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読書ブログを始めました。
別にアートと全く関係ないんですが、読書ブログを始めました。

読み散らしたら書き散らすブログ

2月後半のある日にふと「作家と読んだ本のタイトルを覚えておくために、読書ブログをしよかな」と思いついて、その日から読んだ本をとりあえず載せました。あれから1ヶ月しかたってないのに、自分ではもう半年くらいたってるような気分です。思ったより多くの本を読んでいて驚きました。私もしかしてヒマ??
これからどんなに短い記事でも備忘録として読んだ本をアップしていきます。

アートの本に関しては、書きたいことがあればこちらに書きます。そう思わなければスルー。
なぜなら備忘録に書かなくても何を読んだか覚えてるから。

ではよろしくお願いします。こっちも更新しないと。
03/26 23:08 | ワタクシゴト | CM:2 | TB:0
ぬるま湯の中にいても時々心が躍ります。
インターンシップの研修生だったときも合わせて、私が今のギャラリーで働いてからもう3、4年になります。このブログを始めた頃や、そのもっと前の研修生だったときの、毎日感じてた一瞬一瞬の感動やうれしさはどこへやら、もうはずかしげもなく「私は今、ぬるま湯につかってます。」と公言するようになってしまいました。

そんなことを言ったら、2、3年ごとに転職をするような人がうじゃうじゃいるフランスなので、みんな「kanaも転職するの?」と聞いて来る。
いやー、違うな、わかってないな、本当の日本語の「ぬるま湯」の意味を。
別に今の職場がどうとか、仕事がどうとか、同僚がどうとか、そういう問題じゃないのです。
そんなのはどこに行っても一緒だろうなあと思うのです。仕事はどの仕事でもそうでしょうがルーチンなことが多いし、同僚の性格を把握しすぎて、「この状況では次にあの人がこう言うな。」なんて全て読めてしまう。なんの驚きも新鮮さもない。
だからといって、「おーし!ステップアップ!」と意気込んだところで結局は雇われ人ですからねー。
と、勝手に自分で自分の意欲をなくさせたり。
とまあ、大したモチベーションもなく、感情の揺れも「なんでいっつもみんな同じこと言うんやろう!」というイライラくらいしかないような状態で、仕事をソツなくこなしています。

なんでこんなくらいの仕事で、このお給料がもらえて(決して高くないが、ちょっとずつどんどんあがる)、ありがたがられたりするんだろうか?と思う。

もう子供じゃないんやから、誰かにどんどん背中を押してもらうのを待ってたらあかんのや、ということは百も承知してるんやけど、私は「やばい、今の私でこれはできひんかもしれん」と思うレベルのものを誰かから頼まれて、「やばいやばい。ちょっとここはがんばらなやばいことになる。」と焦ったりすることがないと自分のレベルアップがはかれない人間なのです。自分で自分をあげられないっていうのは、これから一生私のハンディキャップになっていくだろうと確信しているので(そこまでわかってるのに!)このへんでこれを自分の中から取り出して、地面に叩き付けて両足で思いっきり踏んづけてやりたいです。
そうや。もうすぐ誕生日なので、これを実行してみます。
ま、毎年、というか毎週くらいの勢いでこれを実行しようとしてるのに、なかなかできない。禁煙やダイエットみたいなもんです。
これが実行できても、多分その対象はギャラリーでのOL仕事ではないと思いますが、まあいいや。

とまあ、ミクシーに書くような日記の出だしになってしまったのは目をつぶってください。こんなことが書きたかったのではない!


そんな仕事中の時間でも、私の心が最初の頃のように躍るときもあるのです。

私のギャラリーでの仕事は本当に多種多様で、「ギャラリーで何やってるの?」と聞かれたらいつも答えに困ってしまいます。
そんな仕事のひとつに、美術館への作品購入提案があります。基本的には美術館の学芸員たちが「次のコミッションで○○というアーティストの作品購入を提案したいんだけど、、、」とギャラリーなりオーナーなりに連絡を取ってくるので、私たちはアーティストと相談しながら、ギャラリーの倉庫やらアーティストのアトリエやらにある作品の資料を作成して提出します。そこから学芸員が選んで値段の交渉も行って、次回のコミッションにかけるために、それらの作品はリザーブされるのです。FNAC(国立現代美術基金)やAmis de MNAM(国立近代美術館(ポンピドゥーセンター)友の会)などの結構オープンなものでない場合、いくらコミッションがあるといっても、価格がきっちり決められてリザーブされた時点でまあ、購入は決定したようなものです。

フランス国内、特にパリの美術館のキュレーターたちはよくギャラリーに来るし、ポンピドゥーセンターなんかはギャラリーのすぐ近くなので、「例の作品見れますよー」と電話したら、すぐに来る。

一番おもしろいのは外国のキュレーターが作品購入のためにやって来るとき。彼らは「やっぱりもっかい見せて。」ってすぐにまた見に来れないから、アポをとったときにできるだけ効率よく、自分の予算にあった、コミッションで通るに違いない作品をいかに多くチェックするか、というのが目的なんだろうと思います。

