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Djamel Tatah & Fabien
お久しぶりです。


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同じブログランキングに登録していて、「自由に建築と向き合う」というブログをしている父からとうとう直々に電話がかかってきました。
もう6年以上フランスにいるけれど、父から直接電話がかかってきたのは初めてです。それも「ブログ書かへんのか~?」やって。なんやそれ。

7月28日から8月28日まで、ギャラリーは1ヶ月間の夏休みに入りました。だから私も1ヶ月の有給休暇。と言えば驚きですが、この夏休みが終われば、来年の夏休みまで働きづめです。クリスマス休暇もないよ。私には関係ないですけど、フランス人たちはブーブー言ってます。

ということで、私がフランスに来た当初から4年半も過ごしたリヨンで、お友達の結婚式があったのでそれに出席し、4,5日ゆっくりしてきました。来週はパリにいますが、再来週はお友達がフランス南西部に別荘を借りるので、そこにお呼ばれして4日ほど行きます。そして最後の一週間は彼氏とバカンスがかぶるので、どこか行きたいな~と思っています。クロアチアに行く可能性が今のとこ高いかな。

ブログのネタをできるだけ新鮮なものだけにして「ホットなパリ情報」をお届けしたいと思って、このブログを始めましたが、時間がなかったり、書く気が起こらなかったりで、結局書いてないネタが山のようです。それは勿体無いので、もう時期はずれのネタでも私の気に入ったものは書いていこうと思うようになってきました。

そんな言い訳はこのへんにして、今回は、もう終わってしまったけれど(2006年5月18日~2006年6月30日)、Galerie Kamel Mennourで行われていた、Djamel Tatah と Fabienの展覧会について。







Djamel Tatahは、同じような絵(!こんなん言ったらあかん?!)をもう十年以上も描いてるアーティスト。最近はすっかりスターになって、そこらじゅうで作品を目にします。常に、「男」と「女」と「少年」が同じような服装をして、単色で塗りつぶされた背景に、焦点のあわないような目でたたずんでいる作品たちです。何も語っていないように見えますが、作品の前に立つと、様々な感情が語りかけてきます。きっと各作品の前に立つ私たちの性格やココロの状態によっても、それらの人物像の表情や背景や作品がかたりかけてくるものは、どんどん変化していくのでしょう。それがきっとDjamel Tatahの作品のすごいところ。

IMGP0945.jpg



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この作品は展覧会のポスターにもなっています。このポスターを見て、「これ見に行こう。」って思ったんです。ついでにポスターをこっそりはがして家に持って帰ろうかとも思って、周りをきょろきょろしたりしまったけど、やめときました。もうええ年やしな。そんなんしたらあかんな。


IMGP0948.jpg
個人的にはこの絵がとても好きでした。背景は青と紫で塗りつぶされているだけなのに、とても奥深い空間を感じさせるのに成功しています。エドワード・ホッパーの作品に描かれている人物たちを連想させるような女性と構図。美しい。

この日の私は、Tatahの展覧会を見て、なぜかとても悲しくなってしまいました。その日の心理状態がいまいちだったんでしょうか。でも良い作品を観ることができて、とても幸せに感じたことも覚えています。次回Tatahの作品に出会ったときは、悲しく感じない自分でいたいなあって思いました。


それから、Fabienの「Prends le temps(ごゆっくりどうぞ)」という個展。
からくりのおもちゃのような作品が二つ。

Voyage en Amerique, アメリカ旅行
IMGP0938.jpg

右端のレバーをひくとからくりが動き出します。こういうときに動画とかで撮っておくべきなんですよね。すいません。ボールが作品中を動いていって、音楽が始まったり、影絵を利用した映画が始まったり、煙がでてきたり、観覧車が動いたり、人形が踊りだしたりしました。

IMGP0940.jpg
最後にはボールが大西洋を渡ったら、煙の中から小さな自由の女神像が出てきました。写真ではよく見えませんね。

二つ目の作品は展覧会名と同名の作品。
右端のお皿にボールを置くと、そのお皿がゆっくりと上昇していきます。
Prends le temps, ごゆっくりどうぞ。
IMGP0941.jpg
背景には雪が舞っているような映像。


IMGP0942.jpg
船の映像が現れたり。


IMGP0943.jpg
波が打ち寄せる海の映像が現れたり。


IMGP0944.jpg
最後には光の溢れる空の映像で、横に引かれていたカーテンが風で舞い上がります。

これらの映像は音楽とともに替わります。


よくできたからくりのおもちゃと言ってしまえばそれまでですが、作品を前にビジター自身が、何が始まるのかわからないまま、からくりのスイッチを入れると、詩的でノスタルジックな世界が広がり、自分をすこしづつ取り囲み、その世界にどんどん引き込まれていきます。まるで時間が止まってしまって、自分と作品しか存在していないような感覚に陥ります。
青い光のなかに作品たちが展示されていたのも、上記のような感覚を引き出す効果大でした。あっぱれ。「こうやるんですよ~。」ってKamel Mennourさん自身が説明してくれたのも、お高くとまりがちなフランスのギャラリーで、気さくな感じで良いなあと思いました。


galerie kamel mennour, www.galeriemennour.com
60 rue Mazarine 75006, +33 1 56 24 03 63, Contact2@galeriemennour.com
72 rue Mazarine 75006, +33 1 43 25 64 80, Contact@galeriemennour.com



久しぶりのクリック2回お願いしまーす。


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