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「今年の目玉」第3弾。
2006年3月19日付けのle monde(ル モンド)紙に、ビュスタモント発言問題(http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-6.html参照)でも記事を書いていた美術批評家Philippe Dagenが、何故このグランパレでの展覧会がここまでの議論を呼び起こしているのかをうまく説明していました。
今回はその記事について。
ではどうぞ。
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このあいだ書いた記事「今年の目玉 http://kanaparis.blog59.fc2.com/blog-entry-13.html」、2006年5月に開催されるグランパレでのフランス現代アート状況を総括する展覧会に関して、結構反響がよかったので今回もそれに関する記事。
今日は、MAGAZINEというサンジェルマンデプレ界隈で無料配布されているおしゃれな情報誌の、2006年2月3月Numero23号に掲載された、Eric Troncy(エリック・トロンシー:Centre d’art Le Consortium - Dijon (ディジョンにあるアートセンター、ル コンソートリアム(ここもすばらしい現代アートのプログラムを企画することで有名。草間弥生さんも回顧展を開かれたことがあります。))の共同ディレクターであり、美術評論家)の、アンチ・グランパレ陣に対する痛烈な攻撃の記事について。
彼は選出された15人のキュレーターのうちの一人でもあります。
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フランス現代アート界ではもう何年も前から、世界的な現代アート行事での、フランス人現代アーティストの参加人数の少なさを嘆く声が聞こえています。
そんなフランス現代アート界にとって、今年2006年5月というのはみんなが期待と不安に包まれながら待っている時期です。
2005年10月に行われたFIAC(Foire Internationale d'Art Cotemporaine:現代アート国際フェア 世界的に有名なアートフェア)のオープニング・パーティーでの、現在フランス中で学生達がデモを行っているCPE(Contrat Premier Embouche:若者雇用法)問題で窮地に立たされているフランス内閣総理大臣のヴィルパン氏の演説から始まりました。
ここで彼は、現在のフランス現代アート界の実情をなんとかするためにも、2006年に今日のフランスにおける現代アートを世界に紹介するような展覧会を開き、フランス政府が現代アートに力を入れていくことを約束しました。
このヴィルパン氏。アメリカがイラク戦争を始めたときに、「フランスは参加しません!」という素晴らしい演説を行ったことによって、世界的にもその名を知られるようになったわけですが、この人きっと、演説上手なんですね。だからFIACの際にも、現代アート界は彼の演説を聞いて喜々としました。
しかしその何週間か後には、2005年のFrac(Fonds Regional d'Art Contemporain:地方立現代アート基金)の予算が激減されたのです。
そんなわけで皮肉も含めて「ヴィルパン展覧会」とも呼ばれる行事があと1ヶ月ほどで始まろうとしています。
今回はそんな展覧会に関する話題。
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