展覧会も今回のヴァンサン ラムルーのようにサイトスペシフィック型の作品を中心にしているし、ここでしか見れない作品、という意味では、オススメのアートセンター。
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もちろんピクニックの用意もしていくと楽しさ倍増ですね。

 



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07/09 00:25 | 展覧会 | CM:0 | TB:0
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