数週間前から資料を何度か作り直して、そのアポ当日に見せる作品をしぼっていく。選ばれた作品たちがギャラリー地下の倉庫にあるとは限らないから、その日のために運送の手配して、、、となるわけです。プライマリーマーケットであるギャラリーお抱えアーティストさんたちの作品なら、まあそこまでわくわくしないけれど、私の場合、これがセコンダリーマーケットの作品だと一人で勝手にテンションがあがる。セコンダリーの場合はもう美術史の一部になっているようなアーティストの作品が多いから、それぞれの作品が制作されてから今まで歩んできた歴史とか、その作品が美術史上、またはそのアーティストのキャリア上、どういう位置にあるものなのか調べたりしなきゃいけない。このブログのタイトル通り、私はアート界の底辺を支えるアシスタントでしかないので、別に私がオラオラと学芸員に説明するわけじゃないけれど、そういう過程が、学生の頃文献ばかりで本物に触れることができずにやっていたことを思い出して、ちょっと興奮する。というか普段のOL生活を少し忘れられる一瞬。作品の現在の持ち主にももちろん連絡するわけで、それがよく読んでる美術批評家だったりしたら、興奮倍増。

もちろんこのへんまででも既にいつものルーチン仕事から少し解放されてるので十分やりがいはあるんです。やっぱりルーチン仕事から抜け出すには私にはセコンダリーが一番です。

でもやっぱり一番は、キュレーターが来て作品を見せるとき。
わざわざそのために開催中の展覧会を休みにするわけにはいかないので、展覧会に大きな影響を及ぼさない程度に1、2点はずして、小さいスペースをつかって問題の作品を壁に立てかけたりして見せます。それぞれの作品の良さが出るように、私は私なりに考えて、でもできる範囲で作品を並べておきます。
私に「うわ。この人すごい。」と素直に感動に近い気持ちを持つキュレーターが何人かいます。そういう人たちは、最初に一点ずつ見て、少ししたら、さっさっさっと作品の並びをかえる。大げさなことは一切せず大げさなことは一切言わない、ただ、並びをかえるだけ。でもそれだけで、いきなりぱーーーーっと周りが明るくなって、作品それぞれに光を放たせ浮き上がらせることができる人たち。
そういう人たちがたまにいます。

そしてそういうキュレーターたちはお金をうまいこと見つけてくるし、値段交渉もこちらが思わずうなってしまうほどうまい。
なにからなにまで魔法使いみたいです。
作品を遠くから見るときも、近くで見るときも、少し手を触れるときも、「ああ、この作品にはこういう見方があったんや。」と横にいる私に発見を与えてくれます。なんだか神懸かったような。

そういうときに私は「今日あれが見れたのはこの仕事やってたおかげやなー。」とギャラリーで働き始めた最初の頃のような気持ちを取り戻すのです。



なんかすごく長くなってしまった。
他にも心躍ることを書きたかったのに、もう疲れたのでまた次回。



ぬるま湯に浸かりすぎてふやけてきた私をこれからもどうぞよろしく。


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03/19 02:47 | ワタクシゴト | CM:8 | TB:0
いやったああああーーーーー!!
いまさっき、私が友人と共に運営してるNPO団体(フランスではアソシエーションと呼びます。)のキュレーションチームのプ、プ、プロジェクトに!!「私たちのプロジェクト」に!!!企画者側からのオッケーが出ましたー!
うれしい。うれしすぎる。
まあこんな大げさに言うほど大きいプロジェクトじゃないんですが、でかい展覧会の一環ですごいとこでできるんです。って言っても私たちのプロジェクトは本当に小さなものなんですが、ほんまにうれしーよー!これのために徹夜したり、友人と喧嘩して落ち込んだり、なんか始まる前の時点で既にたくさんのことがあって、「別に返事がNOでもいろんなこと学んだし、大きな前進だ。」とえらく謙虚なこと考えてたんですが、OKだって!
それもなんかえらい褒められたし!
キュレーションって何だ、結局アーティストの作品を見せるだけじゃないのん、と卑屈になっている場合ではない!
これをバネにいろいろやるぞーーー!

ブログとかアソシエーションとかお金にならないことばっかりやってるけど、私。ということには気づかずがんばります。毎月決まった給料が入ってくる仕事があって良かったー。
アーティストさんにお金がいくようにいまから資金集めがんばりまっす!ふんがっ!

