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Dan Flavin


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夏の間中、毎日のように「ダン フラヴィン行かな。ダン フラヴィン見に行かな。」と思っていた、2006年6月9日から10月8日までMusee d'Art Moderne de la Ville de Paris(パリ市立近代美術館)で開催されているDan Flavinの回顧展に、やっとこさ行ってきました。
ああ、とにかくずっと心にひっかかってたことをやり終えてほっとしています。
フランスで初めて行われた今回のDan Flavinの回顧展。



Dan Flavinとは、1933年にニューヨークで生まれ1996年に死去したアメリカ人アーティスト。1961年から有名なネオンを使用した作品を制作し始め、Donald Juddなどと共にミニマル アートという分野を確立します。
彼は作品ひとつひとつを、彼の尊敬するアーティストやキュレーター、ギャラリスト、友人などに捧げています。
はっきり言ってしまえば、結局様々な色のネオンを組み合わせた現代アートが並んでいるだけなんですが、これが素晴らしいのなんのって。
ダン フラヴィンの作品のテーマは常に「光」。その「光」は展示室を包み込み、そしてそれらを目の前にしている私たちまでもネオンの光であるのに非常に優しく包み込んでくれるです。ダン フラヴィンの色の組み合わせの良さ、ジオメトリックなネオンの構成には本当にため息が出ます。それらは常に、4種類の長さと9つの色のネオンの組み合わせでしかなく、ミニマル アートの持つ性質のひとつである連続性を反映しながらも、これらの50点ほどの作品のひとつひとつが醸し出す独自性は圧巻です。

特に素晴らしかったのは、Musee d'Art Moderne de la Ville de Paris内の扇状の展示室があるんですが、そこにパノラマのように展示された"monuments" for V.Tatlin, 1964-1990の作品群。ダン フラヴィンは1964年から1990年にかけて50ものロシア人constructivistアーティストであるタトリンに捧げる作品を制作しています。
039.jpg
タトリンはこれ作った人。The Third International, 1919-1920。

そしてまた興味深いのはダン フラヴィンがそれぞれのプロジェクトのために描いたデッサンが60点ほど展示されていたこと。数々のデッサンはただの色鉛筆の線が引かれているだけとも言えるものなのに、その簡潔さと美しさ、そして完璧さはひとつの作品として成立していて、これらも素晴らしかったです。

カメラ撮影禁止だったので、写真が撮れませんでした。代わりといっちゃなんですが、こちら。
このサイトは今回の巡回展のひとつであるロンドンのヘイワードギャラリーのものですが、作品紹介が詳しく写真つきで載っています。「works」からどうぞ。
http://www.hayward.org.uk/flavin/

パリにいて、まだこの展覧会に行ってない人は急いでくださーい。

Dan Flavin: A Retrospective
Mus?e d’Art Moderne de la Ville de Paris
11, avenue du President Wilson
75116 Paris
Renseignements : 01 53 67 40 00

Acces
Bus : lignes 32, 42, 72, 80, 82 et 92
Metro : ligne 9 - Arrets Alma-Marceau ou Iena
RER : ligne C - Arret Pont de l'Alma

Horaires
Du mardi au dimanche de 10 a 18 h
Fermeture le lundi.
Nocturne le mercredi jusqu'a 22h pour les expositions temporaires.

Dan Flavin, Une Retrospective :
Plein tarif : 9euros
Tarif reduit : 6euros
Tarif jeune : 4,50euros


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09/18 06:47 | 展覧会 | CM:8 | TB:0
よっとさん、こんにちは。
いいやろー。伊東さんのこと思い出したよ。展示場で。「そういえば伊東さんも言ってたけど、ネオンって熱くならへんねやんなー。」って。
ブログ楽しみにしてまーす。
よっとさんの感じたことをいっぱい書いてねー。
はじめまして、イギリスに住んでいる、ろきと申します。
パリに遊びに行く直前に偶然こちらの記事をみつけ、
念願のダン・フラヴァンを見ることができました。
ありがとうございます!
ロンドンで見逃したのです(←間抜け)。
パリのギャラリーで働いているなんて素敵ですね。また来ます♪
ろきさん、はじめまして。
おお!このブログがお役にたててうれしいです。そのうえわざわざお礼コメントまで頂いて、、、ろきさんいい人ですね。
パリのギャラリーのお仕事は、低賃金肉体労働者のお仕事ですよー。
また来てくださいね。コメントもがんがん!
こんにちは。今更ながらですが、フラヴィンを見てきました。フラヴィンはあまり興味のあるアーティストではなかったのですが、あれだけ1度にまとめて見るとよさがよくわかりました。他の作品と混ざって展示されているよりも、独立して置いてある方がよいですね。
satohshinyaさん、こんにちは。
私もそうでした。ダン・フラヴィン?あのネオンの人?っていう感じだったんですが、この展覧会で圧倒されました。展覧会の、というかキュレーターの力を感じたとても良い展覧会でしたね。
ダン・フラヴィンで調べてこちらのブログにお邪魔しました。素敵なブログですね。

はじめまして。どうもありがとうございます。
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