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さあさあ今年も始まりましたFestival d'Automne a Paris(パリ秋フェスティバル)。今年でもう35回を数えるんですねえ。私はパリに住み始めてまだ3年目なので3回目ですが、毎年とても良いカルチャー体験をさせてもらっています。3年前に恥ずかしながらパリで、生まれて初めて見た歌舞伎(海老蔵のお披露目でした。)もこのフェスティバルの一環でした。このフェスティバルは様々な分野のアート(演劇、ダンス、映画、音楽、造形芸術など)を毎年9月から12月まで、パリで紹介するもの。
こちら公式サイト。http://www.festival-automne.com/newmain_index.php
そのプログラムたるや、すんばらしいもんです。感激。(毎年感激してますけど。)
そして今年の造形芸術部門の目玉が、昨日の夜、オープニングに訪れたErnesto NetoのLeviathan Thotというパンテオン内のインスタレーション(サイト:http://www.festival-automne.com/fr/programme.php?programme_id=79&festival=)。エルネスト・ネトとは、1964年リオ・デ・ジャネイロ生まれのブラジル人アーティスト。2001年のヴェネチア・ビエンナーレでブラジル館のアーティストです。常にナイロン、ポリエステルなどの生地で発泡スチロールや香辛料などを包み込む、オーガニックな形のインスタレーションで知られています。彼はこのような作品を1987年から展開しており、生地の中に包まれた粉末状のものの重力、そして生地自体の持つ軽さ、作品のかもし出す色やフォルムには本当に目をみはるものがあります。
今回は私の「いやー、ネト、香辛料使ってたらいいのにー。パンテオン中カレーとかクミンの香りで包まれてるかな〜。」なんていう期待は裏切られましたが、やっぱりステキ。ちなみに発泡スチロールが真っ白の薄いナイロン生地で包まれていました。そのオーガニックでやさしいフォルムは、不思議なくらいにパンテオンのお堅い荘厳な雰囲気とうまく調和していて、パンテオンという建築物内にこのインスタレーションが展示されているのに、まるでネトの作品がパンテオンやそして観客である私たちまでを抱合してしまったような感覚に捉えられます。
そしてどの視点からもどの角度からも、計算されつくされているのがわかるインスタレーション。
ほんまに素晴らしい。
ほんまに好きやねん。私。
たくさん写真を撮ったんですが、たいして美しい写真でもないんだけれど、うまく選べないので適当に載せマース。
パンテオンどど〜ん。
もうこうやってチラリと見え隠れするエルネスト・ネトに既に気絶しそうに興奮しておりました。でもこの情景の前で、待ち合わせに遅れた彼氏に15分ほど「おあずけ」態勢を強制されました。まるで絵画のように入り口の枠によって切り取られたインスタレーションが本当に美しい。
入り口からはこんな感じで。
側廊からはこんな感じで。
クーポル(丸天井)の下はこんな感じで。
クーポルの真下はこんな感じで。クーポル下の部分だけ、生地がかるくピンク色になってるんです。
クーポルを見上げてみたらこんな感じで。
みんなに「おめでとう。素晴らしいよ。」と賞賛されているアーティストさんはこんな感じで。(白いブラウスの人ね。)
翼廊の上部はこんな感じで。
翼廊の下部はこんな感じで。
これは外が暗くなって、パンテオン内の電気がつくまで、なんだか緑色の電気が5分ほどついていた間の写真。なんだかジャングルにいるみたいな気分。
このオープニングでは、私の働くギャラリーのオーナーやそのグループ(他のギャラリストやコレクターたち)と遭遇してしまい、「カナが来てるわー。彼氏と来てるわー。」と大騒ぎになって、彼らの声がパンテオン中に響き渡り、とっても恥ずかしい思いをしました。「お、おちついてくださーい。」と言ったら、もっと大騒ぎになっちゃった。
Ernesto Neto / Leviathan Thot
Panthéon
Place du Panthéon
75005 Paris
15 SEPTEMBRE au 31 DÉCEMBRE
Métro : Luxembourg, Cardinal Lemoine, Saint-Michel
Réservation : Tous les jours de 10h à 18h
