フランスアート界底辺日記//パリの某現代美術ギャラリーでハタラクune petite japonaise(ちっちゃい日本人の女の子)が、ピラミッドの底辺から垣間見るフランスアート界。
2006/06/27 (Tue) VOLTA show 02



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ART BASELと時期を同じくして、バーゼルで開催されている現代アートフェアは3つ。Liste、VOLTA show、balelatinaがあります。
今回はそのうちの、去年から始まったばかりで今年はたったの2回目である、できたてホヤホヤアートフェアのVOLTA showレポートです。

ART BASEL会場からVOLTA showまで直通の無料の往復バスに乗って15分ほどすると、そこは昔の工場地帯。横には貨物列車用の線路まで横付けされています。これを見たユダヤ人のコレクターがとても衝撃を受けてはりました。ドイツのユダヤ人大量虐殺を思い出すらしいです。ふ〜ん。でもこういう風景ってよくあることない?そっか。彼はアートフェアでもない限り、普段そんな場所に行くような生活をしてないのね。パリの豪華アパートとかサントロペとかしか知らないんだろうな、とココロの中でつぶやいてみたり。工場跡の建物を利用したこのアートフェア。ART BASELのクーラーガンガンリッチっぷりとは大違い。でも私にはこの飾らない感じがとてもおしゃれに見えました。気楽にアートが楽しめる感じ。窓は天井からの明り取りのみ。各入り口はシャッターで開閉。しかし暑かった。

ではでは写真満載、ウンチクなしのレポート行ってみましょう!







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とても小さいのに私の視線を遠くからでも奪ってしまったLiliana Porterの作品。左は壁が彫られています。その彫りっぷりもかわいいなあ。ギャラリーの人がやったんだろうけど、うまくできてます。右は鹿と男の子がチュってしてる。
Espacio Minimoのサイトhttp://www.espaciominimo.com/からこのアーティストさんのページに飛ぶと、もっとかわいいのがいっぱいでてきますよー。束の間、ほのぼのしてください。



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お!こんなところにQuentin Curryがある。
でもおかしいよね。「カレーさん」っていう名前。ちなみに今日のお昼はカレーでした。
どこのギャラリーのか忘れました。



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Marianne Engelの作品がStaubkohlerhttp://www.staubkohler.com/にいくつか。私が良いと思った作品たちは壁にはかけられずに地べたに置かれてました。壁にかけてあるのより良かったけどな〜。でも壁にかけてあるのはもっと大きなサイズ。ということはお値段も高くなるので、ギャラリーとしてはそっちを売っちゃいたいということですね。商売商売!


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Green on Redhttp://www.greenonredgallery.com/のNiamh O'Malleyの作品。写真ではうまく見えないかもしれないけれど、公園の風景はキャンバスに油彩で描かれていて、そこをジョギングをしたり犬の散歩をしたりする人たちがDVDの映像として映されています。なんだかうつろなイメージでとてもきれいでした。


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Cokkie Snoeihttp://www.cokkiesnoei.com/ギャラリーのブースにあった夜景。これはただ単にいろんな色を点として黒く塗ったキャンバスの上に散りばめた作品。うまいことしてあるな〜。


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パリのLoevenbruckhttp://www.loevenbruck.com/からAlain Declercqのダンボールに穴をあけてイメージを作り上げるという作品。現在パリで開催中のグループ展でもバージョン違いを観ました。これもうまいことしてあるな〜。


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この作品は本当にステキだったんですが、アーティスト名を失念し、ついでにギャラリーのサイトで調べてもどうしても誰かがわかりません!残念!ちなみにf a projectshttp://www.faprojects.com/のブースでした。
カメラが左から右へと移動していくことによって、様々な部屋が現れてくる(「トニー滝谷」の撮り方と同じ感じ)んですが、部屋が変わるとその部屋のどこかから大量のピンポン玉が飛び出してきます。写真の部屋は蛍光灯がいくつもあって、そこからピンポン玉がひとつずつ同時に出てくるというもの。次はどこから出てくるんだろうってワクワクしながら待っていて、想像とは別のまったく違う場所から出てきたり、待っても待っても何も結局起こらなくて次の部屋に行ってしまったり、静かでくらーい作品なのに、思わず「ふふふ」となってしまいます。そのギャップがいい!


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こちらはGaleria Enrique GurreroからManuel Cerdaの作品。これらはキャンバスにアクリルで、赤やピンクや黄色などの軽快な色で昔の壁紙のようなキッチュな模様が描かれているのですが、よーく観るとその向こう側にも青や水色で描かれているものがある。何かな〜と思ったら、右の写真のおじさんのように、天井からぶら下げられた3D眼鏡で観てみましょう。そしたら左の写真は黒いベールを頭から全身にまといながら鉄砲を持って叫んでいるイスラム教徒の女性たち。そして右側は、、、、なんだったっけ?あれれ?忘れた?えーーーーーーーーーーーっと、忘れました。多分戦争で武器を持ってる子供とかそんなんだったような、、、。あっれーーー?おかしいなあ。忘れたわ。

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同じギャラリーからSantiago Borja。強く引き込まれる作品でした。