そんなノリノリな私にクリックお願いしまーす。


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11/19 03:39 | ワタクシゴト | CM:6 | TB:0
FIAC前日
この2週間ほど、明日から始まるパリのFIAC (Foire Internationale d'Art Contemporain/国際現代アートフェア)準備やあさってから始まるギャラリーでの展覧会準備や、どんどん目の前にたまっていく日頃の仕事や、来月の展覧会の準備や、はたまた仕事とは別にNPO団体としてやっているキュレーター活動のせいで、頭がパニック状態です。

私は自分のことを非常に打たれ強い人間だと思っていて、精神的に極度に弱ったりすることはありません。めちゃくちゃ卑屈なところがあるので、すぐに卑屈な考えをしたりするけど、はたからは見えないでしょう。

し!か!し!この私が、先週は精神的に大打撃を受けまして、本当に参っておりました。
以前一緒に働いていた元同僚と呑みに行ったときにも、「かなが「精神的にやばい、」っていうの初めて聞いたから今日会うの怖かったくらい。」と言ってました。

ま、一応解決というか、今となっては「問題がこの時点で浮上して良かったなー。」と思えるので大丈夫です。っていうかそう思えるところが、私のどこまでも図太いところでしょう。

仕事は仕事やし、やらなあかんことはわーわー嘆こうが「しんどい」と叫ぼうがやらなあかん。じゃあ何が世の中で一番難しいかと言えば人間関係以外ないなーと実感したのでした。相手が話し合えるヒトで良かった。

そんなこんなでも毎年FIACはやってきます。
月曜日は13時間も働きました。まあ日本では普通かもしれません。今日も一日中動き回って残業して、「やばい!ボスに殺されるー!」と思うようなこともありましたが、まあ私のせいではないと逆に諭され、「あなたはほんまによくやってるよ。」とお褒めの言葉までももらい、なんとかやってます。

今年のFIACはアメリカやイギリスからの有名ギャラリーも結構参加していてなかなか面白そうです。そのうえ土曜日は働かなくてもいいので、offのサテライトフェアも覗いてみたいと思います。

水曜日はFIACのヴェルニサージュ、木曜日はギャラリーのヴェルニサージュとディナー、そして金曜日と日曜日はブースにはり付いています。来週のベルリンでのフェアの準備できてるんかなあ?と心配ですが、私の担当はFIACなので、ベルリンのためにできてないことには気づかないようにしようと思います。そういうとこはフランス式個人主義で!


DSCN1670.jpg
写真は設営がどこもほぼ終了した今日のグラン パレでの一枚。横の段ボールが邪魔ですけど、一応Kamel Mennourギャラリーのブース。最近フランスでの活躍が目覚ましい日本人アーティスト、川俣 正さんの作品。

川俣さんのこういう作品を見ると、「あー、商業ギャラリーのお抱えになると、「売れる」作品作らはるんやなあ。」と思います。全く悪い意味ではありません。だって川俣さんのは誰でもが買いやすい作品じゃないですもんね。


FIACは経済恐慌の煽りをあまり受けませんように。


忙しい今週の私の目標は、「毎晩お化粧を落とす。」
非常にレベルの低い目標のように思えるかもしれませんが、普段からお化粧を落とすのが面倒くさくて仕方がなく、すぐに忘れたふりしてソファに寝転がる私にとっては、かなりレベル高めです。でも疲れたときほどそういうのちゃんとしないともう若くないですからねー。
達成できるんでしょうか。


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10/22 07:45 | ワタクシゴト | CM:6 | TB:0
バカンス満開
とうとう!!先週の金曜日でギャラリーが1ヶ月の夏休みに入りましたー!
ということで、まあ週末は勘定に入れず、今日月曜日から9月3日まで、5週間とちょっとのバカンスに突入!
今日は朝から美容師さんに来てもらい、友達に貸してもらった大好きな「きょうの猫村さん」を読み、
それから映画を二本見て、「そっかーいまバーゲンしてるんやー。」と1ヶ月ほど遅れで気づいて一年くらい買ってなかった靴を購入。いまさっき電話がかかってきたので、いまから友達と一杯ビールをひっかけにいってきます。
あー、素敵すぎる。今週末は友人の結婚式でボジョレーに行って、そのあとは8月4日から9月3日までみっちり日本で夏を過ごすので、今週はとりあえず展覧会に行きまくり、たくさん見ているような気になっていたけど、実はそうでもなかったアントニオーニの映画と、最近「この人すごい役者さんやったんや!」と再発見したアラン ドロンの若いときの映画をせめて一日一本は見に行って、パリを満喫したいと思います。
学生のときはこんなことを毎日やってたなー、自分が全然前進してないようで焦りに焦っていたけれど、あんなにいろんなものを観てひたすら食いついて吸収しまくっていたことは、今になって時間の無駄じゃなかったと思えて嬉しいこのごろです。

内容のない日記ですが、どうぞ私のバカンス突入を祝ってクリックお願いします!!


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猫村さんが好きすぎてどうしようもありません。
  

私が感嘆してしまったアラン ドロンの映画はこれ。原題と邦題が違いすぎてスルーしてしまいがち。


今週パリでの上映を何本見つけられるかな、アントニオーニ。

07/29 02:27 | ワタクシゴト | CM:6 | TB:0
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