01 44 32 18 00
15 au 30 septembre 10h à 17h45
À partir du 1er octobre, 10h à 17h15
4,80 € (tarif réduit et abonnés Festival) à 7,50 €
Gratuit moins de 18 ans
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comment
私もこの人の作品好き。
2年前にポンピドゥーで見たんだ。
行ってみよう!ありがと:)
2006/09/17 03:30 | shiho [ 編集 ]
shihoちゃん、今年の8月には東京の小山登美夫ギャラリーで、エルネスト ネト展やってたみたいよ。
オープニングは夜で、一般の公開は昼間やから、私が見たのと印象がかなりかわるかもね。昼間やったら、もっと白くて清純なイメージを受けそう。できるだけ天気にいい日に行ったほうが、クーポルから差し込む光がきれいやろうなあと思うよ。
2006/09/17 19:32 | kana [ 編集 ]
いつも楽しく読ませていただいております。
ネトいいですね。
本気出してるっていう感じがしました。
(そうじゃない作品も観たことがあるので・・)
4年前ぐらい前に東京のとあるバーでモーニング娘の曲にあわせて
踊りまくるネトさんを見かけてからはさらに好きになりました。
2006/09/19 14:22 | yuu [ 編集 ]
yuuさん、はじめまして。
どうもありがとうございます。
このオープニングでは、小太りで髪の毛チリチリの男性を見ると、「あ、ネトさん。」と勘違いしまくっていましたが、何故か一緒に行った現代アートなんて何にも知らない彼氏が「あ、アーティストがいる。」と教えてくれたのでした。なんで彼がわかったかっていうと、その5分ほどまでに同じくパンテオン内で上映されているビデオでネトさんが作品説明をしていたからでした。なーんや。
モーニング娘。の曲にあわせて踊りまくるネトさん、いいですねー。でもアーティストって結構ふつうの気さくな人たちであることが多いんやなあと思います。良い小話ありがとうございました。
これからもよろしくおねがいしまーす。
2006/09/21 03:52 | kana [ 編集 ]
私も彼の作品大好きです♪
(恥ずかしながら名前を知りませんでしたが・・・)
パンテオンでやっていたのですね〜!行きたかったです。
海老蔵のお披露目、私も行きましたよ〜。
あのときは日本人の多さにびっくりしました(笑)
2006/10/02 23:19 | k [ 編集 ]
kさん、こんにちは。
この展覧会、まだまだやってますよ!是非行ってください!
海老蔵公演では、花道の真横の一番前の席でした。その年に観に行った数々のスペクタクルの中で、最も感動したのが、日本の歌舞伎だったというのも悲しい現実です。私何やってるんだ、フランスで、、、みたいな。
2006/10/03 06:08 | kana [ 編集 ]
わざわざ下に書いて下さっていたのに!気付きませんでした。いつもおっちょこちょいなもので・・・。よかったです。ありがとうございます。行ってきます♪
歌舞伎、本当によかったですよね。
日本の文化の美しさに感動しつつ、幕間に見たエッフェル塔の姿にすごく存在感を感じて、歌舞伎とエッフェル塔のコントラストにもなぜか感動しました。(笑)
フランスで観れてよかった〜と思ってしまいました。
2006/10/03 19:39 | k [ 編集 ]
本日行ってきました♪かなさんに感謝です!
2006/10/04 05:57 | k [ 編集 ]
kさん、こんにちは。
どうでした?良かったですか?
昼間のステキな写真は私がリンクも貼っているsixちゃんのparis vu par sixからも見れますよ〜。私とお母さんの親子喧嘩もコメントで見れます。はい。
2006/10/12 05:11 | kana [ 編集 ]
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パンテオンの中がこんなことになってるようです
エルネスト・ネトがパンテオンで展示中。日本でも今年個展が開かれたので、ご存知の方... //パリノルール blog 2006/10/12 21:45
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