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Pina Bausch 「Rough Cut」
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2006年6月17日から7月4日まで公演されていたピナ・バウシュの「Rough Cut」を鑑賞してきました。

ピナ・バウシュとは1960年生まれのドイツ人振付家。現在、世界で最も有名な振付家と言っても過言ではないでしょう。
でもでもでも、日本語バージョンWikipediaにはピナ・バウシュの記事がまだない!これは驚きです。でもまあみんな英語のほうを見るのかな。
日本語でならということではてなダイアリーのほうから拾ってきました。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D4%A5%CA%A1%A6%A5%D0%A5%A6%A5%B7%A5%E5?kid=9680
オフィシャルサイトはこちら。http://www.pina-bausch.de/

私が観たことのあるピナ・バウシュの作品は、2年前に生まれて初めて鑑賞したコンテンポラリーダンスの公演である「Nefes」。こちらは「そうかー!これがコンテンポラリーダンスというものかー!これがかの有名なピナ・バウシュかー!」という思いが強すぎて、それ以外の感想というものを持つまでにはいたりませんでした。でも「とにかく美しい!」と圧倒されたのを覚えています。
そして映画館でヴィデオ上映されていた「Kontakthof mit Damen und Herren ab '65'」。これは65歳以上のダンサー(プロのダンサーじゃないかもしれません。もしかしたらただのおじいちゃん、おばあちゃんだったのかも。)が1時間踊り続けるもので、とてもとてもとても面白く、「やっぱりピナ・バウシュってすごい!」って思ったのを覚えています。
それから去年観た「Ten Chi」。去年はミクシーに感想を書いたのですが、まずタイトルが「私はピナ・バウシュが好きではないのか?」というもので、「面白くない。」「去年の繰り返し。」などとかなり辛らつなことを、コンテンポラリーダンス鑑賞初心者でありながら書いていました。ちなみにこんなことを書いていました。

いまいち。退屈。「去年もそんなんやったな。」っていうデジャヴの感覚。

衣装も使いまわしてる気がするし、踊りの動き自体も驚かせてくれない。

あのダンスカンパニーに入ったら、きっと女子はピナの許可無しでには髪の毛切ったらあかんのんやろーなーと思います。そんなん契約に書いてありそう。みんな長い髪の毛でそれを振り回して踊ります。去年もそうやって、たまたまやと思ってたら、今年もおんなじような髪の毛の使い方で「もうそれ飽きたんですけど。」

ピナのダンスの女性ダンサーは、女性っぷり満開です。しなやかでかろやか。細くて背が高い。ほんで髪の毛長くてサラサラ、みたいな。衣装はシルクとかタフタ限定でロングドレス、みたいな。去年は彼女たちが男性に持ち上げられながら舞ってるのに感動したけれど、今年もまた同じことの繰り返しで「もうそれ飽きたんですけど。」

まあ、女性ダンサーには2つのタイプがあって、肉薄タイプと肉厚タイプ。そのふたつのパターンの使い分けも去年と一緒。


「Ten Chi」の画像はこちらから。http://www.photo-ap.net/gallerie/gallerie.php?menutitre=ten-chi



そんなわけで、今回のピナ・バウシュ、「これで気にいらなかっったら、来年は見に行くのをやめておこう。」と思っていたのです。
ところがどっこい、これがすんばらしい!
2005年にピナ・バウシュのダンスカンパニーが韓国に滞在して創作された作品で、「Ten Chi」は日本滞在して創作されたものだったので、「またおんなじ極東イメージじゃあないの~ん。」と胡散臭い目で見ていたのですが、1時間続く第一部が終了したときには、既にかなり魅せられてしまっていて、20分の休憩のあと、とても気持ちがほぐれた状態で観たこれまた1時間続く第2部ではぐいぐい舞台に引き込まれていました。終了したときには、コンテンポラリーダンスの公演にしては長い、長すぎるとも言える2時間以上の舞台で、観客は疲れもなく感動の渦に巻き込まれていたのでした。有名な振付家の公演では基本的にみんな拍手をするし、ブラボーの声も多いのですが(有名な人も作品を観れたということだけである意味感動してますから)、やはり本当に素晴らしかった公演では、終わったあと、観客の感動の強さがグングン舞台のほうへ流れていくのを感じるのです。それまでは舞台から強さが観客席へあふれ出してくるのを感じるのですが、その流れが逆になる瞬間。これがもうたまりません。本当に病みつきになる。


隣に座っていたおっちゃんは、「韓国の要素がないよね。」と言っていたんですが、わかってないな~フランス人!そんなことはない!満載です。

キムチを連想させる白菜で埋められるダンサーや、白菜1枚を扇子のように振りながら現れる女性ダンサーたち。シックなのに面白い!

素潜りを連想させるようなダンス。
20060630161804.jpg


オンドル?を連想させるようなお布団と枕を利用したダンス。

などなど、楽しくなるような、そして自分も踊りだしたくなるようなシーンをたっぷり満喫できました。

去年の「Ten Chi」を観て、上記に書いたようなことは、素材として同じように使用されている(長い髪。ドレス。男と女。など)のですが、その組み合わせ方が、韓国的素材とうまく調和していて、私に全く異なった印象を与えたのです。そして何よりの違いは、ダンスがとても力強いものであったこと。これはもしかしたら、ピナ自身が韓国で感じた、どんどん発展していっている国の力強さの現れなのかもしれません。私はダンサーの顔と名前がまったく一致しないんですが、特に2人の背の低い男性ダンサーが非常に素晴らしかったです。そこまでピナ・バウシュの作品を観ているわけではないですが、彼女の作品ではどちらかというと女性ダンサーが主役というような印象を受けるのですが、今回の作品では男性ダンサーにより目を奪われました。

sze_06_roughcut.jpg 20060630161828.jpg bausch2.jpg


あーええもん見せてもらったなあ。
そんなわけで、来年のチケット予約しなきゃ!

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06/30 20:08 | コンテンポラリーダンス | CM:3 | TB:0
そんな有名な振付家がドイツにいるとは知らんかった・・

チケットが取れるかどうかわかりませんが、ぜひ言ってみたいと思います。
こんにちは。御無沙汰しています。Manoです。
ピナ・バウシュって著名な振付家いたんですね~。キムチやオンドルを連想させるダンス・・・聞くだけで面白そうですね!今年中に海外行けるのか怪しくなってきましたけど・・・(泣)一度見てみたいですピナ・バウシュの舞台・・・!

京都オススメスポット教えて頂いてありがとうございました!でも結局、週末に車で行ったせいで駐車場を探すのに時間をとられ、人ごみの多さにやられてしまいました・・・。今度からシーズンオフの平日でないとダメかなぁ・・・と思いました。
とーどーさん、こんにちは。
ピナ バウシュはめちゃくちゃ有名ですよー。アートに興味のある人はみんな知ってる感じ。そういう幅の広さがヨーロッパ人のアートに対する昔からの造詣の深さかなあとも思います。日本だとアートが好き!っていう人たちってそれだけな感じがします。そして知ったかぶり&ウンチクみたいな。もっと広く、表現を楽しめるといいですね。
ドイツだとウッパータールにピナ バウシュの劇団用の劇場があります。本場で是非どうぞ!そこだったら年間に何度も公演が行われているようなのでチケットも取りやすいんじゃあないかなって思います。

Manoさん、こんにちは。
ピナ バウシュは多分毎年くらいの勢いで日本公演を行ってると思いますよ。チケット争奪戦がすごそうですけどね。
京都、いいなあ。でも京都はクルマで移動するところじゃないですね。残念。自転車が最高です。
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