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そしてこれから私のはたらくギャラリーにも参加してくる新人インド人アーティストRina Banerjee。Newman Popiashvilihttp://www.npgallery.com/の個展ブースでフューチャー。良いブースでした。


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日本からの唯一参加のTaro Nasu Galleryhttp://www.taronasugallery.com/exh/index.htmlではKazuna Taguchiの作品が良かったです。写真のような絵画のような、絵画を写真で撮ったような、写真を元に絵画を描いたような、ほんで結局どうなんだ。絵画を写真に撮った作品です。独特の雰囲気を持った作品たちで、パッと見るとくらーい作品のようですが、その前に立つと特に悲しいわけでも哀愁漂うわけでもしんどいな〜というわけでもありません。まず美しい。でもそこからもっと深くは入り込めないような、「私はここにいるから、あなたはそこにいなさい。それ以上は近づかないで。」と言われているような気分になりました。そんな凛とした空気感を漂わせる作品。


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Guild&Greyshkelhttp://www.guildgreyshkul.com/からはう〜んっとこれも誰のか忘れました。

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そしてMaria Robertsonの写真が2点。美しい。


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サンパウロからの2つのギャラリーが共同でひとつのブースを展開していました。LemeとRoesler Hotel
Brigida Balter

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Camilla Sposat

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Richard Galpin
抽象画のどど〜んとした油絵や写真も好きですが、こういうちょこまかした、きちんと仕上げられてるデッサン作品も大好き。そういう意味でステキなブースでした。これくらいの作品なら一点買えるかな〜。でも友達や弟に描いてもらったほうが安上がり?

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この二つの作品、どこの誰だか全くメモしておりません!でも美しい作品でした。特に下のヴィデオ作品は写真ではわかりづらいかもしれませんが、植物に、上空からとてもゆーーーーーーっくりと雫が落ちてくるというもの。こういうのんを居間の中くらいの画面に流してるとおしゃれやろーなー。買えないけど。どうせ、まず超薄型プラズマの画面さえ買えないけど。


さてさて後半ダレタ感アリですが、VOLTAshow02の第一弾レポートどうでしたか?次回は2階編です。お楽しみに!
少しでも楽しんでいただいたら、クリック2回お願いしまーす!
だってお父さんのブログに抜かれそうなんですもん!


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2回クリックしましたよ〜。またおじゃましました。

こちらのVOLTA SHOWの作品は ありったけのお金で全部欲しいぐらいのいきおいです(ないから言えるのかな・・・)

わたしも映像の作品ほしいな〜。ロム見たいなもんを購入するんですか?なんてね。

ちょうど生き向きにブログでポールスミスをUPしようとおもっていました〜。わたしの持ってるバッグはテイトとかいてるだけなんです。

2006/06/27 18:09 | たまごさん [ 編集 ]


この2日間のアートレポートはとっても楽しかったです。
現代アートっていいですね、すごく身近な感じで。
あ、これ好き!っていうのがたくさんありました。
「現代」に限らずアートには造詣が深くないので、
最近はかなさんのブログについていけてなかったのですが、
理屈抜きに楽しかったです〜。

2006/06/27 22:02 | audrey [ 編集 ]


たまごさん、こんにちは。
2回クリックありがとうございまーす。
映像作品は多分DVDを購入するんだと思います。
またよろしくお願いしまーす。

audreyさん、こんにちは。
私もそんなに知らないんで、いっぱいモノを見て吸収して学んでるところですよ。やっぱり写真が多い記事は、みなさんに楽しんでもらいやすいのかもしれませんね。がんばって写真とろー。

2006/07/02 20:56 | kana [ 編集 ]


Hello,
I would like to ask if it is possible for you to remove the wrong picture in the following site about the Volta show made by you:
http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-60.html

I hope it will be possible to remove my name (eelco brand)- or the false image from this page at the following location on the page; gallery cokkie snoei.

This situation is delicate for me because the image shows at my name on Google images.

Thousand thanks!
Eelco Brand

2006/12/18 04:03 | Eelco Brand [ 編集 ]


Dear Eelco Brand,
Sorry, it completely was my faute!!
I have changed this page, but the Google image stays same,,,
I don't know what I have to do more for it.
I apologize to you for being in trouble.

2006/12/19 03:52 | kana [ 編集 ]


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「アート・バーゼル」と同時期にいくつかのアートフェアが開かれていた.「Volt... //satohshinya 2006/08/13 21:35

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プロフィール

Author:kana
パリにある現代美術ギャラリーで下っ端としてハタラク。

京都生まれの京都育ち。2000年5月にフランスはリヨンに来て4年何ヶ月かほど過ごし、2004年9月から現在に至るまでパリに住んでます。

こっちでも書いてます。
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「パリ現代アートギャラリー攻略ブログ」

「読み散らしたら書き散らすブログ」


パリ、フランス、はたまたヨーロッパ圏内での展覧会やアート系のスポットに関する取材、インタビュー、執筆など承ります。依頼や問い合わせなどは、お気軽に一番下のメールフォームからお送りください。

また、フランス人の友人と共に、キュレーター団体をNPO法人としてパリで運営しています。

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