フランスアート界底辺日記//パリの某現代美術ギャラリーでハタラクune petite japonaise(ちっちゃい日本人の女の子)が、ピラミッドの底辺から垣間見るフランスアート界。
2006/06/13 (Tue) キュレーションしたい人はどうぞ!

ブログの更新が非常に滞ってしまいました。
仕事に、お小遣い稼ぎのバイトに、私的な問題に、人助けに、人間付き合いに、そして遊びに明け暮れておりました。精神的にも、泣いたり、笑ったり、悔しかったり、イライラしたり、幸せをかみしめたり、自己嫌悪に陥ったり、満足したり、めちゃくちゃ忙しかったのです。たったの10日間くらいですが、人生いろんなことがありますねー。

このブログがpretty onlineという若い女性向けサイトの「海外暮らしを満喫する」っていうところに紹介されています。ほぼミクシーに今まで書いてきたことの抜粋が使用されていますが、気になる方はこちらからどうぞ。http://www.pretty-online.jp/biteki/0605_2.html

結構前になりますが、Yahooのセカンドライフというページの特選ブログにも紹介されました。もう載ってませんが。それも井出らっきょさんのスポーツコラムと共に。

ひとつ疑問なのは、私のブログってシニア向け?井出らっきょさんのブログもシニア向け?まあいいんですけど。今回の若い女性向けのんも「大丈夫かな?」と心配です。ははは。



はい。そんなわけで私の収集してくるブログネタが溜まりにたまっていて、微妙に時期はずれのものも増えてきて困っています。

今回はかなりホットな情報(ホットってもう死語でしょうか?)。




来年のヴェネチア ビエンナーレのフランス館のアーティストはソフィー カルになったと、このブログを始めた頃に記事にしました。

そのソフィー・カル。1953年生まれのフランス人女性アーティストで、記憶に新しいのは2003年にポンピドゥーセンターで開催されて評判の良かった「M'as tu vue?」展。自身の私生活や他人の私生活を切り取って、写真、言葉、インスタレーション、映画などの媒体を用いて作品をつくります。そんな彼女が現在ヴェネチア・ビエンナーレの展覧会のキュレーターを募集中です。

一体どういうことなのかというと、6月9日金曜日に、一般的には不動産や人材募集に使用される3行広告という形で、ソフィー・カルはこのような発表をしました。


"Sophie Calle, artiste sélectionnée pour représenter la France à la 52e Biennale d'art contemporain de Venise, recherche toute personne enthousiaste pouvant remplir la fonction de commissaire d'exposition. Références exigées. Rémunération à négocier. Anglais courant souhaité. Envoyer CV et lettre de motivation à : scbiennale@galerieperrotin.com/"


日本語意訳
「ソフィー・カル。第52回ヴェネチア・ビエンナーレにおいてフランス代表として選出されたアーティスト。展覧会のキュレーションを行う、ヤル気のある人材を探しています。身元保証(この場合は今までの経歴のことですね。)要。報酬は交渉次第。流暢な英語求む。履歴書とモチベーションを記した手紙をscbiennale@galaerieperrotin.comまで送付。」


このような3行広告はギャラリーのアシスタント募集だって、口コミで行われるフランスアート界にとってはかなり珍しいものです。

ソフィー・カルはまず、これまた超有名イギリス人アーティスト、ダミアン・ハーストに展覧会のキュレーションを依頼しましたが断られ、最近ポンピドゥーセンターに来たときに、「ヴェネチアでは誰をキュレーターに迎えられるのですか?」との質問に答えられずにいたのです。そんなとき、隣にいた友人が彼女に「3行広告を出して募集すればいいじゃん。」と言ったのがコトの始まり。

そんなシャレみたいな話ですが、この募集はいたって真面目なものであるということ。ソフィー・カルっぽいですな。


これを知って、「フランス館だからやっぱりフランス人限定なのかな?」って思ったけれど、彼女自身がまずはイギリス人アーティストであるダミアン・ハーストに依頼したんだから、この場合国籍は関係ないはずです。

日本人キュレーターのみなさん、どうでしょう?



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Not Subject

面白いですねぇ。

アーティストの真面目さが伝わってくる良い記事だと思いましたよ!

2006/06/13 12:15 | takahito [ 編集 ]


Not Subject

日本だと、評論家連盟がキュレーターを選出して。
選ばれた、キュレーターが作家を選出していたと思うけど。

フランスは、手順が違うのですね。
面白い。

2006/06/13 21:12 | kindaa [ 編集 ]


takahitoさん、こんにちは。
ありがとうございます!でもこの3行広告、どこに載ったかがわからないまんまなんですよね〜。ペロタンギャラリーのサイトにも載ってないし。

kindaaさん、こんにちは。
ほ〜。そういう風になってるんですか。ってことはちょっとキュレーターの作品って感じですね。そういえば、キュレーターの名前のほうが記憶に残ってる場合がよくあるし。

2006/06/14 08:02 | kana [ 編集 ]


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Author:kana
パリにある現代美術ギャラリーで下っ端としてハタラク。

京都生まれの京都育ち。2000年5月にフランスはリヨンに来て4年何ヶ月かほど過ごし、2004年9月から現在に至るまでパリに住んでます。

こんなものも書き始めました。
「パリ現代アートギャラリー攻略ブログ」
http://kana-sunayama.iza.ne.jp/blog/
こっちでも書いてます。
SHIFT
http://www.shift.jp.org/

パリ、フランス、はたまたヨーロッパ圏内での展覧会やアート系のスポットに関する取材、インタビュー、執筆など承ります。依頼や問い合わせなどは、お気軽に一番下のメールフォームからお送りください。

フランス人の友人と共に、キュレーター団体をNPO法人としてパリで立ち上げました。
そんなわけでとにかく少しでも多くのアーティストさんたちとの交流を求めています。
「こんな面白いアーティストを知っているよ。」という人は立候補でも推薦でも、気軽にコンタクトください。
(と書いたら、早速たくさんのメールを頂くようになりました。ひとりひとりにお返事ができない状況です。返事がなくても落ち込まないでください、、、。)

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